全英アルバム・チャート、トラヴィス・スコットが初の1位

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今週のUKアルバム・チャートは、アメリカのラッパー、トラヴィス・スコットの5年ぶりの新作、通算4枚目のスタジオ・アルバム『UTOPIA』が初登場で1位に輝き、彼にとって初の全英NO.1アルバムが誕生した。トラヴィスはこれまで、アメリカではセカンド『Birds In The Trap Sing McKnight』(2016年)と前作『Astroworld』(2018年)が1位を獲得しているが、UKでは『Astroworld』の3位が最高位で、唯一のトップ10ヒットだった。

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今週はトップ3が新作で占められ、英国のシンガー・ソングライター、アン・マリーのサード『UNHEALTHY』が2位、アメリカのラッパー/シンガー・ソングライター、ポスト・マローンの5枚目のスタジオ・アルバム『AUSTIN』が3位にチャート・インした。

このほか、英国出身のロック/ソウル・バンド、デキシーズの6枚目のスタジオ・アルバム『The Feminine Divine』が6位に初登場している。



シングル・チャートは、デイヴとセントラル・シーのコラボ「Sprinter」が9週連続となる首位をキープした。現時点、2023年最長の連続1位をマークするマイリー・サイラスの「Flowers」の10週にあと1週と迫った。

2位には、映画『バービー』の挿入歌の一つ、ビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」が先週の3位から1ランク・アップ。今週は2〜4位が『バービー』の楽曲で占められ、デュア・リパの「Dance The Night」が3位、アクアをフィーチャーしたニッキー・ミナージュとアイス・スパイスの「Barbie World」が4位につけた。

『バービー』の挿入曲は、チャーリーXCXの「Speed Drive」も先週の19位から9位に上昇しており、計4曲がトップ10入りした。

今週はこのほか、ドレイクをフィーチャーしたトラヴィス・スコットの「MELTDOWN」が10位にチャート・インしている。




Ako Suzuki
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