ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2006特集、遂にあの大物ロック・スターが登場!

ポスト

■BARKS編集スタッフ統括レポート

望木:3日間お疲れでした!

菅原:今年も疲れましたね~。

望木:何が疲れたかって、3日間東京から通ったことだね。毎朝6時起きで。

菅原:もう電車に乗り遅れるんじゃないかと、ヒヤヒヤしましたよ。

望木:フェスを作ってる現場の人たちは、もっと大変なんだろうね。

菅原:現場といえば……<ROCK IN JAPAN FESTIVAL>(以下、RIJF)総合プロデューサーの渋谷さんですね!

望木:渋谷さんを筆頭に、ステージ組んだりPAのやぐら組んだり……。

菅原:ステージ最前列のバイトくんたちは、絶対ステージのほうを振り向けなかったり(笑)。

望木:グル魂にいぢられた1人を除いてね。

菅原:あはは。ヤツはあとで渋谷さんにお叱りを受けたな。

望木:きっと抱かれたね。

菅原:爆。

望木:RIJFのすごいところは、出演者もお客さんも、“ロッキング・オンが大好き”ってゆーのが伝わってくることかな。

菅原:確かに。マナーもいいですし、このフェスを大切にしようという気持ちが伝わってきますね。これも渋谷さんの力の表れ?

望木:渋谷さんとフェスを作ってる人たちみんなだね。

菅原:そうですね。そして、なぜこんなに渋谷さんの名前を出すかというと……去年に比べて、今年はMCで渋谷さんをイジるアーティストが多かったから(笑)。愛されてますね、彼は。

望木:ほんと。他のフェスで、主催者のボスをいぢる人なんてあんまりいないもんね。

菅原:渋谷さんは常にアーティスト目線、オーディエンス目線で物事を考えようとするから、みんなに愛されるのかも。ちなみに今年は仮設トイレを50個も増設したそうですよ。

望木:お客さんに優しいフェスです。

菅原:飲食スペースも広いし。

望木:メニューも充実してる。今回、私は5年ぶりにRIJFに参加したんだけど、すごく大型化していながらも、細部にぬかりがないのと、出演者が“やっぱJAPANだなぁ~”っていう、雑誌の顔が見えるフェスってやっぱりスゴイなと思ったね。BARKSでもいつかそんなフェス、とまではいかなくても、イベントをやれたらいいね。

菅原:ええ、やってみたいですね。私は去年、今年と2年連続での参加ですけど、DJ BOOTHが昨年度よりさらにパワーアップしていたような気がします。

望木:人で溢れてたよね。

菅原:さらに今年はWING TENTという新しいステージもできて、新人バンドやこれから大きく活躍するバンドたちを中心としたライヴが展開されて。こうやって成長途中のバンドがフェスに出演する機会を与えたりするところがJAPANらしい、JAPANならではの、邦楽ロック・フェスって感じですよね。

望木:そうそう。いろんなバンドが観られて、おいしいものが食べられて、ビールもおいしくて!

菅原:昨年私は副編集長とこのフェスに来たわけですが、副編といい、先輩編集者といい、うちは酒好きが多くてねえ。“みなと屋”っていう大人の飲み処まで用意されています。

望木:大人の社交場になっていたよね。昼間から妙なマッタリ感が漂ってて。

菅原:軽くバー仕様ですしね。あと、今年は家族連れが多くて、小さい子もチラホラといましたね。家族全員で楽しめるフェスってなんかすごいなと思いました!

望木:永ちゃんファンのちびっことかね。

菅原:リーゼントにサングラスで……というのは冗談ですが、パパに連れられてタオルを肩からさげてたりね。ところで、望木さんの今年のMVPアーティストは誰ですか?

望木:ワシ的ベスト・アクトはねぇ、マキシマム ザ ホルモン!

菅原:私も去年のベスト・アクトはマキモンでした!

望木:今年は?

菅原:吉井和哉ですね。

望木:やっぱりそーきたか。

菅原:なぜなら、彼は6年ぶりにこのフェスに帰ってきて、衰えることのない存在感をちゃんとアピールしていたから。ステージではオーラを放ちまくってましたね。

望木:細身のスーツがよく似合ってた。目眩がするほどのカッコよさだったね。

菅原:そして実はもう1人いるんですよ。私のMVPは。

望木:誰?

菅原:それは……グループ魂!

望木:やっぱりね。カヲルさん最高だったもんね。

菅原:あんな徹底したエンターテインメント的なライヴをやる彼らはすごい。朝イチのステージなのに、会場は人で溢れていましたね。

望木:グル魂観るために早い電車に乗ったさ!

菅原:みんなもそのぐらいの気合いで行きましょう! そして気合いといえば、永ちゃんファンの気合いはすごかったですね。

望木:永ちゃんファンは、一目でわかったね。

菅原:永ちゃんも熱かったが、ファンはもっと熱かった!

望木:吉井さんのライヴが終わるとすぐに、白いスーツ軍団が笛吹きながら攻めてきた(笑)。

菅原:“ピピー! どけどけい!”と、気合いの入った感じでね。そして夜空にタオルが舞う。

望木:楽しかったねぇ~。

菅原:投げましたよ! 感無量でした!

望木:残念ながら最後の「止まらないHa~Ha」は聴けなかったけどね。

菅原:そうでしたね。電車の時間が迫ってしまい……。

望木:永ちゃんのライヴのときは、まさに“総立ち”だったよね。ステージ前やスタンディングエリアだけじゃなく、シートエリア、テントエリア、フードエリアの人までも、ドーッとステージに見入ってた。

菅原:永ちゃんのライヴはノリ遅れたら負け! いいライヴでしたね。

望木:しゃいこう(最高)!

菅原:イエ~、ロックだぜ! そして最後に、フェスで必要なのは、ネバー・ギブ・アップ精神だぜ!

望木:でも、無理しちゃだめよ。

菅原:新聞に載らない程度にね! みんなで楽しめるフェスをこれからも作っていきましょう!


昨年好評だった(?)フードレポートを今年もお届け! 腹が減っては戦はできぬっつーことで、今年もいろいろ食べてきました!
【牛丼】
1日目に会場に着いていきなり食べたのが牛丼。……え? フェスじゃなくても食べられるって? だってがっつり食べておきたかったんだもの。そして肉が食べたかったんだもの。そんなとき牛丼っていいアイテムね。こちらの牛丼は¥500ナリ。ちょっと肉が少ない気も……。
【トムヤムラーメン】
こちらはトムヤムラーメン。¥600ナリ。これを食べたのは先輩編集者ですが、ここではあえて姐さんと呼ばせてもらう。会場に着くなりタイ・フードに走る姐さん。辛いもの好きが高じてか、彼女のトークはトンチの効いた辛口風味!? いつも笑わしてもらってます。
【生ビール】
フェスと言えばビールでしょー。これほどビールがうまいと感じることはないかもしれん。生ビール1杯¥500。みなさん水分補給は十分に、アルコール摂取はほどほどに!
【マンゴーカキ氷】
すごいでしょ、このカキ氷。上にマンゴーの果実がのってます。1個¥350ナリ。氷の細かさといい、シロップとマンゴーの絶妙なハーモニーといい、この値段でこれはお買い得。姐さんがおいしそうに食べているのをみて、思わず私もつられて買っちゃいました。他にも、いちごやブルーベリーなどがあります。この屋台、大繁盛してました。
【4色カキ氷】
こちらは4つのシロップをかけてくれる4色カキ氷。1個¥200とお手頃価格。やや荒めの氷なので、最初はこのまま噛り付いて食べました。他のお店のカキ氷を持った男の子たちに、“何、あれ? すげー。いいな~”と言われ、ちょっと優越感。
【ひとくち餃子】
おいしそうでしょ? 10個入りで¥500ナリ。ビールに合うんだこれが! 炎天下の下、ビール片手に餃子をつまみながら眩しい顔でライヴを見つめる女2人……しゃいこう(最高)!?
【チューハイ】
ビールだけじゃ物足りないぜ~ということでチューハイ(1杯¥500)を飲む。え? 飲んでばっかりじゃねーかって? これも仕事です、仕事。でもチューハイはビールより酔いが回るのが早いので、気をつけましょう。
【タコライス(温たま付)】
2日目のお昼ご飯は、タコライス温たま付。タコライスは¥500、温たまは¥100プラスで付けられます。この温たまがうまいんだこれが! 絶妙な半熟具合で卵もトロトロ、心もトロトロ。そぼろの味付けもいい感じで満足。
【沖縄そば】
姐さんのお食べになった沖縄そば(¥600)。お味は……姐さん曰く、インスタントのような麺と、醤油ベースの甘めなつゆが全体的にジャンクな味を醸し出しているとのことです。カップ麺好きの人にオススメ。
【ナチョチーズ】
酒のお供に……ってまた酒かいっ! と言われそうですが、こちらのナチョチーズ、姐さんが酒の肴にお召し上がりに。小腹が空いたときにもピッタリな量です。お値段は¥400。濃厚チーズが食欲をそそります。
【ナシゴレン】
メシをくださらんか……と、お腹がペコペコになった3日目のランチはナシゴレン。¥500でこの量はうれしい。目玉焼きの半熟具合がすばらしく、ペロリとたいらげてしまいました。
【牛串】
屋台で牛串が食べられるっていいよね! 牛串は1本¥500。焼きたてはお肉が柔らかくってほっぺた落ちそうです。え? 奥に見えるカップの中身は何かって? お茶です、お茶。(※本当は姐様のおビールです。)
【ケバブ】
今まで食べたことのないスパイシーな味! といって姐さんが食していたのはこのケバブ(1本¥200)。香辛料がよく効いているらしい。皮なしのあらびきソーセージのような食感とのこと。辛いもの好きな人は、ぜひ食べてみて。
この記事をポスト

この記事の関連情報