【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アメリカ編・その2」
みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。アメリカツアー、今回は後半戦、シカゴ〜ニューヨークについてレポートします。
■シカゴデビューは
■老舗SPYBAR CHICAGO
マイアミからシカゴに到着。ホノルルのクラブAsylum Afterhoursのオーナーの紹介で、シカゴSPYBAR CHICAGOのDinoと繋がりました。念願のシカゴデビュー!
ホノルル〜マイアミの暖かい記憶から一気にめちゃくちゃ寒くなり、厚着はもちろん、外出も一苦労な感じのシカゴ。そのシカゴでトップクラスのナイトクラブSPYBAR CHICAGOのマネージャーDinoに連絡しましたが連絡が取れず……仕方なく電車&バスで移動し、ランチを済ませてから、Blkmarket Musicを主宰するマイアミのDJ、Taimturのリコメンドレコード店Grama Phone Recordsへ向かいました。
到着と同時にテンションマックス! 端から端まで聴きまくり、さらにオーナーさんも、お店のスタッフさんも親切に対応して下さり、リコメンドも試聴して、あっという間に5時間のDiggingタイム。シカゴのインダストリアル〜テクノ〜ハウス〜トランスのレコードに出会い、うれしい買い物が出来ました。買い物が終わったころにはDinoにも連絡が取れて、今回は彼の家にステイします。
Dinoと初対面し、早速今回のツアーでゲットしたレコードを聴きながら、食事を済ませてからSPYBAR CHICAGOへ。SPYBAR CHICAGOは、プログレッシブハウス〜テクノよりのブッキングが多く、プログレッシブハウスがガッツリハマるサウンドシステムなセッティングでした。明日のギグ前にチェックが出来たので、かなり自分のプレイのイメージが湧きました。SPYBAR CHICAGOの後にはDinoの友達で長年シカゴ在住のDJ/プロデューサーのHiroko Yamamuraさんのスタジオに寄ってから帰宅して、とりあえず就寝。
起きたらすでに18時でした(笑)。この日はDinoがオープンを担当し、クラッシックなプログレッシブハウスをプレイ。流れ的に自分も、ハウスを軸にプレイが合うと判断。Drexica-Aquatic Invation、Underground Resistanceなどをセレクトしました。自分の意思とイメージはしっかりとコネクトし、DinoもSPYBAR CHICAGOのみんなも、お客さんも喜んでくれました。ミキサーはパイオニアの最新6chDJミキサー、DJM-V10を導入してまして初めて使用しましたが、出音がスムーズでかなりよく、ストレスなくプレイしやすかったのが印象的。以前のタイプに見られた音の硬さがなくなり柔らかくてソフト。本当にこのミキサー良かったなー。シカゴのデビューがSPYBAR CHICAGOで出来たし、Dinoにも、また必ず近々やろうと言ってくれ、次に繋がる結果となりました。その後もかなり寒かったですが、Dinoがいろいろなアーティストやクラブ関係者を紹介してくれました。ってことで、
「Thank You Dino,Spybar,Hiroko」
■ハッピーバイブスで最高な
■ニューヨークのフレンズたちと
お次は今回のUSAツアーの最終地ニューヨークへ。夕方にニューヨークに到着し、今夜プレイするMezcaleria MilagrosaのオーナーFelipeの家にステイします。Felipeの家とお店は同じ建物で、Mezcaleria Milagrosaはブルックリンに位置するメキシカンレストラン&バー。ってことで早速Mezcaleria Milagrosaでメキシカンタコス、コロナ、トルティーヤなどなどをいただき、テンション上がりました(笑)。かなり美味しいので、ブルックリンに行かれるかたはぜひ行ってみてください。オススメですよ。
食事を終えてバーに行くとすでにパンパン状態で、スタートから盛り上がってました。ディスコ〜ハウス〜テクノ、いろいろと混ぜてプレイしました。Alden Tyrell&David Vunkの「Lord Of The Cockring」、Unit 4の「Body Club」がこの日のヒット。お客さんをかなり掴んでました。Open To Lastだったので、自分なりのストーリーが作れた一夜になりました。翌朝は10時から『The Lot Radio』出演で、かなり疲れと酔いが残っていましたが2時間なんとかやりきりました……このセットはMixcloudから視聴出来るので、リンク貼っておきますね。良かったら聴いてみてくださいー。
『The Lot Radio』を終えてからニューヨーク在住カメラマンのMasa君とランチしてFelipeの家に帰宅し、以前二回ブッキングしてくれたブルックリンの完全招待パーティ<Disco Juicy Street>を主宰するMikeの誕生日のお祝いに彼の家へ。Mike、奥さんのCasey、そしてMikeと一緒に<Disco Juicy Street>を主宰するFrancis、同パーティのクルーでありDJ/プロデューサーのEricと音楽を聴きながらチルな日曜日。久しぶりにみんなに会えたし、元気そうで良かった。
翌日は昼過ぎからまたまた、Masa君とランチ、そしたら撮影してくれました。Masa君が撮影してくれた新しいアー写かなりかっこいいです。Masa君のホームページ(https://www.masahirotakai.com/)、チェックしてみてください。Masa君ありがとうー。Masa君と撮影後に渋谷WOMBの<Dlsco Garden>で一緒にプレイしたDFAのJuan Mcleanが『The Lot Radio』でプレイしていたので、挨拶しに行ってきました。久しぶりにJuanと会えていろいろな話で盛り上がりました。時間があったのでMasa君とサヨナラした後はA1レコードでDigging。良いレコードに出会えました。その夜はニューヨークに長年住んでいるTakaya Nagaseさんの家に。カレーを作って下さった上、話が盛り上がって結局ステイすることに。いろいろな話も出来たし、アーティストとして今何が必要で、どうしたらもっと結果が出せるかなど、悩みや夢や希望を語り合えた一夜でした。
さあ、いよいよラストギグはブルックリンの中国レストランWei's Worldで開催している<Cool Runnings>のTommy CastroとDuckcombとのセッション。MikeやEricは早い時間から来てくれており、自分が行く前の早い時間からサポートしてくれていたのが嬉しい! このパーティは平日の毎週火曜日に開催していて、いろいろなDJ/プロデューサー、それに各業界の人たちが来ていて、かなり濃いハッピーバイブスなディスコパーティなんです。Takaya Nagaseさんや、Mike、Eric、それにタイミングよくニューヨークにツアーで来ていたDiscos Capablancaのレーベルオーナー/DJ/プロデューサーのHugo Capablncaも来てくれたし、ブルックリンのヘアーサロンCut Looseを運営するSiobahnがヘアーカットしてくれた後に来てくれました。ニューヨークのファミリーは、みんなハッピーバイブスで最高です。Laser「His Name Is Cha」Hurricane Fifi「Do You Want Me Mon Cheri」など、王道なムーディディスコからエレクトロファンクの80sを中心にプレイしました。ニューヨークは本当いつ来ても暖かく迎えてくれるし大好き。ってことで、
「Thank You Felipe,Miraglosa,The Lot Radio,Wei,s World,Takaya,Masa,Mike,Casey,Francis,Eric,Hugo,Tommy,Patrick」
シカゴからホノルル経由だったので、またもやAsylum AfterhoursのDarenの家にホームステイ。空港の送迎もしてくれて、本当にお世話になりました。ありがとうございました!
「Thank You Daren」
今回のUSAツアーはしっかりと結果出せたし、次のギグに繋がる実りがありました。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で大変な時期ですが、皆さんが健康で、この時期を早く乗り越えていくことを願っております。
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