【ライブレポート】ゲイリー・クラーク・ジュニア、500人のオーディエンス熱狂
3月18日、代官山UNITにてゲイリー・クラーク・ジュニアの初来日公演が開催された。
◆ゲイリー・クラーク・ジュニア画像
19時半の開演きっかりに、3人のバンド・メンバーを引き連れてゲイリー・クラーク・ジュニアは姿を現した。身長190センチに迫る細身のスタイルはオーラを放ち、愛機エピフォン・カジノが唸りを上げると、500人のオーディエンスは熱狂に包まれた。
まずは最新アルバム『ブラック・アンド・ブルー』から、「ホエン・マイ・トレイン・プルズ・イン」。いきなり冒頭から13分以上というブルースが炸裂、その後も最新アルバム『ブラック・アンド・ブルー』からの楽曲を中心に、時折白のストラトキャスターに持ち替えパフォーマンスを続けた。日本独特の曲間の静けさにも、オーディエンスから手ごたえを感じていたためか、チューニングをしながら、ニッコリと何度も笑みを見せ、人懐っこい、性格の一面を見せる。さまざまな有名アーティストに好かれる彼のキャラクターは魅力的だ。
ライヴはブルースの一言では収まらないファルセット風のヴォーカルを取り入れたソウルフルなナンバーなどを取り混ぜ、たっぷり130分のパフォーマンスを披露した。最新シングルの「エイント・メッシン・ラウンド」では、ストーンズの「サティスファクション」なども挟み込みながら、オーディエンスを魅了し続けた。
2013年のフジロック出演も決まっているゲイリー・クラーク・ジュニアだが、この初来日公演で、日本での確かな手ごたえを得たことだろう。
<ゲイリー・クラーク・ジュニア初来日公演 3月18日@代官山UNIT>
1.When My Train Pulls In
2.Dont Owe You A Thang
3.Please Come Home
4.Travis County
5.3 O'Clock Blues
6.Numb
7.Pretty Woman
8.Things Are Changin
9.Bright Lights
Encore:
1.When the Sun Goes Down
2.You Saved Me
3.Ain't Messin' 'Round
『ブラック・アンド・ブルー』
WPCR-14855/6 \2,680(税込)
◆ゲイリー・クラーク・ジュニア・オフィシャルサイト
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