BURNABLE/UNBURNABLE、集大成となる1stフルアルバム『空恐ろしい』リリース。呪いがテーマのMVも公開

BURNABLE/UNBURNABLEが初のフルアルバム『空恐ろしい』をリリースした。

◆「beg」MV

CDの発売はアーティストとしての活動を開始した2021年にリリースしたEP「BURNABLE TRASH」以降、2年ぶりとなる。

『空恐ろしい』にはre:cacoの暗くて重い、人間の心の底に溜まっている感情を描いた楽曲が収録されており、アルバムとしてフルで聞けば、暗夜の深淵で浮遊しているような気分になるはずだ。

リードトラック「beg」は、これまでとはまた違ったデジタル感を強めに押し出した新たな境地を押し出した挑戦の楽曲。これまでの、重く暗いダークなBURNABLE/UNBURNABLEらしいサウンドは踏襲したまま、電子音やエレクトロなサウンドも取り入れた斬新なアプローチとなっている。K-POPや米国でも流行しているデジタルサウンド感も取り入れ、中毒性のある楽曲となっている。

re:cacoは「もう一人の自分に向かって歌った曲。将来の不安も続いていく人生も、生きることに前向きになれない時も、もう一人の自分が相談相手かのように語りかける。寂しさも孤独も、全てを包み込んで大丈夫になる訳ではないけれど、自分だけを見つめて、幸福を見つけて、自分を守るものが増えれば良いな。攻撃的で挑発的な曲調だけど、自分を守るふかふかの布団のように優しくて温かい歌詞が伝われば良いなと思います。取り留めのない不安も焦りも払拭できるように願いを込めて」と曲の想いを語った。

「beg」のミュージックビデオは、和ホラーとデジタルを合わせながら構成された“呪い”がテーマの作品。re:cacoの曲に対する想いを新たな視点からアプローチした、禍々しくもあるが確かな愛が感じられる内容となっているので、メッセージを読み解いてほしい。