京本政樹、歌手生活30周年記念BOXセットに27年前の未公開ライブ映像も

1984年2月21日にアルバム『ラブレーの15分』でシンガーソングライターとしてレコードデビュー。俳優活動と並行して、自身のアルバムリリースやコンサート活動、さらに楽曲提供までも精力的に行ってきた京本政樹。そのシンガーソングライターとしての作品を集大成したBOXセット『京本政樹MUSIC WORKS 1984-2014 [シンガーソングライター30th Anniversary Special Edition]』が、6月4日にリリースされる。
◆『京本政樹MUSIC WORKS 1984-2014 [シンガーソングライター30th Anniversary Special Edition]』ジャケット画像、未公開ライブ映像
京本にとって初となる、レーベルの枠を超えて選曲されたBOXセットは、LPレコードサイズの大判仕様。ミュージック・ワークスを集大成した7枚のCDに加えて、先行配信中の新曲「トーキョー・ブルー」(ニッポン放送『京本政樹のラジとばっ!』エンディングテーマ)を収録したスペシャルCD、音楽ビデオ作品を集大成した144分にも及ぶスペシャルDVD、そして、3万字を超えるロングインタビューと貴重な写真を多数掲載したスペシャルブックを同梱。さらに、コンサートツアー<1985「AMBIVALENCE」>のパンフレット(縮小復刻版)も収録されるという実に豪華な内容となっている。
CD7枚に及ぶ『MUSIC WORKS』には、京本自身が作詞・作曲に関わった140曲を収録(バージョン違い等を含む)。シンガーソングライターとして発表した10枚のアルバムをはじめ、全オリジナル作品を網羅するとともに、“組紐屋の竜”として出演した『必殺仕事人V・激闘編』の主題歌「女は海」(歌:鮎川いずみ)とそのサウンドトラック音源や、京本による自演盤との競作となったTVドラマ『牙狼<GARO>』テーマ曲(歌:GARO Project)など、作家としての提供作品も、可能な限り収録。演歌歌手・ジェロによる「哀しみ色の…」(『必殺仕事人V』挿入歌)など、代表曲のカバー作品も収録された。
注目の『スペシャルDVD』には、1985~87年、ビクターから発売された3本のオリジナルビデオ作品が初めてDVDとして復刻収録されるほか、近年までのミュージックビデオが網羅される。特筆されるのは、1987年4月13日、名古屋ハートランドで行なわれたライブ<青春 and Again>の未公開映像が収録されること。ギターを持って弾き歌う若き日の京本のエネルギッシュな姿が見られる大変貴重な映像となっている。秘蔵VHSテープからの収録のため、画質も音質もベストではないが、それを補って余りあるミュージシャン・京本政樹のステージが堪能できる。
なお、ビクターオフィシャルのYouTubeページでは、この未公開ライブ映像もダイジェストで公開中だ。
さらに、初回生産分限定の特典として、7月27日に東京・渋谷シダックス・カルチャーホールにて開催される<シンガーソングライター30th Anniversary スペシャル・イベント>の応募券が封入されることが決定。これは、京本からファンへの感謝の気持ちを込めて、BOX購入者を招待するイベントとのこと。
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マイペースではありますが、おかげさまでシンガーソングライターとしてのデビューから30年を迎えました。 芸能活動としてはデビュー35周年。まさに節目となる2014年に、このようなボックスセットを実現できて本当に嬉しく思っています。思えば長いようで短かった?いやでもやっぱり長かった、この30年間を僕なりに振り返ってみました。
僕の音楽をずっと応援してくださったファンの方々の情熱が、今回のボックス発売につながったのだと本当に実感しています。心から感謝しています。
この記念品が、熱心に応援してくださるファンの方はもちろんですが、もう少し広い世間に、シンガーシングライターとしての京本政樹が認知されるきっかけになってくれたらと切に願っています。
京本政樹(ロングインタビューより抜粋)