【インタビュー】Massage Attackが語る、自由なロックンロールの成り立ち

2026.02.05 22:00

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最新の音楽事情や魅力的なJ-POP~J-ROCKを紹介するinterfmの音楽ラジオ番組「TOKYO MUSIC RADAR」のゲストとしてMassage Attackが登場した。

2024年に結成された4人組ロックンロールバンドMassage Attackは、メンバーそれぞれが作詞作曲を担い、楽曲ごとにボーカルが入れ替わるという自由度の高いスタイルで、ライブハウスを中心に注目を集めている存在だ。結成からわずかな期間ながら、その動きは海外シーンの関係者の耳にも届き始めている。

今回はYamamo(G, Vo)、Yujiro(B, Vo)、Oi!(Dr, Cho)の3名に集まってもらい、バンド結成の経緯から音楽性、最新アルバム『1,000,000,000 Attack』に込めた感覚、そして2026年に思い描く未来まで、等身大の言葉で語ってもらった。もちろんお相手は「TOKYO MUSIC RADAR」のMCを担うNagie LaneNagieのmikakoだ。

ロックンロールを名乗るワケ、その根底に流れる感情と日常が、会話の端々から立ち上がってくる。

Oi!(Dr, Cho)、Paono(Pf, Vo)、Yujiro(B, Vo)、Yamamo(G, Vo)

──(mikako)2024年に結成された4人組ロックンロールバンドMassage Attackから、Yamamo(G, Vo)、Yujiro(B, Vo)、Oi!(Dr, Cho)の3名です。

Massage Attack:よろしくお願いします。

──(mikako)メンバーそれぞれが作詞作曲を手がけ、楽曲ごとにボーカルが入れ替わるという自由度の高いスタイルが特徴で、作詞作曲した方がボーカルをとっているんですよね?

Yamamo(G, Vo):そう、そうです。

──(mikako)前回の番組(https://barks.jp/news/1041463/)で2026年注目のバンドとしてVEGAS PR GROUPのローレン・ローズ・コーカーさんが一押ししていたバンドが、Massage Attackだったんですよ。

Yujiro(B, Vo):え?それ、なんで教えてくれないの(笑)。なんで伏せてたんですか?

──(mikako)つい先週のことだったので…連絡ミスかな(笑)?

Yamamo(G, Vo):それは放送されていたってことですか。

──(mikako)そうです。番組でもMassage Attackで盛り上がっていたんですよ。2024年始動ですから、まだ活動1年ちょいっていうことなんですけど、そもそも結成されたきっかけは?

Yamamo(G, Vo):元々自分とPaonoがミシンズっていう別のバンドをやっていたんですけど、そのバンドがあえなく解散というか消滅しまして、ミシンズで誘われていたライブに出られなくなったんで、穴を開けちゃうのもどうかなということで、急遽、Oi!とPaonoに声をかけてバンドを始めたのがMassage Attack。で、ライブハウスとの会話の流れで、そのライブから2か月後ぐらいにワンマンライブをやるって事がなぜか決まっちゃって、で、その時にYujiroを誘いました。

──(mikako)凄いエピソードですね。Yujiroさんとは元々知り合いで?

Yamamo(G, Vo):これまた別のバンドのギターの弟の同級生だった。Yujiroはもう5年ぐらい前からかな、ソロ活動をしてて。

Yujiro(B, Vo):そう、5年前。

Yamamo(G, Vo):それでネットで観たんですけど、インスタで連絡したんです。

──(mikako)音楽活動をしていく中でたどって出会った人たちなんですね。Yujiroさんはソロ活動を?

Yujiro(B, Vo):そうです。今もしてます。

──(mikako)Massage Attackというバンド名はどうやって決まったんですか?

Yamamo(G, Vo):近所のスーパーの2階の婦人衣料品みたいなところでブラブラしてた時に、マッサージスティックっていう謎の商品があって、マッサージ器具なんですけど、それを見た時に「マッサージアタック」という言葉が頭の中で思いついたっていう感じ。

──(mikako)それはバンドを組む前?

Yamamo(G, Vo):そうです。「マッサージアタック」っていうワードだけが頭の中にあって、で、急遽ライブが決まったんで、バンド名をどうしようってなった時にあれでいいやと思って。メンバーも「それいいじゃん」って感じ。

──(mikako)すんなりと決まったんですね。

Yamamo(G, Vo):でもバンド名変えたいなって思って、何回かみんなにも言ったんだけど、結局変えるに至らず、今までだらだらと。

──(mikako)Massage Attackが結成されるに当たって、メンバー間の音楽的な共通点やバックグラウンドというのはどんな感じですか?

mikako、Yamamo(G, Vo)、Yujiro(B, Vo)、Oi!(Dr, Cho)

Yamamo(G, Vo):俺目線で言うと、Yujiroは彼の1枚目のアルバムを聴いた時に、めっちゃソウルのライブ版みたいな、オーティス・レディングの『Live in Europe』のオマージュみたいなのとかやってるじゃんと思った。「こんなやついるんだ」っていうのにびっくりしたというか、「しかもひとりでやってるんだ」みたいな。あれ、10人ぐらいいないとできないのに、ひとりで家でやるとは。

Yujiro(B, Vo):そんなこと思ってたなんて知らなかったんで、結構嬉しい(笑)。

──(mikako)Yujiroさんは最後にお声がかかったということですが、元々彼らの音楽にシンパシーを感じたりしましたか?

Yujiro(B, Vo):なんかすごいロックンロールな感じだった。誘われた時は、僕はあんまロックンロールは聴いてなくてテクノとか聴いていたんで「大丈夫かな」って思ったくらいっすかね。

──(mikako)だけど加入した。

Yujiro(B, Vo):僕はずっとソロでバンドとかや演ってこなかったんで、だから楽しいかなと思って。実際楽しかった。

──(mikako)いいですね。Oi!さんは?

Oi!(Dr, Cho):僕は高校の軽音部の時はTHE BLUE HEARTSのコピーとかパンクをやってて、そのミュージシャンたちはどういうのが好きなんだろうと思って、どんどん古い音楽をたどっていったって感じです。

──(mikako)それぞれにルーツや演ってきたことも違いながら、Massage Attackというバンドでは各自どんな役割分担になっているんですか?

Oi!(Dr, Cho):そんなにないか。なくはないか。

Yamamo(G, Vo):でも、連絡はPaonoがしてくれる。僕らインディーズで特にマネージャーとかいないから、スケジュールの管理とかマネージメント的なことPaonoがやってくれている。それくらいかな。

──(mikako)リーダーとかも…別にいない?

Yujiro(B, Vo):ないない。

──(mikako)話し合いの先陣を切る役目は?

Yamamo(G, Vo):んー、…それもPaonoかな。

Oi!(Dr, Cho):話し合い…そうだね。

Yamamo(G, Vo):普段一番話をするPaonoが今ここにいないから、ちょっとそわそわしてたりします。いたらいたで何を言い出すかわからないからソワソワするけど(笑)。

──(mikako)皆さんはそれぞれ個々でも活動しているとのことですが、Massage Attackだからこそできることってどういうものですか?

Oi!(Dr, Cho):アルバムにある曲の通り、あんまりスタイルが決まってないというか、いろんな曲ができるというのがあって、各々が適当に「こういう曲あるんだけど」って合わせられるバンドがMassage Attackかなって思ってます。気楽にできます。

──(mikako)素敵ですね。

Yujiro(B, Vo):僕は今までずっとソロでやってきたんで、自分の頭だけでアレンジとか考えなきゃいけないところでやってきたんですけど、バンドを組んでいろんな人と意見が出せたり「こういうアレンジもできるんだ」とか、人の力を借りるようになったのがこのバンドにいる意味かな。

Yamamo(G, Vo):それぞれの持ち物の違いとかでいろんなことがずれていって、そのずれが「いいな」って思えるところかな。あとね、ギターを弾いてて楽しい。音がスカスカでいいなとか、そういうところも楽しんでます。

──(mikako)いいですね。皆さんそれぞれにときめいていらっしゃいますね。

Oi!(Dr, Cho):楽しいです。

──(mikako)Massage Attackは曲ごとにボーカルが変わっているわけですが、そのスタイルっていうのは最初から決めていたんですか?

Yamamo(G, Vo):いや、決めていたわけでもなくて、自然な流れでそうなっていったっていう感じですかね。

──(mikako)曲を作った方が歌うという。

Yamamo(G, Vo):そうですね。それが当たり前みたいになった。話し合ったことはないよね。

──(mikako)アルバムのラインアップはどうやって決めたんですか?

Yujiro(B, Vo):アルバムの曲は「こういう曲を作ってきたよ」っていうよりも、それぞれのストックから出した感じ。

──(mikako)Massage Attackはいわゆるロックンロール・バンドと紹介されますけど、自分たちではどういう音楽性のバンドだと思っていますか?

Yamamo(G, Vo):自分らが聴いてきた好きなバンドとかいろんな曲がそれぞれにあるじゃないですか。人によって違うものを聴いているし、割とその場その場のノリで弾いていたり叩いていることもあると思うし、結構ごった煮な部分もあるかな。どういう音楽性でやろうとか話し合ったこともないし、自分らの音楽はこうだとかという話をしたことはないね。今んとこないよね。

Yujiro(B, Vo):ない。てか、これからも多分ない。やりたい曲をやる、みたいな。

Oi!(Dr, Cho):そう。やりたい曲をやるっていうのがすき。

Yamamo(G, Vo):プライマル・スクリームとか好きなバンドは、どんな音楽をやっててもロックンロールって言ってて、そういう精神性とかすごく尊敬するし、そうなりたいからロックンロールバンドって名乗ってる。そういう憧れと、あとなんか怒りもあるかもね。

──(mikako)そんなMassage Attackですが、2025年12月3日には配信アルバム『1,000,000,000 Attack』をリリースされましたが、なぜ『ワンビリオン・アタック』というタイトルに?

Oi!(Dr, Cho):いや、特に意味はなく、アルバム名を決めようってなった時に、色々候補を出してたんだけど、Half Japaneseというバンドに「1,000,000 Kisses」っていう曲があって「これ可愛いな」と思って。バカみたいだし。

Yujiro(B, Vo):どれくらいゼロを入れられるか(笑)。

Oi!(Dr, Cho):そう、見た目いいかなって思って。

──(mikako)ゼロを数えないとわかりませんけど、1billionなんですね。ジャケ写も可愛い。

Yamamo(G, Vo):ああ、ありがとう。制作は俺とOi!がやりました。アイディアはPaonoが「ソニック・ユースのジャケット(『Experimental Jet Set, Trash & No Star』)が可愛いからこういう感じで作ろうぜ」って言って。

──(mikako)タイトル自体も、そこに意味を込めるのではなく「いい感じだな」というフィーリング重視なんですね。

Oi!(Dr, Cho):字面とね。

Yamamo(G, Vo):自分らの手で作っている感じは大事にしているかもしれないです。無意識のうちにかもですけど、自分らの手の届く範囲で作る。録音も友達にやってもらって、編集もいつも会っているメンバーとかたまに会う友達とか。MVも友達に撮ってもらったんですけど、遊びの範囲で作る感じですかね。そこは大事にしてるというか、それが楽しいからやってるっていう。

Yujiro(B, Vo):楽しさを結構大事にして。

──(mikako)全曲一発撮りなんですよね?だから勢いとか楽しさが伝わってくるんでしょうね。

Oi!(Dr, Cho):うん。レコーディングは円を組んで顔を合わせながら演った。基本一発で。

──(mikako)曲順はどうやって決めてったんですか?

Yujiro(B, Vo):通しで何回も聴いてみて、なんかこの流れは違うだろうとか。A面とB面は意識したかな。

──(mikako)皆さんがそれぞれに歌うというスタイルですが、どういうところにその良さを感じたりますか?

Yujiro(B, Vo):自分で作ったやつを歌うんで、感情がちゃんと乗る。そういうところはよかったですかね。

──(mikako)お互いの作品はそれぞれどのように評価しているんでしょう。

Yamamo(G, Vo):Yujiroの曲は、簡単な言葉で作られていて好きですね。わかりやすくてそれがいいところかな。

Oi!(Dr, Cho):コードとかもすごい簡単で、僕でもギターで弾けるぐらいだし。で、簡単な歌詞でメロディがすごく歌うんだ。俺も歩きながらつい歌っちゃうような、馴染む曲を書くとなと思ってます。

Yamamo(G, Vo):しっくりくる。馴染みがいいよね。

──(mikako)そうなんですね。逆にYamamoさんの楽曲はどうですか?

Yujiro(B, Vo):歌詞がなんかすごいシュールで、考察のしがいがあるというか、僕はそういう歌詞はあんま書けないからすごいなって思うし。それにメロディーがいいですよ。

Oi!(Dr, Cho):で、言葉のはめ方もうまいし、歌い方も曲によってだいぶ変えることもできちゃう。いい曲を書きますよ。

──(mikako)いいですね。バンドでアレンジする時は、お互いの良いところを認めながらみんなで話し合うんですか?

Yamamo(G, Vo):話し合いはしないかな。演奏してて楽しいとかいいねっていうのは、言わずもがな、なんかわかるよね。

Yujiro(B, Vo):適当にやってたフレーズが意外と「それいいかも」みたいなこともあるし、「ちょっとここはこうやってほしい」みたいな感じかな。

Oi!(Dr, Cho):で、違う時は「なんかそこ違うんじゃない」っていうのは、誰が言ってもいいって感じで曲になっていく。

──(mikako)そんなMassage Attackの皆さんですが、SNSをみてもそれぞれミステリアスなままなんですけど、音楽以外の趣味ってあったりしますか?

Yamamo(G, Vo):音楽に全く関係ないっていうのはあんまりないんですけど、そうですね…映画見たり本読んだりとか。

Oi!(Dr, Cho):僕も映画は好きです。休みがまとまってたら観ますね。

Yujiro(B, Vo):僕は映画も観ますし、最近はランニングと、あと料理にはまってます。

Yamamo(G, Vo):カレーとか、隠し味って言ってる。

Yujiro(B, Vo):いや、カレーは別に隠し味入れてないっすね(笑)。

──(mikako)でも料理が好きなんですね。

Yujiro(B, Vo):そうですね、料理するのは好き。

──(mikako)最近は何を作りました?

Yujiro(B, Vo):おばあちゃんからたくさんリンゴをもらったんで、リンゴのジャムを作りました。

──(mikako)え、それはすごい。

Yujiro(B, Vo):いや、リンゴをかじった時の食感が苦手なんで、ジャムだったらいけるかなと思って。めっちゃ美味しかった。

──(mikako)そしてランニングですね。Oi!さんとYamamoさんは一緒に映画とか観に行ったりします?

Yamamo(G, Vo):行ったこと…あるっけ?

Oi!(Dr, Cho):いや、ないかな。でも最初Yamamoの家に遊びに行った時に映画観たよね。

Yamamo(G, Vo):なんだっけ。あ、「行け!レインボー仮面対ホームレス怪人軍団」だ。

Oi!(Dr, Cho):めちゃくちゃしょうもない映画だよね(笑)。なんか制作費50万円くらいの。

Yamamo(G, Vo):え、そんなにかかってんの(笑)?あの映画、観終わった後に「バカ」って言われんだよね。「こんな映画見やがってお前はバカだ」って言われるような、めちゃくちゃな映画。

──(mikako)そうなんですね(笑)。おふたりのお好きな映画ってありますか?

Yamamo(G, Vo):僕は『愛のむきだし』かな。観てください。4時間ありますんで。

──(mikako)ありがとうございます。観てみます。Oi!さんは?

Oi!(Dr, Cho):僕は…どうしようかな。じゃあ、アメリカのホラー映画の「悪魔の毒々モンスター」っていうやつ。ちょっとグロいんですけどバカみたいな映画で、ちょっとコメコメディっぽさもある。ずっと笑える。

──(mikako)ありがとうございます。チェックします。皆さん、オフの日はどのように過ごしてたりしますか?

Yamamo(G, Vo):毎日オフなんで(笑)。

Yujiro(B, Vo):遊んだりとか。

Oi!(Dr, Cho):普通に遊ぶよね。

──(mikako)生活リズムも一緒だったり?

Oi!(Dr, Cho):いや、でも多分Yujiroが1番規則正しい。

Yujiro(B, Vo):僕、規則正しいと思います。7時起き。7時に起きてバナナ食って、7時半くらいにはもう走ってる。

Yamamo(G, Vo):す。すごいな。

──(mikako)逆にYamamoさんとOi!さんは?

Oi!(Dr, Cho):いや、3時とかに寝て昼すぎに起きる。

──(mikako)夜は何をしているんですか?音楽してるのかな。

Yamamo(G, Vo):映画見て、スマホ見たり、YouTube見たりとかもあるし、でもろくでもないことしてるなっていう気はします。あんまり夜って有意義に使えないよね。やっぱ朝がいいと思うんで、今年は朝型になります。

──(mikako)私も全く同じなんで、Yujiroさんを見習わなくちゃ。

Yujiro(B, Vo):眠くならないんですか?僕、12時とかになると眠くなっちゃうんですよね。

──(mikako)少しずつ皆さんの生態が見えてきましたが、それぞれでギャップあるなって思うことはありますか?実はこういうとこあるんだよ、みたいな。

Oi!(Dr, Cho):Yujiroは意外とボケるよね。

──(mikako)へぇ、意外。真面目にきちっとしていますけど、ボケるんですね。

Yujiro(B, Vo):ボケる(笑)。お笑いが好きなんで、タイミングがあれば、その…ボケますよね。いいの思いついたと思ったらボケるし、突っ込みたいと思ったら突っ込むし。

Oi!(Dr, Cho):笑い飯みたいな(笑)。

Yamamo(G, Vo):Yujiroは変人ですね(笑)。いやその、朝の規則正しい生活とかも、逆に変だと思う。そんなやつ周りにいないし。俺の知る限りめっちゃ異常だよね。

Yujiro(B, Vo):もっと早い人はいるからね。働いてる人は。

──(mikako)確かにミュージシャンは夜型が多いですけど、逆に音楽制作は何時ぐらいが1番はかどりますか?

Yujiro(B, Vo):9時から12時が1番はかどります。朝ですね。夜は本当疲れちゃって眠いだけなんで、朝にまとめていろんなことをやって、18時くらいにはもう終わり。

Oi!(Dr, Cho):変わってるよな。変人です。

──(mikako)ふたりから見てOi!さんはどうですか?

Yamamo(G, Vo):眉毛が太いですね。

──(mikako)それはチャームポイント?

Oi!(Dr, Cho):はい、眉毛です。

Yamamo(G, Vo):あとね、おおらかな感じがします。個人的には安心感があるというか、どこに行ってもうまくやれそう。嫌な意味じゃなくて、人の懐にすっと入るのが上手いというか、仲良くなるのが上手い人。

──(mikako)確かに柔らかさを感じますよね。

Oi!(Dr, Cho):ありがとうございます。

Yamamo(G, Vo):なんか、ひょうひょうとしてますよね。

──(mikako)素晴らしい。おふたりから見てYamamoさんは?

Oi!(Dr, Cho):高良健吾(笑)。

──(mikako)あ、、確かにちょっと高良健吾さんに似てるかも。シャープでクールな感じで。

Oi!(Dr, Cho):かっこいいです。なんか歩き方とか喋り方もかっこいいっすね。Yamamoのほうがひょうひょうとしてるなって思う。

Yujiro(B, Vo):ガリガリだよね(笑)。ひょうひょうってそういうことじゃないか(笑)。

Yamamo(G, Vo):昔からガリガリ君って言われてたよ。

──(mikako)何かご飯を作ってあげたらいいんじゃないですか(笑)?

Yujiro(B, Vo):美味しいカレーをね。すぐに太らせてあげるよ。

──(mikako)いいですね。音楽を含め、創造の源は皆さんそれぞれですか?

Yamamo(G, Vo):やっぱ好きな音楽を聴くという体験が、1番の源になっているかもしれないですね。音楽への憧れで動いてきたところもあるので。

Oi!(Dr, Cho):そうだね。ライブの映像とか観ててもレコードで音楽を聴いてても「こいつら、かっけー」っていうとこから始まるかな。自分がしたいことというか。

──(mikako)心に響いたものですね。Yujiroさんはいかがですか?

Yujiro(B, Vo):僕はもう、歌詞とかは全部日記みたいな感じで、日常が創作のみだから、そのままかもしれないですね。恋とかこういうことをしたとかランニングしたとか、料理作って失敗したとか、そういうのが全部「これ曲にできるじゃん」みたいな。アルバムに入っている「鎌倉」という曲も、鎌倉に行って帰ってから作った曲だから。日常が源かな。

──(mikako)「フリーターの恋」も?

Yujiro(B, Vo):そうっすね。

Yamamo(G, Vo):Yujiroのラブソングはいいよね。

──(mikako)そんなMassage Attackですが、2026年はどんな1年にしたいですか?

Yamamo(G, Vo):燃える燃える燃え盛る炎のような1年にしたいと考えてます。

──(mikako)すでに動き出していることや目標もあるんですか?

Yamamo(G, Vo):目標はないけど。

Yujiro(B, Vo):でもアルバムに入れてない手持ちの曲が何曲もあるんで、セカンドアルバムを出せたらいいな。

Yamamo(G, Vo):2026年もアルバムを出したいです。

Oi!(Dr, Cho):燃え尽きたい。全国津々浦々ライブで燃えられたら。

Yujiro(B, Vo):遠征したいよね。あんまり東京以外演っていないから。

──(mikako)どこか行きたい国はありますか?

Yamamo(G, Vo):僕はニューオリンズに行きたい。

Oi!(Dr, Cho):僕はスコットランドのグラスゴーかな。音楽が街にすごく転がってるみたいな感じなので。

Yujiro(B, Vo):僕はボストンのバンドが結構好きなんで、ボストンでやってみたいな。あとテキサスとか。

──(mikako)みなさん英語圏ですね。

Yamamo(G, Vo):確かにそうね。でもアジアでもやりたい。タイや台湾や中国。北朝鮮も行きたいし。

Oi!(Dr, Cho):モンゴルとかチベットとかウイグルとか。

──(mikako)いろんなところに行く燃え盛る1年にしたいということですね。どんなライブになるんでしょうね。

Yamamo(G, Vo):曲のアイディアはちょくちょくあるかな。あとパートを換えてライブもちょっと演ってみたいな。

──(mikako)パートを換えるって、皆さんそれぞれの楽器が弾けるんですか?

Yamamo(G, Vo):いや、もともと全然上手くないんで、ギターは多分誰がやっても同じだと思うから。スタジオで遊びでパートを交換してやったりするけど、みんないいなって俺は思うよ。

──(mikako)楽しそう。アイディアを持ち寄って共作もできそうですね。

Yamamo(G, Vo):それもやっていきたいことですね。ちょっと興味あるかな。どんなものが生まれるのか。

──(mikako)いいですね。次のアルバムにはもしかしたら共作の楽曲が入ってるかもしれない。

Yamamo(G, Vo):はい、そうだと思います。Yujiroがひとり暮らしを始めたので、そこが集いの場になりそう。

Yujiro(B, Vo):マンションなのに僕以外誰も住んでないっていういい物件なんで、爆音を鳴らしても、誰も文句言ってこない。

──(mikako)音も出せるなんて、Massage Attackハウスになりそうですね。これからの活動も楽しみにしています。ありがとうございました。

インタビュー◎mikako(Nagie Lane)
文・編集◎烏丸哲也(BARKS)

Massage Attack『1,000,000,000 Attack』

2025年12月3日発売

◆Massage Attackレーベルサイト