R.E.M.、ヴァンクーバーのシークレット・ギグで新曲を披露

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R.E.M.は12月15日(日)、ニューアルバムをレコーディングしているカナダのヴァンクーバーでちょっとしたシークレット・ギグを行ない、そこで新曲を披露した。

バンドは、クラブRichard's On Richardsで行なわれていたMinus Fiveのショウの合間に登場した。Minus Fiveは、元Young Fresh Fellowsで、R.E.M.のサイドメンバーも務めるScott McCaugheyのバンド。R.E.M.のギタリスト、Peter Buckはベースプレイヤーとしてこのバンドに参加している。

『Vancouver Sun』紙によると、この夜、10カナダドルを支払ったクラブの客は、新曲を含むR.E.M.のショウを見ることができたという。シンガーのMichael Stipeは後に、新曲には「Weatherman」という仮タイトルがついていると語っている。いくつかのR.E.M.のファン・サイトに投稿されたメッセージによると、新曲は速めで、バンドが最近レコーディングしてきたものほどメロウではないらしい。

ほかにも、'01年のアルバム『Reveal』の中の「She Just Wants To Be」や'86年のアルバム『Life's Rich Pageant』に収録されることなく、「PSA」というタイトルで海賊盤が出回っていた「Bad Day」のリメイクが演奏された。

Stipeは観客に向かい、ヴァンクーバーは「R.E.M.にとって正式な第3の街」と語った。バンドはクリスマス・ホリデーのあとも、引き続き街のWarehouse Studioで作業を続ける。

バンドは来年、ベスト盤を出す予定で、さらに'04年には13作目となる新しいスタジオ・アルバムが出るとも言われている。

バンドは来年の夏にヨーロッパでツアーを行なう予定。6月27日にはイギリスのGlastonbury Festivalに出演する。北米ツアーは8月の終わりか9月の始めを予定している。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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