ジョージ・ハリソンのニューアルバム、'01年の秋にリリース

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George Harrisonがロンドン郊外の自宅でナイフを持った男の襲撃を受けてから、ほぼ1年が経過した。彼は現在、精神的にも回復し、とても元気だ。実際にすこぶる好調で、ニューアルバムのリリースを考えている。今週始めにReutersとBillboardが行なったインタヴューで、彼は新しいプロジェクトに取りかかっていると発言、それは『Your Planet Is Doomed, Volume One』というものだと冗談混じりに話している。

Harrisonは、アルバムでは大部分の楽器を自分で演奏しているとReutersに語った。また、アルバムには22歳になる彼の息子、Dhaniと、抜群のセンスを持つセッションドラマー、Jim Keltnerをフィーチャーしたとも言っている。このコレクションは'87年の『Cloud Nine』以来のアルバムとなる。今回、レーベルとの契約にもれたギタリストの話によると、発売は'01年の10月か11月になるだろうとのことだ。

'01年のHarrisonの最初の作品は、'70年に発表された彼の最高傑作で3枚組レコードの『All Things Must Pass』の再リリースだ。発売日は1月23日。今回は2枚組のCD版で、アウトテイクやオリジナルに収録されていない未発表曲をフィーチャーしている。また、新しくレコーディングし直された“My Sweet Lord”では、息子のDhaniがギターを弾いている。

Harrisonは、『All Things Must Pass』は再発売を予定しているアルバムの第1弾にしかすぎない、とBillboardに語った。彼は『Living In The Material World』と『The Concert For Bangla Desh』についても、未発表曲とボーナストラックを含めてマスタリングをし直したヴァージョンがあり、近く発売を予定していると話した。これらはWarner Bros. catalog(『Thirty-Three & 1/3』『George Harrison, Somewhere In England』『Gone Troppo』『Cloud Nine』『Live In Japan』)とTraveling Wilburysのアルバムの再リリースに続くものとなる。

Bruce Simon、ニューヨーク
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