イギリスに待望の大型ニュー・セレブ登場した。その名はナターシャ・ベディングフィールド。シングル「シングル」「ディーズ・ワーズ」が全英チャートでいきなり大ヒットを記録(後者はNo.1!)し、デビュー・アルバム『アンリトゥン』も全英初登場No.1を記録。彼女の兄ダニエル・ベディングフィールドもイギリスではトップ・アイドルとして活躍していたから、これで兄妹揃っての成功となるが、ナターシャの成功は“七光り”によるものではない。そのことは「ディーズ・ワーズ」が全英チャートNo.1中に実現した日本でのコンベンション・ライヴでの彼女のパワフルなパフォーマンスでも証明された。圧倒的な歌唱力にポジティヴ・ヴァイブのキャラクター。それだけで充分にスターになる素質を備えていたのだ。そんなナターシャを直撃した。
──昨日のショウは素晴らしかったです。
ナターシャ:アリガト!
──お兄さんのダニエルが『トップ・オブ・ザ・ポップス』(イギリスの人気音楽番組)で歌っているのを聴いたとき、「上手いシンガーだな」と思っていたので、あなたも期待していたのですが、それ以上でしたよ。ああいうコンベンション・ライヴは、口パクでゴマかしたりするケースも多いのに、そういう手に逃げずにとてもパワフルな歌声を聴かせてくれて圧倒されましたよ。
ナターシャ:とにかくライヴが大好きなの。間違ってもいいから、生、本物がいいわね。
──シンガーを目指したのは何歳の時?
ナターシャ:家族が音楽好きだったので、歌いはじめるのは自然の成りゆきだったの。作曲は12歳の時にはじめて、そこから今に至るの。
──その時に目指したシンガーは?
ナターシャ:“自分らしく!”ってことを考えていたから、特にないかな。代替って効かないと思うもの。“マドンナになりたい”と思っても、誰もなれないわけだし。声を楽器みたいに使って、エモーションを表現することに興味があるの。
──好きで聴いていたアーティストは?
ナターシャ:ブランディにローリン・ヒル、スティーヴィー・ワンダー、ビョーク、ジェフ・バックリーあたりね。
──デビュー前のキャリアは?
ナターシャ:スタジオを持っている友達がいたので、そこで曲を書いたり歌ったりしていて、そのうち書いた曲が人に歌われたこともあって。で、18歳で大学に行ったの。良い歌詞を書けるようになりたかったから。で、音楽に専念するために大学は辞めて、バイトをしながら活動してたらレコード会社との契約が決まったの。
──ダニエルが2年前に成功した時、ベディングフィールド家はどんな感じだったのですか?
ナターシャ:そりゃ盛り上がったわ。大事件よ! 家族としては最大限に応援してたわ。知らない人から電話がよくかかるようになって困ったけど(笑)。
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『アンリトゥン』 BMGファンハウス BVCP-27068 \2,000(tax in) 1. ジーズ・ワーズ 2. シングル 3. アイム・ア・ボム 4. アンリトゥン 5. アイ・ブルーズ・イーズィリー 6. イフ・ユーアー・ゴナ… 7. サイレント・ムービー 8. ウィーアー・オール・マッド 9. フロッグス&プリンセス 10. ドロップ・ミー・イン・ザ・ミドル featuring ビザール from D12 11. ワイルド・ホース
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