ジューダス・プリーストのスコット・トラヴィス、「Painkiller」のドラム・イントロ高評価に感激
Photo by Justin Borucki
ジューダス・プリーストのドラマー、スコット・トラヴィスは、彼らの代表曲の一つ「Painkiller」(1990年)のドラム・ソロによるイントロが高い評価を得ていることに感謝感激しているという。
◆スコット・トラヴィス動画
彼は、『Drumtalk』ポッドキャストのインタビューで、こう語っている。「個人的にずっと、ドラムで始まるいくつかの曲が好きでたまらなかった。レッド・ツェッペリンの“Rock And Roll”、エアロスミスの“Walk This Way”、そしてもちろん、ヴァン・ヘイレンの“Hot For Teacher”なんかだ。僕は、“自分も印象的なドラム・イントロを思いつくことができたら…”って願いながら育ったんだ。ギターじゃない。ドラムだけだ。それで強い印象を与えるものをね。(“Painkiller”は)長いことプレイしているけど、それができたって、いまでも時々、感情的になるよ」
「この前、“トップ15ドラム・イントロ”ってランキングを見てたんだ。もちろん、主観的なものだよ。誰が作ったのかさえ知らない。ロック誌だったと思う。自然とそれを見ていたら、(アイアン・メイデンの)“Where Eagles Dare”や(レッド・ツェッペリンの)“Rock And Roll”なんかが出てきて、“Painkiller”は2位だった。“おお! ありがとう”って思ったよ。1位は、僕は喜んで2番手に甘んじる。“Hot For Teacher”だった。サー・アレックス・ヴァン・ヘイレンだ。アレックスの次だなんて、素晴らしいことだよ。これは一つの意見で、誰かが作ったちょっとしたランキングだけど、もちろん、僕が作ったわけではなくて、人々が“Painkiller”を高く評価してくれているのが嬉しい。こんなことが起きるなんて、夢にも思ってなかった」
トラヴィスは1990年初め、フランスのスタジオに入っているときに「Painkiller」のドラム・ソロを思いついたという。ジューダス・プリーストに加入して数ヶ月後、28歳のときだった。
Ako Suzuki
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