ドン・エイリー「毎日、ランディ・ローズのことを考える」
1982年にランディ・ローズが飛行機事故により亡くなった際、彼と共にオジー・オズボーンのバンドに参加していたドン・エイリー(現ディープ・パープル)は、いまでも「毎日、ランディのことを考えている」という。
エイリーは『Rolling Stone』誌のインタビューで、ランディについてこう語った。「彼と初めて会ったのはスタジオ、(オジー・オズボーンの『Blizzard Of Ozz』をレコーディングした)リッジ・ファームでだった。彼はとても物静かな人だった。いい雰囲気を醸し出してた。人柄がよく、ハンサムだった。彼を目にしたら、ロックの神みたいだって思ったはずだよ」
「(事故が起きたとき)僕ら、信じられなかった。“僕らが何したっていうんだ?”って感じだったよ。パーティー・アニマルの集まりみたいなバンドじゃなかった。シャロン(・オズボーン)がしっかり手綱を引き締めていた。僕はそこが好きだったよ。素晴らしいバンドだった。バックステージでもバスの中でも飲むことはなかった」
そして、ランディをこう偲んだ。「僕は毎日、ランディのことを考えている。いまでも彼の声を聞くことができる。最後にオジーと話したとき、“心の中でいまでもランディのギターが聴こえる”って言ったんだ。僕はいまでも、彼の笑い声を聞いてる。彼は気に入ったことがあると、周囲もつられるような笑い方をしてた」
コージー・パウエル、レインボー、ゲイリー・ムーア、マイケル・シェンカーらとプレイしてきたエイリーは1980~1985年、セッションやツアー・メンバーとしてオジーのバンドに参加。2001年、療養中だったジョン・ロードに代わってディープ・パープルに参加し、のちに正式加入した。
Ako Suzuki
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