システム・オブ・ア・ダウン、15年ぶりに新曲を発表
システム・オブ・ア・ダウンが11月6日、15年ぶりに新しい音楽を発表した。
◆システム・オブ・ア・ダウン動画、画像
「Protect The Land」と「Genocidal Humanoidz」の2曲をリリースし、同日、オフィシャル・ビデオも公開された。収益はArmenia Fundへ寄付するという。
バンドは、「我々4人には、一丸となり言いたい、極めて重大なことがある。2曲とも、僕らの文化的祖国であるアルツァフとアルメニアで起きている悲惨で深刻な戦争について語っている」との声明を出した。
「差し迫り、全世界の人々が、アゼルバイジャンとトルコの堕落した政治指導者たちの行為を非難するだけでなく、世界のリーダーたちが今すぐこの地域に平和をもたらし、アルツァフを正当に独立国家と認めるよう求め、それぞれの政府を促す必要がある。何よりもまず、至急に、君らへ寄付をお願いしたい」と、曲をダウンロードしてくれるようリクエストした。YouTubeで公開中のオフィシャル・ビデオも募金活動が設定できるようになっている(日本からは不可)。
システム・オブ・ア・ダウンの新曲は、2005年にリリースした5枚目のスタジオ・アルバム『Hypnotize』以来だった。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
サージ・タンキアン、最もインパクトがあった公演は「80年代半ばに観たアイアン・メイデン」
システム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアン、トニー・アイオミとチャリティ・シングルでコラボ
サージ・タンキアンとジョン・ドルマヤン、ストリート・バンドとパフォーマンス
システム・オブ・ア・ダウンのS・オダジアン「以前はカニエと仲が良かった」
英ダウンロード・フェスティバル、2021年の開催を中止
システム・オブ・ア・ダウン、15年ぶりに新曲発表も「すぐに次ってことはないだろう」
システム・オブ・ア・ダウン、新曲リリースで60万ドル以上をアルメニア基金へ寄付
システム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアン、秋にソロEPから新曲発表
システム・オブ・ア・ダウン「俺らはバカで、バカであり続けるのだろう」