【インタビュー】ハク。が見つけた自分たちの音…4人で歩む白い地図のその先へ

2025.10.11 12:00

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日本での活躍はもちろん世界からも注目されているアーティストがゲストとして登場、MCを務めるNagie Laneのmikakoとのアーティストトークに花を咲かせるミュージックプログラムinterfm「TOKYO MUSIC RADAR」が、毎週火曜日よる9時30分から放送されている。

今回やってきたのは、2025年9月にメジャーデビューを果たしたばかりのハク。から、あい(Vo, G)とカノ(B、Cho)のふたり。高校の同学年で結成された4人組ハク。は、そのままメンバー全員が音楽系専門学校へ進学し、プロとなったガールズバンドだ。

メジャーデビューが決まり大きな船出を飾ろうとしているハク。の魅力を、mikakoとのトークセッションから紐解いていこう。

   ◆   ◆   ◆

──(mikako)透明感のある歌声とエネルギッシュなサウンドで注目を集め、9月にメジャーデビューしたハク。ですが、元々は4人とも同級生なんですよね?

あい:みんな同い年なんですけど、カノ(B)となずな(G)が同じ高校で、私(Vo)とまゆ(Dr)が同じ高校なんです。当時、高校生限定の「楽器を教えてあげますよ」みたいなサークルで出会いました。

──(mikako)そこで意気投合したんですね。

あい:そのサークルの先生に、「パートがちょうどいい感じに分かれているし、1回バンド組んでみたら?」って。

──(mikako)それでデビューするんだから運命ですね。ちなみに「ハク。」というバンド名の由来は?

カノ:その時に音楽性も決まっていなくて、どんなジャンルかも決まってないし、ただオリジナルをまず1曲作ってみようみたいなところから始まったので、「なんか、なんでもできるよね」とか「何色にも染まらないでいようぜ」ということでハク(白)という名前をつけて、サークルで組んだから「。(サークル)」を付けて「ハク。」です。

──(mikako)9月にめでたくメジャーデビューしたわけですが、いつ頃から「よし、音楽で生きていくぞ」となったんですか?

あい:以前所属していたレーベルからお声かけを頂いたときに、「これは結構真面目にやっていかないと」っていうか、「こうやって見つけてくれる人がいるんや」っていう驚きが1番最初だったんです。最初はよくわかっていなかったんですけど、2年目、3年目と徐々に「これやっていかなあかんな」という風に変わっていった感じです。

カノ:私もそうですね。元々全然違う仕事をしようと思って高校に入っているので、大学に行くつもりだったんですけど、高2でハク。を始めて高3ぐらいから「周りの状況が変化してきてるな」みたいな。

──(mikako)何が変わってきました?

カノ:そのレーベルからもいろんな協力をしていただいて、「聴いてくれる人の数が増えてるぞ」みたいなところから、「どうしよう、でも楽しくなってきちゃったな」と思って、専門学校に進みました。自分たちも頑張れていたので、「このままやっていこうかな」って思いました。

あい(Vo)
カノ(B)
なずな(G)
まゆ(Dr)

──(mikako)おふたりのルーツなんですが、どういう曲を聴いて育ってきたんですか?

あい:私がバンドを組んで曲を作るようになって、言葉としてルーツだと感じるのはサカナクションです。山口一郎さんの歌詞って、難しい単語を使わずに自分の言葉でオリジナリティーを出しているのが、すごく魅力的だなと感じて、最初に山口一郎さんから衝撃を受けました。

──(mikako)カノさんは?

カノ:ちっちゃい頃から聴いていたのはORANGE RANGEで、周りで鳴っていた音楽がそれでした。バンドをしたいとかベースを始めたいというきっかけではないんですけど、でもずっと聴き続けているので影響を受けてたりはするのかな。ベースを始めてからは、アジアの音楽なんかも聴くことが増えています。

──(mikako)そもそもベースを始めたきっかけは?

カノ:高校の部活で何をしようかなって思っていた時に、同じクラスのなずな(G)が「軽音部入るから一緒に行かへん?」って誘ってくれたのがきっかけで。家族も音楽していて楽器とかライブとかが身近にあったし、そうやって誘ってもらったんで、1回行ってみよっかな、みたいな感じで。

──(mikako)自然な感じなんですね。あいさんが歌うようになったきっかけは?

あい:中学校の時の吹奏楽部の延長線…と言うか、音楽は続けたいなと思っていたので、軽音部のある学校を調べて入学したんです。

──(mikako)吹奏楽では何を?

あい:パーカッションでした。受験期に初めてアコギを持ったんですけど、そこから「ギター/ボーカルっていうのもちょっと楽しそうやな、1回やってみようかな」って感じでやりました。

──(mikako)曲作りは皆さんで?

あい:基本は私が作詞作曲をするんですけど、デモをメンバーに投げて想像してもらいつつ、やり取りしてスタジオで合わせて最終的に出来上がっていくっていう流れで。

──(mikako)楽曲のインスピレーションはどこから受けたりするんですか?

あい:私は自分が体験したことを書くことが多くて、良くも悪くも感情がガっと動いた時に歌詞がわーっと出てくるタイプなんです。書き留めておいたりもするんですけど、書き出しただけで、その出てきた歌詞を一生使わないこともあるし。

──(mikako)詞先(編集部註:楽曲制作において、メロより先に詞を書くこと)なんですね。

あい:…でも、色々なんです。最近は、タイアップとかもいただく機会が多くて、そういう時はオケを先に作って、先方のリクエストのイメージを歌詞に乗せたり。詞と曲を両方書く時もあるので、すごい気まぐれです。

──(mikako)そうやって曲の種ができて、それをメンバーに投げるんですね。受け取ったカノさんは?

カノ:「めちゃくちゃいいやん」ってなりながら、「でも、ここはこうした方がいいんじゃない?」って言えるようになってきました。「この感じって、ちょっとそのジャンルには違うよな」って言うことで違ったものがちゃんとできたり。でも、あいちゃんの作ってくる曲が1番いいと思っているのは最初から変わらずですね。あいちゃんの曲とか歌詞が好きすぎて、普通に1リスナーとして聴いてます。自分も弾いていますけど(笑)。

──(mikako)意見がぶつかったり割れたときはどのように解決します?

あい:話し合いですけど、カノと私が意見の多いタイプ。他のふたりの意見が少ないわけじゃないけど、「今じゃなくてもいいよ」みたいな感じで話をします。

カノ:そうね。曲に関しては「これはどういう意味?」「これはどういうふうにやったらいい?」「この楽曲イメージは?」って聞いたり、「こういう人のこの曲イメージ」みたいな話をしますね。あいちゃんが、リリースする曲とライブでのイメージを分けて送ってくれたりとかもあるよね。

──(mikako)自然と大事なことを共有できているんですね。

カノ:できるようになったのかな。

──(mikako)そういう道のりを経て、ね。

あい:もどかしい時もあったよね。喧嘩になりきらないみたいな。

カノ:「この指摘をするのは今じゃない」みたいな、そういうターンは結構あった。女子あるあるというか、「ここだよね」「うん、今じゃないよね」とか相手のその時の状況を見たり、曲を作る人と、それを受け取ってさらに大きくしていく人とのイメージの共有が大事だよねっていう時に、状況を見てね「今だ。全員で頑張って伝えてみようぜ」みたいな、誰か1人が悩んでたりしたら救い上げるようなことは結構ありましたね。

あい:2年前ぐらいに、魚釣りにも行ったよね。

──(mikako)素敵な話ですね。

あい:私たちってマジメやね。多分

カノ:本当にそうだと思う。自分ができひんことはこの人に任せようとかできる。

──(mikako)そうしてハク。は、9月10日リリースのシングル「それしか言えない」でメジャーデビューしたわけですけれど、メジャーデビューの率直な感想はいかがですか?

あい:私は嬉しいし、すごく大きいものなんですけど、でもまだなんて言うんだろう「メジャーデビューした、ヤバい」っていう感じじゃないというか、…平常心、平常です。

カノ:確かに。こんなこと言って怒られたら申し訳ないんですけど、全然変わらない気持ちというか、これまでもリリースしてきたけど、「メジャー」って付くだけでこんなにたくさんの皆様に構わってくれるんやっていうのが大きな感想。今は、自分的には全然何も変わらない気がしてます。

──(mikako)1番最初に報告したのは?

カノ:私は家族です。「ちょっと体制が変わりそうなんだよね」「次ここから出すんだよ」って言ったら、家族が調べたみたいで「え、メジャーやん」みたいな感じで言われた記憶がある。

あい:家族には言ったんですけど、レーベルにいろんなアーティストが所属していることはわかっても、それがメジャーとかメジャーじゃないとかわかってないんで(笑)。ただ「おめでとう」って言ってくれた。

──(mikako)いいですね(笑)。自分たちがメジャーデビューを知ったときは?

カノ:体制が変わるタイミングで「次のリリースはここからです」みたいな話になった時に、ここからリリースするっていうことはそういうことですか、みたいな感じ。「皆さんおめでとうございます。メジャーデビューです」みたいなんはなかった。そういうことになるねっていう感じ。

あい:でも、スタッフが「ハク。の日(8月9日)にメジャーリリースすることを発表するんだけど、これどう思う?」みたいな気持ちの確認をしてくれたよね。

──(mikako)いろんな景色を見るうちに、徐々に「これがメジャーってことか」ってなるかもしれないですね。

あい:気持ちはそのままですけど、関わってくれるスタッフさんも増えて、人数が増えるってすごい負担なことなのかなって思っていたんですけど、すごく話しやすいし楽しいよね。今は「楽しいものなんだな」って思えてます。

──(mikako)いい環境ですね。ここだけは変わりたくないというポイントはありますか?

カノ:気持ちや届け方は絶対変えたくないですね。大人っぽくはなりたいんですけど、やっぱり自分自身でいたいと思っています。

──(mikako)ファンとの距離感も近めのままで?

カノ:「いつでも会えます」というわけではないんですけど、どうやったらみんなに身近に聴いていただけるかは、大事にしていきたい。いろんな人に聴いてほしいですけど、「ここに来たら安心するよね感」はもっと届けたいなって思います。逆にリスナーの皆さんがどう思っているかは聞いてみたい。

あい:私は4人から生まれる空気感が音となってみんなに届くと思っているので、色々大変なこともあるかもだけど、自分たちの中にある自然のものっていうのは、変わってほしくないなって思います。

──(mikako)それがハク。の魅力ですね。デビュー曲の「それしか言えない」はどういうことを意識して作られた曲ですか?

あい:最初に「それしか言えない」というサビがあったんです。普段は適当に歌うことが多いんですけど、この曲はそのフレーズに決まっていて、「じゃあ、それしか言えないことを書こう」っていうところから。

──(mikako)「それしか言えない」というフレーズから引き出されたものなんですね。

あい:そうです。歌詞はレコーディングの前日ギリギリまでやってました。その時の気持ちや積み重なった思いもあるんですけど、言葉ではうまく言い表せないものってみんなの中にもあるかなと思って、言葉にできないことを叫べる1曲になったらいいなっていう気持ちを込めて作りました。

カノ:そのレコーディングの前日の夜、みんなで同じ部屋に泊まってたんですよ。で、「私ちょっとさき寝るわ、おやすみ」って、寝ようと思って目つぶってたら、リビングの方からボソボソボソボソ、なんか早口が聞こえて「何やってんかな」と思って(笑)。次の日レコーディングに行ったら歌詞が完成してて、「これね」みたいな。でも歌詞を見て「あいちゃんだな」って思ったし、「それしか言えない」というタイトルですけど、私には深堀りしなくてもスッと入ってきた内容で、それを含めて初めて聴いた瞬間の衝撃はでかかったですね。

──(mikako)この曲が持っているパワフルさやエネルギー、重さと疾走感は、これまでのハク。とはまた違った魅力がありますよね。

あい:そう、ライブでも本当に楽しくて、この曲はどう歌っても正解な気がしているんですよ。

──(mikako)いいですね。そんな楽曲を引っ提げてデビューを果たしたハク。ですが、休みの日とかはどうされていますか?

カノ:遠征先のオフ日とかは2・2で分かれてそれぞれしたいことしてるよね。片方は映画を観に行くとか、片方はご飯食べに行くとか。普段もスタジオ終わりに「ちょっと買い物ついてきて」とかご飯とか。お昼一緒に食べたりとかは結構してますね。1回ユニバ行ったことあるな。みんなで年パス買って。

──(mikako)めちゃくちゃいいなあ。いつもは2・2になることが多いんですか?

カノ:地方で「ご飯食べに行こう」ってなった時に、私となずなはその土地の有名なものとかを食べたいんですけど、まゆとかあいちゃんは「マクド行ってくるわ」とか。「うどん有名やのに、食べた?」って聞いでも「食べてない」って(笑)。そういうのありますね。

──(mikako)土地土地の有名な食べ物とか気にならない?

あい:気になってなかった…んですけど、最近4人で行動することが多くて、付いていくのが増えてきたので「なんか楽しみ方間違ってたな」って。

──(mikako)(笑)、音楽以外の趣味って何かありますか?

カノ:最近は、4人でガチャガチャとかハマってる。

──(mikako)ガチャガチャ?

カノ:サービスエリアとかで全員ガチャガチャのところに集まって、ラインナップ確認して「これ欲しかってん」「え、可愛い」「うちも」みたいな、ガチャガチャの共有とか結構してる(笑)。

──(mikako)私、最近お茶犬のガチャガチャやって、めっちゃときめいちゃって。

あい:わー、お茶犬懐かしい。

カノ:私はモンチッチやってたり、まゆはたべっ子どうぶつ。

あい:まゆ、大好きやんな。「かば出ろ、かば」って言ってんのにキリンが当たって…でも愛でてますよ(笑)。

──(mikako)みんなで趣味を共有している感じがいいですね。皆さんには自由奔放な雰囲気もありますけど、逆に決まり事みたいなものってありますか?

カノ:…自由奔放な感じで決まり事は、ないよな。ナチュラルに「これやったらあかん」とかは自然な流れで決まってたりとかはするんですけど。

あい:でもあれや、「ライブ前にラジオ体操する」。

カノ:それ確かにそうだわ。

──(mikako)ライブ前にラジオ体操?

あい:気持ちを整えるというのが1番大きいんですけど、でも普通にやったら周りに迷惑なので、「人がいない時に1.5倍速でちっちゃくやる」っていうのが決まり。ライブの直前にやります。

カノ:「気持ちを整えよう」プラス「みんなで合わせようね」みたいな感じの理由でやっているんですけど、まゆ1人だけ暴走してたりとかします(笑)。「速いよ」「ちょっとちゃうんちゃう」みたいな。で、あいちゃんが「まゆー、合わしてー」って(笑)。

──(mikako)かわいい。

カノ:決まりごとにしているはずやのに自由なところもあるよね。で、ちょっと変わったラジオ体操をしてまして、「シャー」っていうハク。独自の部分があるんですけど…。

あい:腕を伸ばすところで、爪を立てて「シャーッ」って。

カノ:まゆは、それだけは完璧にやってくれるんですよ(笑)。

──(mikako)おもしろい。ハク。のひととなりが見えてきました。逆にお互い「ここ意外だな」って思う面はありますか?

あい:私はカノに対してあります。私はすごく虫が苦手なんですけど、カノは全然大丈夫。「うわぇ、虫ーっ」ってなったときに、カノは「ほんまやな」ってティッシュでさっと取ってくれる。もう、リスペクトですね。

──(mikako)怖くない?

カノ:いや、なんかね、イケる虫とイケない虫はいるんですよ。ちっちゃい方が無理で。

──(mikako)え?

カノ:そうなんですよ。アリンコとか無理だし苦手。でもGとかムカデとかは平気。

あい:もう大感謝。

──逆にカノさんからあいさんに対してはありますか?

カノ:結構ありのままを出してくれているので特にはないんですけど、最近麻辣湯にハマっているらしくて、そんなイメージは今までなかったんですけど、リピートして食べてて「そういうとこあるんや」みたいなんは最近思ったりしました。

あい:うん。「何食べたい?」って聞かれたら「麻辣湯」。

カノ:最近、それしか言わない(笑)。

──(mikako)好きなものにはぐっと行くということなのかな。

カノ:でも、意外でしたけどね。幅広くいろんなものを吸収できるイメージがあるんで。麻辣湯だけ一生言ってるかも、みたいな(笑)。

──(mikako)おいしい?

あい:美味しいです。美味しい。ファミレスとか行っても麻辣湯。なんでやろな。

カノ:だから私もそれに感化されて、結構行ってたりとか。なずなが辛いのが好きなんで、4人で「麻辣湯、食べたいよな」とかいう話は結構してますね。

──(mikako)いいですね。そんなハク。は、先日カナダでのライブを行ってきましたが、カナダに行くと決まったときはどういう感想でした?

カノ:カナダでライブ…?みたいな。行ったことないし、誰も英語も喋れなくて。そこだけが不安。

あい:でも、まゆは結構はっきりしてるタイプだから、ちゃんと言い切るんですよ。知っている英語でちゃんと伝えきるというスキルがあるので、強いと思います。

──(mikako)そして10月から12月にかけては日本各地でライブがありますね。

あい:もうでっかい○になる瞬間っていうか、円になる瞬間だなって捉えています。お客さんと繋がるという意味で。

カノ:私は爆発してるというか、爆発した心は出せる場所だなとは思っています。ステージ広いし「暴れられるなー」って。

──(mikako)その思いを出し切りに行くぞっていう気持ちかな。

カノ:そうですね。みんなが気付いているか、届けられているかはわからないですけど、曲ごとによって表情を変えた時に、それが表現できる場所なんです。顔も見えるし曲も聴けるし、私は意識して表情を変えたりしているので。

──(mikako)カノさんの顔は注目ですね。

カノ:今も見られてるよね。顔芸がすごい、面白いみたいとか言ってくださるんですけど、「顔芸じゃないよー」と思いながらも、「頑張って伝えます」っていう気持ちではあります。

あい:ハク。のライブは、いつの間にかすっと心の中に入って掴まれているようなライブなんじゃないかなって思っています。みんなそれぞれに強い思いはあるんですけど「みんなを取りに行きます。おいで」とかじゃなくて、すごくナチュラルな感じで届けているなっていう印象があるんです。「自然の延長線の炎」というか、そんな感じがします。

カノ:ライブでは音源とまた違った表情が見えるような曲が多いと思うので、踊りながら聴いていただくもよし、身体を揺らしているだけでもいいし、すっごい暴れ狂っていただいてもいいなと思ってます。前に行きたかったからバーって走り出しましたみたいな感じもいいなっていう。目で観て耳で聴いて楽しめるライブをお届けできると思うので、自由に受け取っていただけたら嬉しいな。

──(mikako)そして、2026年3月にも東名阪ツアーが。

カノ:これは、新しい曲ももちろんお届けできるんですけど、全公演ワンマンツアーですので、新旧いろんな曲をできるかなって思います。初めてのクアトロなので、そこで皆さんといい空気感を出して、大きな○を作れたら嬉しいなと思っております。

あい:みんなで掛け声とかできる楽曲も増えてきているので、みんなで一緒に歌ったり手拍子したり、そういうこともこれまで以上にできたらいいなって思ってます。

──(mikako)今後の活動も楽しみですね。

あい:私は、やっぱ地に足付けてかっこよく、だけど幅広く、大人の人も子供の人にも広がるバンドになれば嬉しいなって思ってます。

カノ:私は今、ハク。の道を選んでいるし、メジャーになったりとかひとつひとつを選んでいっていることが、「それを続けてて良かったな」って思えるようにしていきたいです。バンドとして変わっていくものと変わらないもののをいい感じに取りながらも、変わらないものは信念を貫くしかないと思っているので、今決めたことを大事に大事にできれば、それが楽曲にも繋がってライブにも繋がっていくと思ってます。そういうものをお届けしたいので、ブレない心はバンドとして4人で持っていたいと思っています。

カノ、mikako、あい

インタビュー◎mikako(Nagie Lane)
文・編集◎烏丸哲也(BARKS)

New Digital Single「夢中猫」

10月15日(水)リリース
※WEBアニメーション「うごく!ねこむかしばなし」主題歌
https://tf.lnk.to/PataPataCat

「それしか言えない」

2025年9月10日リリース

<”GO”対バンツアー編>

2026年2月5日(木)福岡LIVE HOUSE OP’s
2026年2月6日(金)岡山CRAZY MAMA 2nd Room
2026年2月13日(金)仙台MACANA
2026年2月20日(金)金沢vanvanV4
OPEN 18:30 / START 19:00
¥4,000 https://eplus.tickets/haku/

<GO-東名阪クアトロツアー編->

2026年3月4日(水)渋谷CLUB QUATTRO
2026年3月6日(金)名古屋CLUB QUATTRO
2026年3月13日(金)梅田CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
¥4,000 https://eplus.tickets/haku

◆ハク。オフィシャルサイト