【対談】大澤敦史(打首獄門同好会) × ぶう(えんそく)、異文化交流ツーマン<REACTION>の可能性を語る「対極にあるはずなんですけど“おもしろい”が共通項」

2026.07.13 21:00

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■それぞれの界隈が自我を貫き通して
■それが混ざり合うのもおもしろい

──今回の<REACTION>では赤羽ReNY alphaのLEDパネルが活躍しそうですね。ところで、そもそも赤羽ReNY alphaにはいろいろなジャンルのアーティストが出演していますが。

岩﨑店長:はい。ルイード系列のライヴハウスはいろんなジャンルのバンドさんに出演してもらっているのもあって、以前からずっと、多様なジャンルのバンドをごちゃ混ぜにしたいという気持ちはあったんです。ただ、初めてヴィジュアル系のライヴを見たときは、やっぱりカルチャーショックでしたよ。

ぶう:ロック界隈に比べたら、ライヴの光景がものすごく形式張っていますよね、ヴィジュアル系は。

岩﨑店長:そこがひとつの壁になっていると言えるけど、逆も然り。入り込むことができればすごく楽しいとも思うんです。

ぶう:僕が知らないだけで、ロックバンドにも“型”みたいなものはあるんですか?

大澤:ヴィジュアル系のライヴを初めて観たときは、桁違いに統率の取れた動きにビックリして。“あの中に混ざるには、ノリ方を知らないと気まずい”みたいな印象はありましたよね。だから、ロックバンドに形式みたいなものがあったとしても、難易度が全然違うと思います。いちおう“サビはみんなでこうする”みたいな傾向とかはありますけど、基本的には自由ですね。

ぶう:今回のツーマンで言うと、打首の曲をバンギャルの子たちが聴いてどう落とし込むかですよね。ヴィジュアル系のお客さんってすごくて、どこで覚えてくるのか、曲を聴けばだいたいノリ方がわかるんですよ。きっと、「打首の曲をヴィジュアル系のノリでやってみて!」と言ったらできると思う。

大澤:ヘドバンの文化も違いますもんね。たとえば、ロック界隈は髪を結ぶのがマナーだけど、ヴィジュアル系は髪を振り乱してナンボですよね。だから、フロアを見ているとどっちのバンドのお客さんかわかっておもしろいです。でも、両方の文化に通っていて、“今日はこっちのモード”っていう人もいるかもしれない。

ぶう:ロックバンドのお客さんは、“楽しみ上手なんだろうな”って僕は思ってます。好きに自由に乗って周りと違ってもいいっていうのは本来の音楽の在り方だけど、難しい部分もあると思っていて。僕なんかは誰かのファンだったりライヴハウスのお客さんとして観ていた経験がないから、いきなり「好きに楽しんでくれ」って言われてもできない。きっと、初めてクラブに来た人みたいになる(一同笑)。その点ヴィジュアル系は、みんな同じ動きをやってるのが安心感につながる部分もあるだろうし、“これをやっておけばいい”って自信も持てますよね。一方で、ロックバンドのお客さんの“好きに自由にやれる”っていうのは完全に強みですよね。ある種、ヴィジュアル系とロック界隈との違いがあるからこそ、振り切れる良さもあると思うんです。

岩﨑店長:視点が違うのがおもしろいですね。

大澤:やっぱり界隈が違うとアプローチも違ってきますしね。ここにアイドルが混ざると、なおさらおもしろいですよ。“ウチの曲で、あまり見たことない形の光がスゲェ動き方してる!”みたいな(笑)。ライヴにおけるアイコンがそれぞれにあるんですよね。


──アーティストサイドが、それぞれのジャンルの良さを理解し合ったり、受け入れていくことが、岩﨑店長のおっしゃった“ごちゃ混ぜにすることで生まれるおもしろさ”かもしれません。

ぶう:異文化交流を前面に打ち出していれば、最初から受け入れてもらえそうですよね。

大澤:ここまでわかりやすく異種格闘技を謳っていると、ある程度趣旨を理解してくれているお客さんが、この日来てくれるでしょうから。

ぶう:なんなら打首のお客さんには、ロックバンド流でえんそくを楽しんでほしいですもん。

大澤:確かに、それぞれの界隈が自我を貫き通して混ざり合うのもおもしろい。

ぶう:お互いが社会科見学みたいな感じで。見よう見まねで“えんそくを楽しんでいるごっこ”をしてもらっても、きっとおもしろいと思います。バンギャルはロックバンドのライヴの景色を見て“自由でいいな”って思うだろうし、逆にロックバンド界隈のお客さんは“ヴィジュアル系すげぇな。また今度ライヴ行ってみようかな”なんて。そういう行き来があったらいいなと思うんですよね。

岩﨑店長:そういう意味では、せっかくシリーズとしてやっているので、このイベント自体も赤羽ReNY alphaを飛び出して、大きな会場で開催できるようになるのが夢でもあります。

大澤:乱暴な混ぜ方をしないと出会わない人ってたくさんいますからね。きっと、こういう機会がきっかけになって、“このバンド、ロック界隈側に呼んでもいいんじゃない?”って気づいた人が広げていくと思いますよ。ヴィジュアル系にまさかおもしろい枠のバンドがいるとは、まだみんな気づいてないだろうから、出会わせたいんですよ。それこそ、えんそくには率先して別界隈に“遠足”してもらって、巻き込んでいきたいですよね。しかも、その都度手応えをしっかり残せるタイプのバンドだと思っているので。

岩﨑店長:こういうふうに広がっていけば、結果、音楽業界が盛り上がると思うんです。

ぶう:ファンの皆さんにも、異文化交流を楽しんでいただきたいです。まぁ、ライヴなんて楽しければなんでもいいですからね!

大澤:そう!それ!

文◎平井綾子

 

■<ReNY presents 2man live series REACTION vol.3>
8月25日(火) 東京・赤羽ReNY alpha
open18:00 / start19:00
出演:打首獄門同好会/えんそく
▼チケット
前売 ¥6000 / U-25 ¥3000 +1D
・一般:https://eplus.jp/sf/detail/4529590001-P0030001
・U-25割:https://eplus.jp/sf/detail/4529620001-P0030001
※U-25割チケットは入場時に身分証確認

 

■打首獄門同好会 イベント出演情報
▼<Regenerate Tour>
7月11日(土) 千葉・千葉LOOK SBE
▼<OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL VOL.15>
7月25日(土) 秋田・男鹿市船川港内特設ステージ
▼<OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2026 -THANKS 10TH GIGA->
08月01日(土) 大阪・舞洲スポーツアイランド
▼<DAIENKAI 2026>
08月02日(日) 東京・東京ガーデンシアター
▼<LuckyFes’26>
08月08日(土) 茨城・国営ひたち海浜公園
▼<銀幕一楼とTIMECAFE presents「今年も対バンしてみよう!2026」>
08月10日(月) 東京・池袋harevutai
▼<RISING SUN ROCK FESTIVAL 2026 in EZO>
08月14日(金) 北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ
▼<ReNY presents 2man live series REACTION vol.3 打首獄門同好会 × えんそく>
08月25日(火) 東京・赤羽ReNY alpha
▼<SABLE HILLS PRESENTS「FRONTLINE FESTIVAL 2026」>
08月29日(土) 神奈川・CLUB CITTA’
▼<水曜どうでしょう祭 UNITE 2026>
09月06日(日) 北海道・大和ハウスプレミストドーム
▼<TREASURE05X 2026>
09月12日(土) 愛知・蒲郡ラグーナビーチ
▼<おぼろっく 2026 ~TSURUGA MUSIC FESTIVAL~>
09月12-13日(土-日) 福井・福井県敦賀市金ヶ崎エリア
▼<RINGO MUSIC FES. 2026>
09月19-20日(土-日) 青森・弘前市りんご公園
▼<風とロック芋煮会 in September JAM>
09月22日(火/祝) 福島・猪苗代スキー場ミネロ
▼<Karatsu Drop Festival 2026>
09月26日(土) 佐賀・唐津市・虹の松原海水浴場
▼<TOKYO CALLING 2026>
09月27日(日) 東京・渋谷複数会場
▼<レ・ロマネスク生誕記念ツーマンリサイタル>
10月14日(水) 東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

 

■打首獄門同好会<ライブハウス&ホール ワンマンツアー 2026-2027>
10月03日(土) 沖縄・桜坂セントラル
10月04日(日) 沖縄・桜坂セントラル
10月10日(土) 岡山・CRAZY MAMA KINGDOM
10月12日(月/祝) 大阪・GORILLA HALL OSAKA
10月17日(土) 石川・金沢EIGHT HALL
10月18日(日) 東京・恵比寿LIQUIDROOM
10月25日(日) 北海道・札幌PENNY LANE 24
10月31日(土) 福岡・福岡DRUM LOGOS
11月03日(火/祝) 愛媛・松山WstudioRED
11月21日(土)  秋田・秋田Swindle
11月23日(月/祝) 宮城・仙台GIGS
11月27日(金) 東京・Shibuya LOVEZ
12月03日(木) 広島・広島JMSアステールプラザ大ホール
12月14日(月) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)
12月20日(日) 新潟・新潟テルサ
▼2027年
01月09日(土) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール
01月16日(土) 宮城・仙台市民会館
01月24日(日) 愛知・名古屋フォレストホール
01月31日(日) 福岡・福岡国際会議場メインホール
02月07日(日) 東京・SGC HALL ARIAKE ※ツアーファイナル

 

■<えんそく無料有料2DAYS×10都市ツアー「ボクラの21世紀改造事件」>
07月10日(金) 石川・金沢AZ ※無料
07月11日(土) 石川・金沢AZ
08月11日(火/祝) 埼玉・埼玉会館小ホール ※無料
08月12日(水) 埼玉・浦和Narciss
09月25日(金) 北海道・札幌SPiCE ※無料
09月26日(土) 北海道・札幌SPiCE
10月17日(土) 宮城・仙台MACANA ※無料
10月18日(日) 宮城・仙台MACANA
11月14日(土) 福岡・福岡DRUM Be-1 ※無料
11月15日(日) 福岡・福岡DRUM Be-1
12月18日(金) 大阪・心斎橋BIGCAT ※無料
12月19日(土) 大阪・心斎橋BIGCAT

 

 

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