ヤマハからアクティブベース「TRBX」登場、弾きやすいシェイプと幅広いサウンドが得られる新開発回路採用の次世代スタンダード
▲写真左からTRBX304 CAR、TRBX305 WH、TRBX504 TBR、TRBX505 TBL。型番末尾4が4弦モデル、5が5弦モデル。
ヤマハは、アクティブタイプのエレキベースの新製品として、ヤマハ エレキベース「TRBX」4モデル12品番を10月1日より発売する。
「TRBX」は、スリムなシェイプから想像を超えるパワフルな低音が得られるエレキベース。抜群の弾きやすさと新開発のサーキットにより深いベースの魅力を提案する「アクティブベースの次世代スタンダード」と言えるモデルだ。
ラインナップは回路の異なる「TRBX300」シリーズと「TRBX500」シリーズの2つ。それぞれ、4弦モデル(TRBX304/同504)と5弦モデル(TRBX305/同505)に3種類のカラーバリエーションを用意する。
全モデル共通の特徴としてまず挙げられるのが、立体的なカットを施したボディ。軽量化と心地よいフィット感を実現しながら充分な体積を確保し、パワフルな低音を生み出す。ボディ材はマホガニー。ウォームで粘りのあるベースサウンドが魅力だ。
また、ヤマハベースの中でも最もスリムで握りやすいネックは、スムーズなフィンガリングを可能にし、難易度の高い演奏をサポートする。反りやねじれにも強いメイプル/マホガニーの5ピース構造を採用。高い強度を確保し長時間の試奏を繰り返して設計されたジョイント形状は、ハイポジションでの弾きやすさは損なわず、弦振動を無駄なく伝達する。
今回の新モデルの目玉である新開発のアクティブサーキットは、「TRBX300」シリーズと「TRBX500」シリーズで異なるフィーチャーを用意する。
「TRBX300」シリーズには、さまざまな奏法に最適なEQセッティングを瞬時に切り替えられる新機能「パフォーマンスEQ」を搭載。レバーにより5つのEQセッティングを瞬時に切り替えられる、初心者にも使いやすい新機能だ。プロミュージシャンがさまざまな奏法で厳しいチェックを繰り返し、ライブやレコーディングでもそのまま使えるスラップ/ピック/フラット/フィンガー/ソロのプリセットを用意。さまざまな奏法に対応したサウンドがワンタッチで得られ、さらに2バンドEQを併用することで、緻密な音作りも可能だ。
一方の「TRBX500」シリーズには、アクティブとパッシブの切り替えスイッチを搭載、ベースの音色にこだわるプレイヤーにさらに深いサウンドの追求を提案する。3バンドEQによりクリアで幅広いサウンドメイキングができるアクティブサウンドと、繊細で暖かみのあるパッシブサウンドを使い分けられるのが特徴。電池が消耗すると点灯し、交換タイミングを知らせるバッテリーアラートもボディバックに搭載する。
▲演奏を披露したゲストの高原未奈。
<おもな仕様>
弦長:863.6mm
ボディ:マホガニー
ネック:メイプル&マホガニー 5ピース(ボルトオン)
指板:ローズウッド24F (4弦・250R / 5弦・600R)
ナット幅:4弦・38mm / 5弦・43mm
ハードウェア:ブラックニッケル (ダイキャスト)
ピックアップ:
TRBX304/305:セラミック×2
TRBX304/305:アルニコV×2
コントロール:
TRBX304/305:トレブル、ベース、マスターボリューム、バランサー、パフォーマンスEQ
TRBX504/505:トレブル、ミドル、ベース、マスターボリューム、バランサー、アクティブ・パッシブスイッチ、バッテリーアラートLED(背面)
◆TRBX304 (4弦モデル)
カラー:BL(ブラック)/CAR(キャンディアップルレッド)/WH(ホワイト)
価格:47,250円
◆TRBX305 (5弦モデル)
カラー:BL(ブラック)/CAR(キャンディアップルレッド)/WH(ホワイト)
価格:54,600円
◆TRBX504 (4弦モデル)
カラー:TBL(トランスルーセントブラック)/TBR(トランスルーセントブラウン)/TWH(トランスルーセントホワイト)
価格:68,250円円
◆TRBX505 (5弦モデル)
カラー:TBL(トランスルーセントブラック)/TBR(トランスルーセントブラウン)/TWH(トランスルーセントホワイト)
価格:75,600円
発売日:2013年10月1日
◆TRBXシリーズ 製品詳細ページ
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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