ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、無人島に持っていきたいアルバム5選
Photo by Sam Erickson
ジューダス・プリーストのヴォーカリスト、ロブ・ハルフォードが、「もし無人島にひとり取り残されたら、どのアルバムを聴いていたいか」を問う米AXS TVの『Stranded』シリーズに出演し、アルバム5作とそれらを選んだ理由を明かした。
◆ロブ・ハルフォード動画
「1つ目のチョイスは…、ブラック・サバスにせねば。ファースト・アルバム『ブラック・サバス』には、ヘヴィ・メタルの素晴らしいところ全てを引き出す要因があると思う」
「それに、ジミ・ヘンドリックス。間違いなく、ジミ・ヘンドリックスのアルバムのどれかだ。なぜなら、俺は挫折したギタリストで、エレクトリック・ギターができることが大好きだからだ。間違いなく、ジミ・ヘンドリックスの『Electric Ladyland』だ」
「そして、ザ・ローリング・ストーンズの『Get Yer Ya-Ya's Out!』だな。マディソン・スクエア・ガーデンだったと思う。ライヴ・アルバムだ。史上最高のロックンロール・バンドの一つであるあのバンドのエネルギーとパワーを示している」
「次は、より最近のものを挙げてみるか。スレイヤーのどう猛で攻撃的なものにしよう。島を燃え上がらせる。ヤシの木が倒れるような。そのどう猛さと容赦ない激しさによって、『Reign In Blood』だな」
「5枚目はちょっと知性に訴えるものに飛んでみよう。それが、メイナード(・ジェイムス・キーナン)のバンド、トゥールに相応しい言葉ならば。トゥールは俺にとって常に素晴らしいアドベンチャーなんだ。彼らは異質な場所へ向かっていて、ヘッドフォンで聴くのに素晴らしい音楽だ。俺は無人島でトゥールの音楽に没頭する」
先週、このシリーズに出演したモトリー・クルーのフロントマン、ヴィンス・ニールは、AC/DCの『Back In Black』、エアロスミスの『Rocks』、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの『Cosmo's Factory』、“ジャーニーのアルバムのどれか”、ビーチ・ボーイズの『Endless Summer』の5枚を選出していた。
Ako Suzuki
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