ニュース・最新情報
-
『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』、ビートルズ解散直前の胸中をジョン・レノンが語る特報映像&ポスタービジュアル解禁
ビートルズ終焉ののろしになったとも言われ、<ウッドストック>と並び称されるロック史を大転換させた伝説の音楽フェスティバルの“真実”を描く傑作ドキュメンタリー『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』が、2023年10月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町ほか全国公開となる。
-
ドアーズ、『ライヴ・アット・ザ・マトリックス』収録の3枚組CD世界同時発売へ
ドアーズの伝説のライヴ盤、『ライヴ・アット・ザ・マトリックス』のオリジナル・マスター・テープの音源を収録した、3枚組CD『コンプリート・ライヴ・アット・ザ・マトリックス、1967(SHM-CD)』が、9月8日に世界同時発売されることが決まった。
-
ロビー・クリーガー、ドアーズの権利売却「これで多くのチャリティ団体を支援できる」
ドアーズのロビー・クリーガー(G)と故レイ・マンザレク(Key)の家族が、彼らが所有していたドアーズに関する権利を音楽出版/マネージメント会社のPrimary Wave Musicへ売却したことが、月曜日(1月23日)に発表された。
-
ジム・モリソンの死から50年、パリの墓地でファンが追悼
7月3日は、ドアーズのフロントマンだったジム・モリソンの命日だった。
-
ドアーズの元メンバー2人、クリス・ノヴォセリックと慈善公演で共演
1月23日に米ロサンゼルスで開かれるチャリティー・イベント<Homeward Bound Concert>で、ドアーズの生存する2人の元メンバー、ロビー・クリーガー(G)とジョン・デンズモア(Ds)が久しぶりに一緒にパフォーマンスするという。
-
ボーイ・ジョージ、ジャック・ブラックとドアーズを演奏
アメリカのトーク番組に出演したボーイ・ジョージが、同じくゲスト出演していた俳優/ミュージシャンのジャック・ブラック、ドアーズのロビン・クリーガー(G)と共にドアーズの曲をプレイした。
-
ジュリアン・カサブランカス「ジム・モリソンは悪い手本だった」
ザ・ストロークスのフロントマン、ジュリアン・カサブランカスにとって、ザ・ドアーズのジム・モリソンはいいお手本にはならなかったという。
-
マリアンヌ・フェイスフル「ジム・モリソンが死んだのは元カレのせい」
ザ・ドアーズのフロントマン、ジム・モリソンの死は謎に包まれているが、マリアンヌ・フェイスフルは当時彼女が付き合っていたドラッグ・ディーラーJean de Breiteuilに責任があると考えているそうだ。
-
ジム・モリソンのノート・ブック、エディのフランケンストラトがオークションに
ザ・ドアーズのフロントマンだったジム・モリソンのノート・ブックが、12月、オークションに出品される。
-
スラッシュ、ジョー・ペリーら、レイ・マンザレクを追悼
スラッシュ、エアロスミスのジョー・ペリー、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、マリリン・マンソンら多くのミュージシャンが、月曜日(5月20日)癌のため亡くなったドアーズの創設メンバー、レイ・マンザレクの死を追悼している。
-
ドアーズのレイ・マンザレク、死去
月曜日(5月20日)、ドアーズのキーボード・プレイヤーで創設メンバーのレイ・マンザレクが亡くなった。
-
ウエスト・ハリウッド市が8月16日を“ドアーズの日”に
ウエスト・ハリウッド市では8月16日を“ザ・ドアーズの日”と定め、メンバーのレイ・マンザレクとロビー・クリーガーを招待し、セレブレーション・コンサートを開催した。
-
ドアーズ『L.A.ウーマン』を徹底検証した、映像作品発売
ジム・モリソンの死去から40年経った今、ドアーズの1971年の名盤『L.A.ウーマン』を徹底検証した映像ドキュメンタリー『L.A. ウーマンの真実:ザ・ストーリー・オブ L.A. ウーマン / ドアーズ』が1月25日に登場する。
-
ザ・ドアーズ、『L.A. Woman』制作時にレコーディングされた未発表曲を40年ぶりに発表
ザ・ドアーズが来週月曜日(1月9日)、バンドのファイナル・アルバム『L.A. Woman』(1971年)の40周年を記念し、同作品のレコーディング・セッション中に録音された未発表曲をリリースする。
-
『ロックンロール・ミュージアム・スペシャル』、まずはピンク・フロイドから
1960年代から1970年代にかけての洋楽ロック黄金期のアーティストにターゲットをぐっと絞り、彼らの公式グッズを販売していくというスペシャル・ショップ『ロックンロール・ミュージアム・スペシャル』が復活オープンした。
-
ザ・ドアーズ、ジム・モリソン没後40周年を記念し、パリでパフォーマンス
ザ・ドアーズの元メンバー、ロビー・クリーガー(G)とレイ・マンザレク(Key)が7月、フロントマンだったジム・モリソンの没後40周年を記念し、彼が亡くなったパリでパフォーマンスするという。
-
ポール・ロジャース、ドアーズ加入のチャンスを逃していた
ポール・ロジャースは、1971年にジム・モリソンが亡くなった後、ドアーズの後任シンガーの第1候補に挙がっていたそうだ。
-
映画『ドアーズ/まぼろしの世界』、グラミー最優秀長編ミュージックビデオを受賞
第53回グラミー賞授賞式にて、もうひとつお伝えしておきたい受賞作品がある。
-
『ドアーズ/まぼろしの世界』DVD、発売決定
ドアーズを題材にした初の劇場用長編ドキュメンタリー映画『ドアーズ/まぼろしの世界』は、全世界の映画祭で絶賛され、2010年6月に公開したフランスでは近年公開した音楽映画の中でもダントツの大ヒットを記録した。
-
映画『ノルウェイの森』、ザ・ビートルズのみならずドアーズも
12月8日はジム・モリソンの誕生日であり、先日お伝えしたとおり、新宿武蔵野館で公開中の映画『ドアーズ/まぼろしの世界』を鑑賞すると予告編のカットフィルム(5フレーム/日本版予告編からの切り出し)がプレゼントされるという、貴重な日でもある。
-
『ドアーズ/まぼろしの世界』、カットフィルムを全員プレゼント
現在上映中のドアーズのドキュメンタリー映画『ドアーズ/まぼろしの世界』だが、新宿武蔵野館にて12月1日と12月8日の2日間に限り、全員プレゼントが用意されているという。
-
映画『ドアーズ/まぼろしの世界』に続き、『メイキング・オブ・ハートに火をつけて』緊急ロードショー
ドアーズのドキュメンタリー映画『ドアーズ/まぼろしの世界』が10月30日(土)より劇場公開となったところだが、追従するようにドキュメンタリー『メイキング・オブ・ハートに火をつけて』の劇場公開が緊急決定となった。
-
『ドアーズ/まぼろしの世界』新宿武蔵野館にて、レアアイテム展示
いよいよ10月30日(土)より劇場公開となったドアーズのドキュメンタリー映画『ドアーズ/まぼろしの世界』だが、公開劇場の新宿武蔵野館では、ロビーにドアーズのレアアイテムが展示されているという。
-
クラシック・ロック・アワーズ、ノミネート発表
UKの音楽誌『Classic Rock』が主催するアワーズ<Classic Rock Roll Of Honour Awards>のノミネートが発表された。
-
映画『ドアーズ/まぼろしの世界』に、Tシャツつき鑑賞券登場
全世界の映画祭で絶賛され、ことフランスにおいては近年公開した音楽映画の中でもダントツの大ヒットを記録しているのが映画『ドアーズ/まぼろしの世界』だ。
-
ドキュメンタリー映画『ドアーズ/まぼろしの世界』、ついに日本上陸
「すべては滅びても、詩と歌は残る…」──ジム・モリソン◆ドアーズ画像ドアーズのドキュメンタリー映画『ドアーズ/まぼろしの世界』が世界中の映画祭をめぐり、いよいよ日本でも劇場公開となる。
-
グラミー殿堂入りの25曲が決定
2009年、新たに<Grammy Hall Of Fame Award>に選出された25曲が発表された。
-
アップルが新iPod nano発表。ビデオカメラも内蔵の“全部入り”モデルに
アップルが、サンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsにてイベントを開催。
-
Gibson SGが歩んできたロックギターとしての軌跡
近年、様々なシーンで注目を浴びている60年代のポップ・カルチャー。
-
ザ・ビートルズとエプスタインの初契約書が4700万円で落札
ビートルズが最初のマネージャー、ブライアン・エプスタインと交わした契約書が9月4日、ロンドンでオークションにかけられ、24万ポンド(約4700万円)で落札された。
- もっとニュースを見る
プロフィール・バイオグラフィ・リンク
Morrisonの伝記『No One Here Gets Out Alive』が出版され、レコード・レーベルが精力的にDoorsを新しい世代にアピールした結果だ。さらに''90年代になってOliver Stone監督による映画があれほどの観客を動員したことを考えると、やはりDoorsは最初から人を惹きつけるバンドだったといえる。
メンバーはカリスマ的シンガーで詩人のJim Morrison、ギターのRobbie Krieger、キーボードのRay Manzarek、ドラムのJohn Densmore。Morrisonの常軌を逸した行動がDoorsの人気を高めたのは事実だが、彼の自己中心的で時に子供じみた振舞いだけが注目の的となっているのは残念である。Doorsの驚くべき存在感は、バンドが一体となった素晴らしいプレイがあってこそだからだ。
Doorsのfirst albumは、リリース前年の''66年にWhisky-A-Go-Goで行なわれたライヴセットとほとんど同じ内容で、“Break On Through (To The Other Side)”“Soul Kitchen”、ファースト・ヒットとなった “Light My Fire”、それにセットのエンディングだったエディプス・コンプレックスの歌“The End”など、彼らの代表曲が入っている。
これらの曲からわかるように、Doorsは明らかに他のバンドと一味違っていた。Morrisonの歌詞は詩的というよりはぎこちなく、その空想的内容はほとんど笑えるほど。だが、この道化を進んで演じる態度こそ、彼らのレコードがリリース当時だけでなく今なおリスナーを楽しませてくれる秘訣なのだ。その後もDoorsはキャッチーなシングルを立て続けに出し、AMラジオ局で流れるティーン向けバンドと同じレベルで競っていた(“Love Me Two Times“”Hello, I Love You")。
一方アルバムではまじめな曲を取り上げている。3rdアルバムにはステージで人気の“The Celebration Of The Lizard”を収録したが、ソールドアウトの観客の前では効果的だったこの曲も、スタジオでは退屈な仕上がりになってしまった。“Not To Touch The Earth”はなんとかスタジオ版を上手く仕上げ、『Waiting For The Sun』のリリースに間に合わせた。ところが今度はマイアミで問題が持ち上がる。Morrisonがステージでいつも以上に酔っ払い、自分のイチモツを観客に見せたというのだ。Morrisonは他にも違法行為は犯していたが、この件では実刑の可能性があり、バンド解散の危機に立たされた。この最中にDoorsは『The Soft Parade』をリリースしたものの、このアルバムは一番影が薄い。ストリングスや木管楽器を加えたのは興味深い試みだったが、全体に彼らにしては今一つだった。
問題を抱える中、Doorsは最高のアルバム『Morrison Hotel』と『L.A. Woman』をリリースする。どちらもそれまでのものよりブルース寄りの作品だ。しかし、『L.A. Woman』のセッションが始まった頃、アルバムの内容が生彩に欠け、バンドに嫌な雰囲気があることを理由に、プロデューサーのPaul Rothchildが降りてしまう。Morrisonのヴォーカルは急速に質が落ちていたが、バンドのサウンドは絶好調。結果的にDoorsはこの時、“L.A. Woman” や “Riders On The Storm”など、彼らにとって最高のレコーディングを残す。
Morrisonはついに長年のアルコールとドラッグがたたり、パリで休養中、バスタブの中で死去。残されたメンバーは、その後2枚のアルバム『Other Voices』『Full Circle』をリリースするが、Doorsはすでに終わっていた。''78年に再結成し、一連のMorrison の詩とバンドのバック演奏を収めた『An American Prayer』をリリース。以来、グレイテスト・ヒットやライヴ版が繰り返し発表され、Doorsは数年ごとに新しいリスナーの注目を集めているようだ。ドラマーのJohn Densmoreの自伝「Riders On The Storm」を読むと、実物以上に巨大化された伝説的存在としての人生がどんなものか率直に描かれている。
- 関連リンク
- オフィシャルサイト