トム・モレロ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのツアー再開「わからない」

ポスト

トム・モレロは現時点、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがこの先どうなるのかわからないという。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2019年に活動再開を発表し、パンデミックにより数度延期された末、ようやく昨年7月、約12年ぶりとなったツアーを開幕したが、フロントマンのザック・デ・ラ・ロッチャが足を負傷したため、8月以降予定していたツアーの全日程を中止した。

◆レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン画像

『Rolling Stone』誌のインタビューで「ザック(の怪我)が治ったら、ツアーを再開できるのか?」と問われたモレロは、こう答えた。「どうなるかな。もし公演があるなら、バンドとして発表する。僕はわからない。正直言って、知っていることは君らと同じだ。いま現在、僕らは治癒の時期にある。僕は音楽の制作やいくつかのことをやる時期にある」

そして、「バンドは無期限の活動休止にあるのか?」との質問には、「何も限定していない。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、『ロード・オブ・ザ・リング』の指輪みたいなものだ。男たちを狂わせる。ジャーナリストたちを狂わせる。レコード業界の人々を狂わせる。それが欲しくてたまらず、彼らをおかしくするんだ。もしレイジの公演があるなら、もしレイジの公演がないなら、君らはバンドからそれを聞くことになる。僕にはわからない。ニュースがあれば、バンドから連名の声明があるだろう。(いまは)ニュースはない」と語った。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、2023年の「ロックの殿堂」入り候補に挙がっている。殿堂入りするアーティストは5月に発表され、秋に式典が開かれる。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報