アリス・クーパー「チェスターとクリスは最も自殺するようなタイプではなかった」
アリス・クーパーが、クリス・コーネルとチェスター・ベニントンの死について語った。2人のことをよく知っていたアリスは、コーネルとベニントンは最も自殺とは縁遠い人たちだと思っていたそうだ。
◆アリス・クーパー画像
アリスはボストンのラジオ局WAAFのインタビューでこう話した。「今起きていることは本当に奇妙だ。まず、クリス・コーネルは俺が人生で出会った最もポジティブな人々の1人だった。彼は全ての面で全てが順調だった。ベニントン、チェスターも同じだ。俺は2人をよく知っていた。彼らはヘヴィ・ドラッグ・ガイではないし、ワイルドでクレイジーで常軌を逸したキース・ムーン・タイプではなかった。彼らは本当に実直でしっかりしていて、俺は自殺なんて最もしそうにない人たちだと思っていた。だから、俺には何があったのか全くわからない」
「ジム・モリソンは…、俺がジムを知ってた頃、彼が作る曲は向こう側のことばかりだった。「The End」や「Break On Through…」なんか死に関連していた。でも、クリス・コーネルの「Black Hole Sun」や彼らが作ってきた曲全てを考えてみろ、彼らは本当にポジティブな連中だった。ダークな詞もたくさんあるが、それは音楽がそういう領域にあったからだ。実際の彼らは、全くそんなんじゃなかった」
チェスター・ベニントンが亡くなり一週間が経ち、彼の家族は、葬儀は親しい人たちだけが集まる密葬を希望していると伝えられている。
Ako Suzuki