アレッシア・カーラとチャイルディッシュ・ガンビーノ、グラミー受賞にコメント

▲写真左から：アレッシア・カーラ、チャイルディッシュ・ガンビーノ

第60回グラミー賞で最優秀新人賞に選ばれたアレッシア・カーラと、最優秀トラディショナルR＆Bパフォーマンスに選ばれたチャイルディッシュ・ガンビーノから受賞コメントが到着した。

カナダ出身の歌手アレッシア・カーラと、ラッパー、シンガー、俳優、コメディアン、作家など様々な顔を持つチャイルディッシュ・ガンビーノ。第60回グラミー賞授賞式が今回も華やかに幕を閉じたばかりの中、2人は現地より以下のコメントを寄せている。

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■アレッシア・カーラ（最優秀新人賞受賞）

Q：自分が最も優秀なニューアーティストだと思いますか？

違うわね（笑）。この賞を貰えたのは光栄だけど、今回ノミネートされたアーティストは全部好きで、賞を貰えたのはもちろん最高に幸せだけど、最近はみんな本当に質の高い音楽をリリースするから、私がベストという感じはしないわ。

Q：優れたポップ・ミュージックが出身地のトロントから出て来ているけど、今回の受賞は同じような環境の他のアーティストを勇気付ける事になると思いますか？

可能性のドアは開いている事を証明できたと思う。私がトロントにいた時は、私が今ここに立っているなんて想像もしていなかったから、どこにいようとも成功する事は可能だって事を解ってもらえる事といいわ。

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■チャイルディッシュ・ガンビーノ（最優秀トラディショナルR＆Bパフォーマンス 受賞）

Q：今夜はここに来て如何でしたか？もう一人の少年の自分には今夜の体験をどう説明しますか？

とっても不思議な感覚だね。観客にも言ったけど、全てが「目で見たものを信じてはいけない」って思うんだ。もう一人の少年の自分にも同じ事を言うよ。「目で見たものを信じてはいけない。全てはでっち上げだ。自分の運命はコントロール出来ない。」ってね（笑）

Q：あなたは「チャイルディッシュ・ガンビーノ」としてのプロジェクトを終えるとの記事を読んだのですが、今夜を終えて一つの区切りがついた気分ですか？

そうだね。今回の受賞は嬉しいけど、既に別のプロジェクトも動いているんだ。終わりがある事が好きなんだよ。進化し続けるのは大切だけれど、多くの事に「終わりの条項」があれば、世界はもっと良くなるだろ？終わることは物事を良くする力があると思ってるんだ。

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第60回グラミー賞ではブルーノ・マーズが年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲の主要3部門を含む計6部門を受賞し、ラッパーのケンドリック・ラマーが主要部門を逃しながらも、最優秀ラップ・アルバムなど全5部門を受賞している。

写真：Getty Images