アラニス、ビースティ、モビーらがブッシュ大統領のエネルギー計画に反対

Beastie Boys、Alanis Morissette、Moby、James Taylor、Tom Pettyらのアーティストは、George W. Bush米大統領のエネルギー計画を欠陥だらけで主要な環境保護区域を破壊するものだと非難し、反対している。

Dave Matthews Bandはすでに環境を守るためのオンライン請願にサインできるようにサイトをリンクさせている(バークスニュース参照)。参加アーティストは他にPhishのTrey Anastasio、Jackson Browne、Barenaked Ladies。

この運動は環境保護団体のSave Our Environment CoalitionとBeastie BoysのMike Diamondが中心となり、米国議会やブッシュ政権にファックスやメールを送って大統領のプランに憤激を表明するようファンに呼びかけている。彼らは、大統領の計画は環境保護を無視し、自然保全と再生可能エネルギープログラムへの支援を怠ったものだという。

Diamondは声明の中で次のように語っている。
「ブッシュ大統領のエネルギー計画は、北極区域国立野生生物保護区にある生物学上の心臓部で石油の採掘を推奨し、原子力への依存を増長、代替エネルギーの研究費を削減、また、基本的には取り返しのつかない損害を地球に与えるもので、原始人が地上を歩く時代にさかのぼってしまうような古い考えだ」

Morissetteはこう付け加える。
「地球が30分間に受ける太陽光の量は1年間に人間が使うエネルギーに等しいのです。George W. Bushはこれを無視し、再生可能エネルギーの研究を37％、エネルギー能率研究を30％ぞれぞれ削減しています」
請願書の記入はサイトsaveourenvironment.orgまで。

Darren Davis, New York