BARKS初登場のMOLMOTT「展開の速さにビックリ」?!

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stシングル「SUMMER RIOT」が、タカラ缶チューハイ<スキッシュ>
CM
ソングとして大量オンエア中のMOLMOTT
精力的なライヴ活動と、そうしたラッキーな追い風に乗って
着実にファン層を拡大している彼らが、ついにBARKSに初登場!

初めてライヴに来てくれた人が一緒に歌ってる光景はカルチャーショックです


INTERVIEW MOVIE




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NEW SINGLE
スキスキスキッシュ!
「SUMMER RIOT」
COCA-50726 1,260(tax in)
2003年5月28日発売

1. SUMMER RIOT
2. I'M CRAZY FOR YOU
3. SUMMER RIOT(Live)

2nd ALBUM

『LIVE ALIVE』
COCP-50721 1,680(tax in)
2003年3月29日発売

1. LEARNING WARNING
2. PRETTY GIRL
3. BLOODY PUNK
4. MEMORY CARD
5. NO SIDE
6. LIVE ALIVE
7. COUNT DOWN


1st ALBUM

『PRETTY AND VIOLENCE』
PWR-002 2,100(tax in)
2002年12月11日発売

1. Merry Go Round

2. SECRET PARTY ENJOY NOW

3. MY LIFE WAR
4. 月灯り
5. Peanut bomb
6. We Love You
7. Rainy Days
8. Easy Scene
9. In this story
10. MOLMOTTのテーマ



PRESENTS

▲メンバー直筆サイン入りTシャツ
3名様
▲スペシャルCD & ステッカー
10名様

応募する!
※応募の締め切りは、
2003年7月15日(火)
とさせていただきます。




MOLMOTT オフィシャル・サイト

http://columbia.jp/~molmott/
http://pinkpunker.hp.infoseek.co.jp/

Jaguar-sun(Vo):今年からようやく全国、地方にも行かせていただけるようになったんですけど、展開が早くて。今月(6月)とか先月くらいから、ドーンッて。びっくりしたっていうか「おぉぉぉ、来た来た来た」みたいな雰囲気で。

――「SUMMER RIOT」がCMソングになった影響もあるんですかね。

Naoking(G):
だと思いますね。全国で流れてるわけだから、観てる人もいると思うし。やっぱその曲が流れたときに、反応が…上がりますね。

Jaguar-sun:
前はたぶん、ライヴで曲を聴かせて、CDをお買い上げになってもらってるっていう感じがほとんどだったんですけど。最近は、初めての人でも一緒に歌ってるっていう光景があって。

Ippe-(Ds):
CD買ってからライヴに来てくれる人が増えたのかもしれない。

Jaguar-sun:
っていうのがあって、けっこう、それがカルチャーショックですよね。

Naoking:
ホームページの書き込みとかも、CD買って覚えてから行きますとかっていう書き込みもあるんで。

Jaguar-sun:
そういうのなかったからね。

――そうすると、音源作りとライヴのモチベーションは変わってきますか?

Jaguar-sun:
五分五分ですね。CDはまぁ頭使うことが多いですけど、楽曲なりジャケットなり。でも、ライヴは逆に頭使わないんで。体使ってっていうほうが…正しい言い方なのかわかんないですけど。その両極端なのが、4人の中ではフラットな状態だと思うんですけどね。

――CDではギターもコーラスもすごく丁寧に作ってますけど、このクオリティをライヴで再現するのってけっこう大変じゃないですか?

Naoking:
実際ライヴでできないようなことは、CDには入ってないです。もっといろんな音色使ったりとかしたいんですけど、ライヴでは音切り替える作業よりも、走り回ったりジャンプしたり、観せる方を優先しますね。ライヴはエンターテインメントだし、ショーやと思うんで。

Jaguar-sun:
正直俺は、ギター弾いてて“あぁこれ間違えそうや”っていうときは暴れて誤魔化す(笑)。1stアルバムはライヴとまったく同じ感じで作っていこうという雰囲気だったんですけどね。最近ライヴではアドリブだのセッションだのっていうのが多くなってきて。そうやってるうちに、CD通りにやってたらお客さんが面白くないんやろなと思って。CDとライヴは違うものを作ったほうがいいし、演奏もやったほうがええなっていうふうに、最近なってきつつあるかな。ライヴは基本的にぶち壊し、やりっぱなしになっちゃうんで。でもそういうアルバムを作ると、逆に失礼にあたる部分もあると思ってるんで。そこぐらいは真面目にね。「SUMMER RIOT」も3曲目にライヴ・ヴァージョンが入ってるんですけど、ぜんぜんちゃうもんねぇ。ほんっと申し訳ないっていうぐらいオリジナルと違う気がする。

Nakayoung(B):
ライヴ・ヴァージョンを収録したときはまだレコーディングが終ったばっかりで、ライヴでの「SUMMER RIOT」っていうのが、掴めてなかったのかもしれないですね。

Nakayoungは癒し系

――バンド内での各々の役割とは?

Jaguar-sun:
えーっと、Ippe-は、宴会部長。

Ippe-:
(笑)そうですね。あと、みんなの心のケアとか。

Jaguar-sun:
Naokingは運転手ですね。あと営業とか、いろいろ。みなさんの心のケアと。

Naoking:
お父さん役みたいなものです。

Jaguar-sun:
Nakayoungは癒し系。

Ippe-:
黙ってるけど、ぽっという一言で、多大なる影響を与える意見を言う。

Jaguar-sun:
大手!って感じのことを。僕は末っ子みたいな感じで。やることも怒られず。まぁ、一応オールマイティな感じで、なんでもします。役目はない。雑誌みたいなものですかね。情報を提供したり。「こういうのがいいよ」っていうお奨め役。

――英語詞が多いのには訳があるんでしょうか?

Jaguar-sun:
曲はメロから先に作るんですけど、歌詞がぜんぜん乗っからへんときがあるんですよ。行き詰まるとき。そこはもう、英語の辞書ひっぱって、語呂が合うやつ全部探して「あった!」っていって入れる。逃げの方向なんですけど(笑)。でもちゃんと合ってるかどうか、「これかっこええ」って思ったものを出してるんですけどね。日本語ばっかりで書いてると、ぜったい字余りとか字足らずとかが多くなるんですよ、僕の場合なんですけど。で、けっこう聴きにくかったりとか。だからなるべくそれを抑えようと思って。メロディと歌詞をうまいこと流れに沿えるような感じで、なおかつ歌いやすいっていうふうに工夫してます。

――だと英語を使う場合は、意味よりも音が優先なんですか?

Jaguar-sun:
そうですね。中学で習った文法を駆使しながら、メロに乗りやすくてみんななにも分かりやすいものを。多少なりともメッセージ性は出しつつ、なおかつキャッチーな感じを目指して作ります。

――伝えたいことと、メロに乗る言葉の意味が違っちゃうことはありませんか?

Jaguar-sun:
ありますね。でも逆に俺はそれをやります。こんなメロなのに、なんでこんな切ないこと歌ってるんだろとか、こんなメロなのになんてアホな歌なんだろうとか。そのアンバランスさっていうのが好きで、けっこう作ったりするんですけど。ギャップを楽しんでるっていう感じですね。

自分の声、嫌いなんですよ。人がどう思ってるのか考えると凹んだり

――Jaguar-sunはもともとギタリストで、MOLMOTTを始めるにあたってヴォーカルになったそうで。

Jaguar-sun:
ほんとはヴォーカル、イヤだったんですけど「お前しかおらん」て言われて。

――ヴォーカリストじゃないっていうのは知ってたんですよね?

Naoking:
知ってたんですけど、(自分は)あんま歌いたくないし、ギター弾きたいし。で、いいのがいるな、と。確信はなかったですけど。うちのバンドって深い意味とかなくて、バンド名とかもそうなんですけど。思いつきでずっとやってきてるんで。

Jaguar-sun:
相変わらず僕、自分の声嫌いなんですよ。今やっと慣れてきたなぁっていう感じで。どうやったら好きな声になるんやろって。自分の声が変わるわけないじゃないですか。

――歌い方で変えるぐらいでねぇ。

Jaguar-sun:
そうですよねぇ。でも歌い方変えてもぜんぜんかっこ悪いし。だから、自分の声を無理やりにでも好きになれば…なるのかなぁと、最近。人はこの声をどう思ってるのかって考えると、けっこう凹んだりして。自分で好きじゃないから、たぶん「あーぁ」って思われるんじゃないかなぁって不安があったりとか。でも最近、ホームページの掲示板に「声がいいですね」とかって書かれて、「あぁそうなんだぁ、知らんかったぁ」って感じで。

――自信も持てるようになって。

Jaguar-sun:
少しばかりの。ちょっとずつですけど(笑)。

取材・文●望木綾子

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