サミー・ヘイガー、噂されたヴァン・ヘイレンのトリビュート・ツアーに興味なし

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(C) Leah Steiger

今年春、ジェイソン・ニューステッドがアレックス・ヴァン・ヘイレンとジョー・サトリアーニからヴァン・ヘイレンのレガシーを継承するツアーに参加しないか誘われたと明かし、ファンをざわつかせたが、サミー・ヘイガーはその案に賛同しかねるという。

彼は『News-Herald』のインタビューで、こう話した。「何だっていうんだ? ジェイソン・ニューステッドがヴァン・ヘイレンのためにベースをプレイするって? 素晴らしい奴だ。素晴らしいミュージシャンだよ。でも、ヴァン・ヘイレンで? ないね。マイキー(マイケル・アンソニー)がまだ現役でやってる間は」

ヘイガーは、ヴァン・ヘイレンのマネージメントから似たようなアイディアを提示されたそうだ。「俺は、いま自分がやっていることに満足している。あそこへ戻ることはないと思う。もしアレックスが興味があるのなら、彼とマイキーとスーパースター・ギタリストでっていうなら、話を聞く価値はあるかもしれない。でも、エディがいないならヴァン・ヘイレンじゃない。だから、どうかな……」

ヘイガーは、サミー・ヘイガー&ザ・サークルの公演でもっとヴァン・ヘイレンの楽曲をプレイしていこうと思っているそうだ。「(いまは)プレイする人がいないんだから。俺は驚いたよ。メジャーではない曲をプレイしても、みんな、一緒に歌っているんだ。それだけあの音楽が愛されているなら、俺らには彼らのためにそれらをプレイする責任がある」

サミー・ヘイガー(Vo)、マイケル・アンソニー(B)、ジェイソン・ボーナム(Dr)、ヴィック・ジョンソン(G)から成るサミー・ヘイガー&ザ・サークルは9月終わり、ニュー・アルバム『Crazy Times』をリリースする。



Ako Suzuki

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