【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アジア/オーストラリアツアー編・その2」
みなさん、あけましておめでとうございます。<Huit Etoiles>のDJ/プロデューサーのQue Sakamotoです。アジアオーストラリアツアー第二弾です。
■<Sub Sonic Festival>が
■なんと山火事で延期!
昨年末、待ちに待っていたオーストリアはシドニーの<Sub Sonic Festival>が延期になってしまいました。そのため、今回はファーストラインナップのアーティストのみシドニーのクラブにて3日間開催し、僕もそこでプレイすることになりました。
フェスティバルが延期になったのは今話題となっている山火事が原因なので仕方ないですね……シドニーはスモッグがかかっていて不気味な雰囲気でした。見たことない太陽、月……海で泳いだのですが冷たくて初日のみ。
そんなシドニー、自分は最終日のSASH Clubにてプレイします。今回、前回ステイさせてもらったマルコとダニエラの家にステイします。家でディナーを済ませて、ダニエラとSub Sonic Festivalクルーのスコットとキムたちに挨拶をしにレストランへ向かいました。レストランにシアーシャ、スティーヴ・ラフマッド、ムーアもいて、新しい出会いとなりました。ナイトクラブ“Universal Sydney”にて、レイト・ナイト・タフ・ガイ、シアーシャ、スティーヴ・ラフマッドがプレイするとのことで、早速Universal Sydneyへ。
5年前に僕のクルー“Huit Etoiles”が表参道Origamiにてパーティを開催したときのゲストで、オーストリアの世界でも有名なディスコスター“レイト・ナイト・タフ・ガイ(カム)”のギグが初日にあり、久しぶりに再会できたし、久しぶりにカムの王道ディスコなセットも堪能できました。いろいろ話せたし、相変わらず優しくて紳士でした。日本でまたプレイしたいし、Huit Etoilesのパーティは今でも最高な記憶が残ってるし、一番幸せだったのは、タマル夫妻の家でのディナーだと言ってました。「また皆んなに会いたいなー。よろしく伝えてね」とのこと。シアーシャのレイビーなDJセット、スティーヴのレジェンドバイブスなハウス/テクノセットも聞けてよかったです。Sub Clubでがっつりサポートしてくれて、最高な時間を共にしたイタリア人でイタリアンレストランを経営し、DJ活動しているフェリぺとナイスな再会もできて嬉しかった。
翌日は家でゆっくりしてから、DaniとClub77にてレオン・ヴァインホールとヤング・マルコとサン・プロパーがプレイを堪能します。サン・プロパーの独特な中毒性あるプレイからレオン・ヴァインホールとヤング・マルコのB2Bめちゃくちゃカッコ良かったです。ディスコ〜ハウスをメインにプレイするのかと思っていたのですが、インダストリアル〜プレイクビーツ〜渋いテクノハウス〜幅広く今の旬なレイビーな選曲とミックスで、めちゃくちゃ勉強になりました。終わってから、フェリペのレストラン、スタジオにて軽くアフターパーティして解散!
さて。あっという間に自分がプレイする最終日。SASHにてロンドンFabricの20周年パーティ。メインフロアに、クレイグ・リチャード、マシュー・ジョンソン、マーガレット・ディガス、セカンドフロアにDJ ワイルド、ボリスなど、めちゃくちゃ豪華なラインアップ。自分の前はローカルDJがプレイ。自分の出番になり、ディスコ〜エレクトロ〜ハウス〜テクノ〜インダストリアル〜ブレイクビーツを軸にレイブ感あるセットでプレイしました。今回、フェスティバルの中止はとても残念でしたが、最高なホストをしてくれたダニエラに感謝です。マルコは残念ながらベルリンで会えなかったですが、5月再度シドニーのギグが決まったので、再会できるのでよかった……たくさんのアーティストにも会えたし、パーティも楽しかったです。ってことで、
「Thank You Daniela,Sub Sonic Crew」
■<Wonderfruit>では
■友人たちにあまり会えず残念
翌朝シドニーからタイ・プーケットで開催するフェスティバル<Wonderfruit>へ向かうためバンコクへフライト。バンコクでは上海のCC、たくや君と合流。お寺やレコ屋、食べ歩きなど共に数日楽しい時間を過ごしました。バンコクから車でパタヤへ。ホテルはとても素晴らしくて、ロケーションもよくて2泊ステイ。着いて皆んなで、食事を済ませて、みんなは会場のテントにステイのため、早速会場へ。タイマッサージを受けて、ホテルでゆっくりしてステージへ。クレイグ・リチャーズが自分の前にプレイ。かなりかっこいいレアなジャングルセットを披露していました。ハウイBも会場にいて久しぶりに再会。自分はレアグルーブのリクエストをもらっていたので、80sポストパンク〜サイケデリックロック〜ニューウェーブ〜エレクトロなテイストの和物をプレイしました。今回ブッキングしてくれたグイム、ステージマネージャーも喜んでくれたし、海外の友達にも遊びに来てくれてうれしかったです。メルボルンへのフライトが早朝のため、ホテルでゆっくりしてメルボルンへ。<Wonderfruit>では仲良しな海外アーティストや、日本人出演者に会えなかったのが残念……ってことで。
「Thank You Wonderfruit,Craig Richard,CC,Takuya」
さあ初のメルボルンへ向かいます。今回は2泊。メルボルンに到着すると、イスタンブール出身メルボルン在住のバークのルームメイトがピックアップしてくれて、バークの家にホームステイします。バークはイベントのセッティングで会場にて作業。バークのクルーは頻繁に<Klub Kulampala>というターキッシュナイトをメルボルンにて開催している。家でディナーを済ませて、今夜のベニューColour Clubへ。到着したら、女性ローカルDJがフロアを盛り上げてくれていました。バークと会ったのはイスタンブール振りで、あまり時間経っていなかったのですぐに和みました。日本からメルボルンで活動しているGenki Tanaka君もサポートで遊びに来てくれました。ターキッシュナイトがコンセプトだったので、エスニックなハウス〜ディスコ〜アシッド〜インダストリアルなセットでプレイしました。このときのセットはこちらです。よかったら聞いてみて下さいませ。
ラストはバークがクロージング。ターキッシュ味たっぷりなセレクトで良いDJを披露してました。お客さんも素晴らしく、盛り上がって良かったです。
■リセットするのに最高な街バリで
■たくさんの仲間と遭遇?
翌日は急遽、Angel Barにて5時サンデーナイトセット。疲れていたのかギリギリに起きて、ご飯も食べずシャワー浴びてベニューへ。着いたらバリ島のDJ/プロデューサー“Tantra”のワンズがいて、びっくりな再会。ワンズがプレイしていたの知らなかったです(笑)。BerkeやGenki君もサポートしてくれたので、リラックスできました。和物〜ディスコ〜ハウス〜アンビエント〜ファンク〜エレクトロなど80sをメインにプレイ。楽しく5時あっという間にプレイしました。みんないい人でよかったし楽しかった。また5月にシドニー、メルボルン決まってるので楽しみです。ってことで、
「Thank You Angel Bar,Berke,Ones,Genki.It Was Fun.」
その後に入っていたジャカルタのギグがキャンセルになり、バリ島でベトナムのギグまでゆっくりすることになり、バリ島へフライト。ここではいつも通りアレックス・ケスラーの家にステイさせてもらいます。久しぶりにアレックスと再会。バリ島はリセットするのに最高な街なんです。バイクをレンタルしてビーチに行ったり、Tantraのイマンと会ったり、ベルリンのナイトクラブ“Renate”のレジデントDJを務めるPeak&Swiftのジャン、アタ、それに先日バリ島のビーチクラブ“La Brisa”で行われた『Boiler Room』でTantraとガード・ヤンソンとプレイし、バリでも素晴らしいパーティのプロモーターとして活躍するチアゴとランチして……それにチアゴの家のプールで泳いで楽しい時間を過ごして、Potato Headに行っ、エリック・ダンカンの彼女マルセラにPotato Headを案内してもらったら、たまたまエリック・ダンカンがサンセットでプレイしていて、みんなで食事とカクテルを飲んだり、エリックの彼女にクリスマスプレゼントをもらって幸せな1日を過ごしました。
その後はアレックスとジャンのギグをサポートしに1,000人キャパのナイトクラブ“Vault Bali”に。するとブッキング担当のベンやローカルDJたちに会ったりと、バリはいろいろなアーティストと再会できて神のパワーを感じます。バリでたくさんの友達に会えたしマッサージも最高でした。いつもバリは最高です。バケーションでリセットできました。ってことで、
「Thank You Alex,Jan,Tiago,Ata,Eric,Marcera」
ジャンが、自分もプレイすることになっている“The Light House”で、DJとのことで同じフライトでホーチミンへ。ホテルにチェックインして、The Light Houseのロランとジャンと食事して、Wamへ。Wamはいつもお世話になっているTeruu君がブッキングをしています。Wamに着いたら、Teruu君、Wamの皆さんが暖かく迎えてくれて、さらにキエフの20ft Radioのダンやキエフの友達、インドのプロモーターや、ホーチミン在住の日本人の友達も来てくれて、楽しい雰囲気。この日は和物〜ディスコ〜ハウス〜エレクトロの80sを中心にプレイ。ラストはTeruu君とB2Bしてギグを終えて、The Observatoryへ。オーナーのダンさんに会えず残念。そこからThe Light Houseに行き、ジャンのサポート。久しぶりにジャンのセットを楽しんで就寝。
翌日はゆっくり起きてスタッフとディナーをして、またまたThe Light Houseへ。Open To Lastの6時間プレイ。クリスマスの影響でお客さん入るか心配でしたが、オープンから人も入り、良い雰囲気でスタート。前半ひ和物からディスコ〜ハウスをプレイ、中盤からフロアの雰囲気がコアなレイブな空気だったので、ダークでトランシーからアシッド〜トライバル〜インダストリアル〜テクノ〜トランスなどいろいろプレイし、最後まで楽しくできました。終わってから、Bromaで20ft RadioのダンとB2B。愉快なお客さんや、トリスタンにも会えたし、ナイスなアフターアワーズでローカルたちとのセッション楽しかったです。残りの日々は、ゆっくりして、街に出たり、ベトナム料理を満喫したり、マッサージに行ったりしました。ベトナムは愉快な国で楽しかったです。ってことで、
「Thank You,The Light House,Tristyan,Llaurent,Jan,Teruu, Wam,Broma,Dan(20ft Radio)」
2019年はこちらでラスト。昨年一年レポートをチェックしていただき、ありがとうございました! 今年もよろしくお願い致します。
この記事の関連情報
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アメリカ編・その2」
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アメリカ編・その1」
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アジアツアー編・その2」
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アジアツアー編・その1」
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アジア/オーストラリアツアー編・その1」
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「ヨーロッパツアー編・その6」
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「ヨーロッパツアー編・その5」
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「ヨーロッパツアー編・その4」
【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「ヨーロッパツアー編・その3」