エピフォン、トゥール アダム・ジョーンズのレスポール・カスタム・アートコレクション第4弾を発売

エピフォンから、Tool（トゥール）のアダム・ジョーンズの最新シグネチャー・コレクション『Adam Jones Les Paul Custom Art Collection (アダム・ジョーンズ レスポール・カスタム・アート・コレクション)』の第4弾として、米国の画家ジュリー・ヘファーナンの作品“Self-Portrait as Not Dead Yet”がボディバックに描かれた新作を発売した。

『アダム・ジョーンズ レスポール・カスタム・アート・コレクション』は、アダムが愛するアートと音楽の融合をテーマとして誕生したコレクション。シルバーバースト・カラーのレスポール・カスタムを基本仕様とし、ボディバックには、アダムが厳選した5名の著名なビジュアル・アーティストによるアートワークが施されている。個性的なアートワークが施された全7種類のギターコレクションとして、年間を通して2か月おきに1モデルずつリリースされる予定となっている。

第4弾は、（5名のアーティストの内の一人である）ジュリー・ヘファーナンの作品“Self-Portrait as Not Dead Yet”がボディバックに描かれたモデル。そして、ヘッド裏のアートワークは、世界的なアーティストであるコリン・フォートがデザインしたものだ。

ボディバックに描かれている「Self-Portrait as Not Dead Yet」は、ヘファーナンの同タイトルの代表作をベースにしている。このヌード自画像は、女性の権利や環境の不安定さをはじめとした、現代社会が抱える問題を表現。飾るだけのアートではなく、仕様面においても、ギタリスト達が最高の音楽作品を生み出せる仕上がりとなっている。



バインディングの施されたマホガニー・ボディにメイプル材が貼られ、ネックデザインはアダム・ジョーンズ・カスタム・プロファイルを採用。バインディングの施された3ピース・メイプル・ネック、エボニー指板等、充実の仕様。上下逆さにマウントされた Epiphone ProBucker Customハムバッカー、ブリッジ側にはSeymour Duncan Distortionが搭載され、CTSポテンショメーターとOrange Dropコンデンサが結線。ボディバックにはアーティスト名と作品名を記したコントロール・プレートがマウントされている。アダムが愛用するオリジナルの1979 Gibson Customシルバーバーストへのオマージュとしてアンティーク・シルバーバーストで仕上げられ、Protectorハードシェルケースが付属となる。



エピフォン アダム・ジョーンズ アート・コレクションは、シルバーバーストのレスポール・カスタム全7モデルで構成され、それぞれに異なるアート作品がギターのボディバックに描かれている。今回アダムが全てのアートワークを監修し、マーク・ライデン、フランク・フラゼッタ、ジュリー・ヘファーナン、コリン・フォート、エルンスト・フックスから構成される5名の著名なアーティスト達を選んだ。この限定モデルは、各モデルとも全世界向けに800本のみ生産される予定。コレクションでは、これまでに以下の作品が描かれた製品がリリースされている。

第1弾：マーク・ライデン作「Veil of Bees」
第2弾：フランク・フラゼッタ作「Berzerker」
第3弾：ジュリー・へファーナン作「Study For Self- Portrait with Rose Skirt and a Mouse」
第4弾（新作）：ジュリー・へファーナン作「Self-Portrait as Not Dead Yet」

●ジュリー・へファーナン　コメント
「私が最も愛する芸術は、私を強烈に引き寄せて止まないもので、そこには必ず “過剰” が存在します。ボッシュやボナールの作品、アダム・ジョーンズの爆発的なリフなどがそれです。“過剰”すなわち“境界を超えること”は、自己を回避し、自己検閲を回避し、エクスタシーの領域への道を開くことです。私が知る限り、あらゆる文化における幸福の概念は“過剰”の方向に傾き、それは精神的な生存に不可欠な豊かなアイデアを提供し、必要なものが常に十分に手に入るという境地を意味します。それこそが芸術の本質であり、変身・変容するために必要なものと考えます。」