ドレイクの公演にザ・ウィークエンドがサプライズ出演
土曜日(2月25日)、ドイツ・オーバーハウゼンで開かれたドレイクの公演に、ザ・ウィークエンドがゲスト出演した。
◆ドレイク&ザ・ウィークエンド画像
ドレイクはこの日からヨーロッパ・ツアーを開始。ひと足早くヨーロッパ公演をスタートしていたザ・ウィークエンドは、ドイツでの公演はなかったが、オランダからスイスへ移動する途中、立ち寄ったようだ。
ザ・ウィークエンドは、彼のヒット・シングル「The Hills」をパフォーマンスし、オーディエンスを喜ばせた。同じカナダ出身の2人は、2011年にドレイクがリリースしたセカンド・アルバム『Take Care』でコラボしている。その後、不仲説も流れたが、最近ドレイクがザ・ウィークエンドのミュージック・ビデオに出演したことや、この夜の共演でそれをすっかり払拭。ドレイクは公演後、ザ・ウィークエンドの写真に「Bro」とのキャプションを付け、インスタグラムに投稿した。
ドレイク関連ニュースとして、彼は今月中旬開かれた第59回グラミー賞で、「Hotline Bling」が最優秀ラップ・ソングと最優秀ラップ/サング・パフォーマンスを受賞したが、セレモニーには出席せず、後に「欲しくない」とも発言した。彼は同曲をラップとは考えておらず、このカテゴリーに入った理由が理解できないそうだ。
ドレイクはBeats 1ラジオでこう話した。「2部門を受賞したが、欲しいとさえ思えない。疎外されたように感じたよ。もしくは誰かが、僕にラップ・アワードを贈ることで意図的に牽制しようとしているんじゃないかって、それとも、何かあげておけばいいだろうと思ったのかもしれない。僕があのカテゴリーに入ったのは、そこしか思いつかなかったからだろう。それは、僕が過去にラップしたことがあるからかもしれないし、黒人だからかもしれない」
Ako Suzuki