全英アルバム・チャート、AC/DCの『POWER UP』が2020年最大の週間売り上げで1位

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Photo: Josh Cheuse

今週のUKアルバム・チャートは、週半ばの予想通り、AC/DCの6年ぶりの新作で通算17枚目のスタジオ・アルバム『POWER UP』が初登場で1位を獲得した。初週6万2,000ユニットを売り上げ、現時点、2020年最大のウィークリー・セールスを記録した。『Back In Black』(1980年)、『Black Ice』(2008年)、『Iron Man 2』のサウンドトラック(2010年)に続く4枚目の全英NO.1アルバムとなった。

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今週はトップ4が新作で占められ、UKのポップ・ロック・バンド、マクフライの10年ぶりの新作『Young Dumb Thrills』が2位、イタリアのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリの『Believe』が3位、英国人の女性シンガー・ソングライター、パロマ・フェイスの5枚目のスタジオ・アルバム『Infinite Things』が4位にチャート・インした。

トップ10圏内にはさらに3作が初登場しており、オランダ人の指揮者/ヴァイオリン奏者のアンドレ・リュウ&ヨハン・シュトラウス・オーケストラの『Jolly Holiday』が6位、英国人の女性シンガー、ソフィー・エリス・ベクスターのコンピレーション・アルバム『Songs From The Kitchen Disco』が8位、ジョニー・キャッシュの名曲をロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が新たにアレンジした『Johnny Cash And The Philharmonic Orchestra』が10位をマークしている。



シングル・チャートは、アリアナ・グランデの「positions」が4週連続で1位に輝いた。ビリー・アイリッシュの新曲「Therefore I Am」が2位に初登場し、3位はリトル・ミックスの「Sweet Melody」がキープした。

今週は、ビリー・アイリッシュほか、英国の公共放送BBCラジオ2がBBCのチャリティ『BBC Children In Need』を支援し制作したオアシスの「Stop Crying Your Heart Out」のカバー・ソングが7位にチャート・インしている。



Ako Suzuki
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