デヴィッド・ボウイのドラマー、デニス・デイヴィス死去

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プロデューサーのトニー・ヴィスコンティが、70年代後半、デヴィッド・ボウイのもとでドラムをプレイしていたデニス・デイヴィスが水曜日(4月6日)、癌のため亡くなったことをFacebookで明かした。

◆デヴィッド・ボウイ&デニス・デイヴィス画像

デイヴィスは、ボウイの9枚目のスタジオ・アルバム『Young Americans』(1975年)に参加。以降、『Low』『Heroes』など『Scary Monsters (And Super Creeps)』(1980年)まで、立て続けに6枚のスタジオ・アルバムのレコーディングでドラムやパーカッションをプレイし、ツアーにも参加した。

ヴィスコンティは、「僕が一緒に仕事をしてきた中で最高にクリエイティブなドラマーの1人」とデイヴィスを称えた、「彼は、ジャズの感覚を持ちロックに切り込んだ、鍛錬されたジャズ・ドラマーだった。『Heroes』に収録される「Black Out」のドラム・ブレークを聴いてみてくれ。彼はドラム・セットにコンガを加え、まるで2人のミュージシャンがドラムとコンガをプレイしているかのようなサウンドを生み出した」「ユーモアのセンスも素晴らしかった」「魔法のような男、デニスみたいなドラマー、人間、友人はもう現れないだろう」

デイヴィスはボウイのほか、イギー・ポップやジョージ・ベンソン、スティーヴィー・ワンダー、ロイ・エアーズらともプレイしてきた。最近はソロ・アルバムを制作していたという。

合掌。

Dennis Davis has passed away. He was one of the most creative drummers I have ever worked with. He came into David...

Tony Viscontiさんの投稿 2016年4月7日


Ako Suzuki
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