『Nostal Lab』(初回限定盤) 2002年12月4日発売 SZGY-0002 3,000(tax in) M1:心象プリズム (instrumental) M2:scape~with transparent wings M3:太陽の檻 M4:Red Room~硝子の花 M5:penguin M6:感情プリズム (instrumental) M7:奇蹟の声 M6:ショコレイト M9:カメレオンの接吻 M10:サヨナラ M11:Green~伝えたい想い M12:解放プリズム (instrumental) ※初回プレス限定5000枚 仕様:限定盤用特別デザイン、 ブックレット別バージョン、スリーブ装丁付 | 『Nostal Lab』(通常盤) 2002年12月4日発売 SZGY-0001 2,800(tax in) M1:心象プリズム (instrumental) M2:scape~with transparent wings M3:太陽の檻 M4:Red Room~硝子の花 M5:penguin M6:感情プリズム (instrumental) M7:奇蹟の声 M6:ショコレイト M9:カメレオンの接吻 M10:サヨナラ M11:Green~伝えたい想い M12:解放プリズム (instrumental) | <Nostal Lab~心象プリズム~> 12月5日(木)渋谷ON AIR WEST op 18:00/st 19:00 【問】オデッセー:03-3796-9999 SOLD OUT | | 12月4日。この世に生誕する、Klahaの1stアルバム『Nostal Lab』。収録された12篇の物語は、Klahaの心の中に長年棲み続けてきた生命たち。 曲調も…歌詞から浮かびあがる想いや情景も…もちろん曲ごとに見えてくるヴィジュアルも、一つとして決まった枠へ括れることのない。そんな種々様々な表情が、それぞれの物語の中へと描かれていた。それは、“Klahaの心の中に巣くう風景”という、明確なヴィジョン……。 「1曲1曲が裸の状態……そう、一つとして同じ色はない。だけど、根底では繋がってるというか…自分の心の中に過去から有り続けている、Klahaという芯の一部を表現した作品たちだということに、間違いはないです」 アルバムへ込めたそれぞれの情景……、 窓(楽曲)から見える、一つ一つの風景に対して……、 その前に。 全身を鎖に繋がれた、黒衣の身へと包まれた“囚われのKlaha ” 透明な翼を背負った、白無垢な姿の“解き放たれたKlaha ” アルバムへと込めた全12曲。正確に言うならば、歌物作品として誕生した9曲(3曲は“Klahaの心を映し出す3つのプリズム”を具現化したインストゥルメンタル作)の中から僕は、 Klaha自身の心に巣くう“両極端な二面性”という表情。さらに、“せつなさ”という揺れ動く想いの波動を、強く強く感じていた…。 「自分を表現してゆくうえで、出てくるテ-マ。それが“せつなさ”と如何に向き合ってゆくか…と言うこと」 そして… 「陰があれば陽があるよう。喜びがあれば悲しみがあるように、いつも僕の心の中では、両極を成す2つの面が交差しあっている」 それが… “囚われのKlaha ”と“解き放つKlaha”とを形勢してゆく、2つの細胞の元素。 Klahaは、「心の中で葛藤していた部分を、まずスパッと出してしまおう」と語ってくれた。それが、“囚われのKlaha(過去へ縛られた自分)”であり、“解き放つKlaha(未来へ向け開放された自分)”という、両極端な…でも心の根底では“対を成す2つの姿”だった。 アルバム『Nostal Lab』へ収録された心の風景の中でも、とくに“これまでとこれから”のklala自身の意思や決意を明確に描き出した楽曲……それが「scape ~with transparent wings~」。 先に綴った想いは、「scape ~with transparent wings~」へと込めた情景たち。この作品こそ、今現在のKlaha自身の立つ大地を、より鮮明に描き表した楽曲ということから、解説の序章としてまずはこの文章をここへと綴っておこう…。 補足となるが、“囚われのKlaha ”はMALICE MIZER時代の Klahaで、“解き放つKlaha”は、その呪縛から解き放たれた姿。という解釈は、まったく持って間違いであるということを、勘違いや誤解を産むことがないよう予め伝えておきたい。ちなみに“囚われのKlaha”は、彼自身の心の中に幼少の頃から棲みついていた姿であり、“解き放つKlaha”は、現在の彼自身の内面的な姿であるということも、最後にお伝えしておこう。 Klaha Move'd Navigation Writer 見えない翼をいま君にあげるよ 長澤智典 | |