【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「ヨーロッパ編・その3」
みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。
今回はヨーロッパのレポート第三弾です。
ちなみにヨーロッパの日程はこんな感じ。
■真空管サウンドシステムの
■Brilliant Cornersでプレイ!
さて。ロンドンに到着し、C.A.RのメンバーでSC&Pのレーベルボスのハリー・ジェイムスの家にステイさせてもらうため、電車とバスで移動です。無事にハリーの家に到着するも、寝ていなかったので、Brilliant Cornersのギグまでぐっすり。
寝てスッキリすると、シャワーを浴びて早速Brilliant Cornersへバスで移動します。Brilliant Cornersは日本食レストランで、料理も美味しく、なんと言っても真空管サウンドシステムとミキサーが最高なお店。出演者はみんなバイナルオンリーで、CDJはなし。このスタイルもDiggerにとっては幸せに感じる瞬間。この日は2回転でプレイします。レアグルーヴ、和物、ディスコ、ジャズ、アンビエント、ファンクなどいろいろプレイしてみました。
1回転目は食事をしているお客さんがメインなので、チルアウトな感じ。2回転目はお客さんも踊りだして、さっきとは全く違う空気。ライトも暗くなり、まさにダンスタイムな感じ。一緒にプレイしていたレジデントDJたちも、めちゃくちゃDiggerで素晴らしい盤をプレイをしていました。いつもクラブで味わうのとは一足違ったパーティで、音もグッドでした。
翌日は、ゆっくり起きてNTS Radioからのスタート。NTS Radioは素晴らしい番組で世界でもトップクラスのラジオ番組。僕もずっとここに行く目標があったんです。NTS Radioでは、きっかけを作ってくれたカスラVと1時間ずつプレイしました。ドイツ〜フランスでDigしたレコードと和物を混ぜてのプレイ。ちなみにこちらで視聴できるので是非チェックしてみて下さい。僕は後半1時間になります(https://www.nts.live/shows/paradiseshow/episodes/kasra-v-16th-july-2018)。
プレイが終わってから、カスラとレコ屋や街を散策し、カスラ宅で買ったレコードをリスニング。ゆっくり夜まで過ごした後、ハリー宅に戻りギグのセッティングし、The Waiting Roomへ移動します。
The Waiting Roomでは、僕のヒーローのイワン・スマッジがスマッジ&クロスとしてライブ、それにHoney Soundsystemのベジェのライブの間に僕が2回プレイと相成りました。スマッジ&クロスのライブはアンビエントなロックテイストで痺れるほどカッコいい。ライブが終わると、僕の出番です。最初はライブの流れでスペイシーなアンビエントからスタート。事前にハリーから「ダンスミュージックにシフトして盛り上げて」と指示があったので、ビルドアップして、ニューウェーブ、ポストパンク、エスニックサウンドをメインにお客さんを踊らせました。
ヒートアップして、フロアががっつり盛り上がったところでベジェのライブがスタート。アッパーでスペイシーでエッジが効いたストイックなライブにお客さんたちも、よりヒートアップした様子。するとあっという間に再び僕の時間になり、このままの勢いでクローズまで突っ走りました。正直、自分でも何をかけたか覚えてなくて(笑)、ただお客さんの盛り上がりをキープして、最高なエンディングにしたいと思いプレイしました。前半のスマッジ&クロスのライブ、ベジェのライブの前後に僕を信じてブッキングしてくれたハリーに感謝です!
■クラブミュージックNG
■The Gunでは和モノ〜ディスコで勝負
さてその日の夕方からはThe Gunのギグ。この日はクラブミュージックNGの指定があったので、レアグルーヴ、和モノ、ディスコ、ロック、アンビエントなどいろいろ混ぜての5時間プレイ。The Gunはロンドンのアーティストが好んでプレイしているというだけあり、かなりコアなお客さんが遊びに来てくれたが印象的です。ここでも楽しくプレイさせてもらい、今回のロンドンのギグはどれも最高でした。
その後もロンドンで数日間ステイし、アンドリュー・ウェザオールとAFLOSのユニットを組んでいるシーン・ジョンストン(Hardway Bros)とランチしたり、レコ屋でDiggingしたりして、ロンドンをたっぷり楽しみました。
ロンドンのラストデイはCrazy Pのクリス(Hot Toddy)に会いにノッティンガムまでバスで。バス停までクリスが迎えに来てくれて1泊クリスの家にステイします。ここでもレコ屋でDiggingしたり、Crazy Pのスタジオでメンバーのジム(Ron Basejam)に会ったり……。クリスとジムがスタジオワークしてる間にまだ行ってないレコ屋を周り、街を散策してエンジョイしました。ってことで、
「Thank u Harry,Sean,Chris」
旅はさらに続きます。
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