2種のヘッドホンモニターモード装備、スタインバーグ初の2IN/4OUTオーディオインターフェイス「UR24C」
スタインバーグとヤマハの共同開発によるスタインバーグブランドのUSBオーディオインターフェイス「UR-Cシリーズ」の新モデル「UR24C」が登場。スタインバーグ初となる2入力4出力のモデルで、Mac/Windows/iOSデバイスに対応。ヤマハミュージックジャパンより4月22日に発売される。
「UR24C」は、USB 3.0(Type-C)対応端子を備え、最大32bit整数/192kHzの録音再生に対応したUSBオーディオインターフェイス「UR-Cシリーズ」の2入力4出力モデル。新たに「DAW」と「DJ」の2種類のヘッドホンモニターモードを搭載し、音楽制作だけでなく同期演奏やDJプレイにも対応。前面のスライドスイッチを切り替えることで、モニターするアウトプットやモニター方法を選択できる。
▲フロントパネルにはD-PREマイクプリアンプ搭載のコンボ入力×2、ヘッドホン出力に加え、MIXノブとスライドスイッチを用意。OUTPUノブの周囲には白・赤に光るLEDを備える。背面にはMIDI入出力、フォーン端子のMAIN出力、RCA端子2組(うち1組はMAINと同じ)を用意。
「UR-Cシリーズ」の他モデルと同様、「dspMixFx」テクノロジーにも対応。DSPミキサー/エフェクトによってストレスフリーの制作環境を実現しているのも見逃せない。ソフトウェアは32bit整数対応の本機のスペックを生かせるDAW「Cubase AI」が付属。DTM初心者からオーディオインターフェイスの買い足しや買い替えを必要とするプロまで、幅広い層に対応する製品となっている。
▲コンパクトなボディはノートPCとの組み合わせにもぴったり。
▲一番右のOUTPUTノブのLEDの色で現在のモードがひと目で分かる。写真は赤なのでDJモード。
プレスリリースに先駆けて行われた発表会ではDJとDAW、2つのヘッドホンモニターモードをアピール。ライブであらかじめ用意したトラックに合わせてプレイする同期演奏にも有用なことが紹介された。
▲モニターモードはdspMixFXソフトで切り替え、本体のスライドスイッチでモニターする出力やモニター方法を選ぶ。パネル上の文字色はOUTPUTノブの光の色と同じで、白がDAW、赤がDJモード。
▲DAWモードではライブステージでも活躍。スライドスイッチを左(OUTPUT1)にしてドラムやベースなどのバックトラックを、右(OUTPUT2)に切り替えてクリックのモニタリングできる。
▲DJモードではスライドスイッチでSPLIT/STEREOを切り替え。SPLITではヘッドホンの左耳で次に再生する楽曲をモニター、右耳で再生中の楽曲をモニター。STEREOでは再生中の楽曲と次に再生する楽曲を重ねてモニターできる。
製品情報
価格:オープン(市場想定売価 22,000円前後 税別)
発売日:2020年4月22日
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