全米アルバム・チャート、アデルの『30』が2021年最大のセールスで1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、アデルの6年ぶりの新作、通算4枚目のスタジオ・アルバム『30』が初登場で1位に輝いた。アメリカではセカンド・アルバム『21』(2011年)、『25』(2015年)に次ぎ3作連続での1位獲得となった。
◆アデル画像
『30』は初週83万9,000ユニットを売り上げた。その内のフィジカル・フォーマット(CD、ヴィニール盤、カセットテープ)とデジタル・ダウンロードによるアルバム・セールス計69万2,000枚は、週間売り上げどころか、たった1週間で現時点2021年最大のセールスをマークしたという。『30』はアメリカ、英国ほか、オーストラリア、オランダ、フィンランド、ドイツ、アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、スイスなどでも1位を獲得している。
先週トップだったテイラー・スウィフトの『Red (Taylor’s Version)』は2位に後退。ドレイクの『Certified Lover Boy』が先週の5位から3位に再浮上した。
今週新たにトップ10入りした新作は、アデルの『30』のほかにもう1作あり、ロバート・プラントとアリソン・クラウスのコラボレーション第2作『Raise The Roof』が7位にチャート・インした。
また、クリスマス・シーズンが近づき、マイケル・ブーブレが2011年にリリースしたクリスマス・アルバム『Christmas』が9位に再エントリーしている。
Ako Suzuki
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