マイケル・ジャクソン、児童性的虐待容疑で兄弟や友人が弁護

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マイケル・ジャクソンが11月20日、児童性的虐待容疑で逮捕された。ジャクソンはブラックジャケットにブラックパンツ、ワイシャツを着用し、手錠をかけられたままサンタバーバラ郡警察署に入署。署内では指紋採取と顔写真の撮影が行なわれた。同警察署のクリス・パパス巡査部長は、ジャクソンの逮捕手続きは「30分から40分かけて問題なく完了した。ジャクソンさんの関係者は終始とても協力的だった」と話している。ジャクソンは300万ドルの保釈金を払って釈放され、警察署から出る前にパスポートを提出した。

この事件はメディアの強い関心を呼んだ。ジャクソンは出頭当日の午後、ラスベガスから自家用機でサンタバーバラに到着。ジェット機が小さな空港に着陸すると、カメラが周りを囲んだ。報道陣は次に空港から警察署までジャクソンを乗せた警察の車を追いかけた。

ジャクソンの家族と友人が弁護をしている。

家族の中では唯一、マイケルの兄であるジャーメイン・ジャクソンがメディアへ向けて発言している。彼はCNNでマイケルの経歴に傷をつける専門家たちに怒りを表わした。

「弟はエキセントリックなんかじゃない。僕たちはすばらしく、素敵な子供時代を過ごした。弟が愛する子供や家族に関して、人々は彼にひどい仕打ちをしている。僕の弟は平和主義者なんだ」

ジャーメインは、マイケルの事件は社会的なリンチだと言う。

「まったくうんざりだ。世間が僕の家族についていろいろと言っている。僕たちは闘う。徹底的に闘う。この家族を理解している世界中の人々が、僕たちを支援してくれるだろう。結局、これは社会的なリンチにすぎないのだから。世間はこういう場面を見たいんだ。手錠をかけられている彼をね。よかったじゃないか! でも、長くは続かない。約束する」

ジャクソン側からは次のような声明が発表された。

「マイケル・ジャクソンは、子供に危害を加えるという、世界中のどの文化圏であっても人々が想像し得る最も悪質な容疑で逮捕されました。しかし、その根底には彼に対する大きな嘘があります。この事件は怒りを招いています。当然です。ですが、これは嘘に根ざした事件なのです。マイケルは次のように話しています。“嘘は短距離、真実はマラソンを走る。法廷では真実がこのマラソンに勝つ”。マイケルは不当に彼を非難している人たちから魂の力で自分を守ります」

ライオネル・リッチーの娘、ニコール・リッチーがマイケルを弁護して次のように話している。

「私はマイケルといっしょに育った。あの場所で毎晩、何日も過ごした。私は自分ために話している。まったく問題なかったと言いたい。私はおとなしい子じゃない。何かあれば“あなた誰?”と聞いたり、両親に知らせるでしょう」

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