マイケル・ジャクソン、Sonyに対し訴訟を起こす考え

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Michael JacksonとSony Musicとの争いに新たな展開が生じた。“キング・オブ・ポップ”のJacksonはレーベルを相手取り、訴訟を考えている。Jacksonの弁護士Marty Singerは、Sonyの社長Tommy Mottolaがアルバム『Invincible』のプロモーションを故意に怠ったとし、次のようにロイター通信に語っている。

「Sonyに対し、クレームを申し立てた。それは契約違反と委託義務違反だ」。彼は続けて「エンロンのような会計疑惑があり、我々はMichael Jacksonへの収益が過少報告され、また他にも不適正な会計業務があると疑っている」と付け加えている。Singerによれば、これらの会計ミスは「数億ドルに上る」という。

Sony Musicはこの問題に関し、まだ何の声明も発表していないが、社内の情報筋はオフレコで、『Invincible』が失敗したのは単にアルバム自体が粗悪だったからだと話している。

Sonyと、すべてのアーティストのために闘っていると主張するJacksonとの間に1本の線が引かれたことで、Jermaine Jacksonは他のアーティストも参加する時だとLAUNCHに語っている。

「Russell Simmonsとか、そういった人々がいるけど、彼らは称えられるべきだと思う。Michaelが立ち上がって発言しているが、彼の闘いは想像以上に大きなものなんだ。Jackson 5がそうだったように、Michaelは今日の大勢のアーティストのために、多くの扉を開いてくれた。それを認めなければならない」

Jermaineはまた、セレブリティを使ってMichaelを非難している人々に対し、LAUNCHを通してメッセージを送っている。

「何であれ、僕の弟の悪口を言うのは間違っていると思う。彼らが口にしているようなことは、言ってはいけないことなんだ。同時に彼には姪や甥、彼自身の子供たちがいる。つまり、Rosie O'Donnellのような人がぶっきらぼうに、彼は児童を性的に虐待していると言ったりするのは間違っているってこと。彼は告発されてないし、起訴もされていない。単なる間違いだったんだ。こういったことが噂になる理由は分かっているだろうけど、アーティストや著名人が彼を非難するのはどう考えても間違っている。絶対にね。彼が公に出て行動したり、発言したりするのを見て、みんなは自分自身に“この人は傷ついている。彼を故意に傷つけた人がいるはずだ。だから彼はそれに対抗するためにこうして話しているんじゃないか”と問わなければいけない」

Chiam Chad Dougatz, New York (C)LAUNCH.com
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