ドリー・パートン、LGBTコミュニティーでの人気を分析
LGBTコミュニティーで人気がある数少ない女性カントリー・シンガー、ドリー・パートンが、その理由を分析した。ありのままの自分でいるために闘ってきたことが、彼らの共感を得ているのではないかと考えているそうだ。
◆ドリー・パートン画像
ドリーは英国の新聞『The Guardian』のインタビューで、こう話した。「そうね、理由はよくわからないけど、嬉しいわ。私はよくこう言ってるの。人々は私に会うために私(のショウ)を観に来るんじゃなくて、彼らに会うために私を観に来るんだって」
「長いことやってるから、私と育った人たちがたくさんいる。家族の一員とか叔母とか、姉、友人みたいな気がしてる。彼ら、私がちょっと人と違うって知ってる。私は、自分でいるために闘ってきたわ。だから、そこもゲイやレズビアンの人達が共感するところなんじゃないかしら。彼らは、私が全ての人をありのまま受け入れることを知っている。私たちは私たちよ。なのに、なんでそうあることが許されないの?」
ドリーは数年前、LGBTコミュニティーに向けたダンス・アルバムを制作すると話していたが、「始めようとすると、必ず何かが起きるの。今回のビッグ・ツアーみたいにね」となかなか実現できないでいるが、「でも、いつか出す。それは約束する」という。すでに「I’m a Wee Bit Gay」という曲があるそうだ。
ドリーは来月、43枚目のスタジオ・アルバムとなる『Pure & Simple』をリリースする。
Ako Suzuki
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