ドリーム・シアター、曲作りの過程を語る

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2011年の『A Dramatic Turn Of Events』に続くニュー・アルバムを制作中のドリーム・シアターが、曲作りの過程を語った。

◆ドリーム・シアター画像

キーボードのジョーダン・ルーデスは、彼らのレーベルROADRUNNER RECORDSのインタビューでこう話した。「ドリーム・シアターでは、みんなで一緒に曲を作りたいって考えているんだ。だからって、いきなり始めるわけじゃない。アイディアの種だったりきっかけになるものがある。リフやモチーフ、8バース、16バース(でソロを回す)なんかがね。ドリーム・シアターはそこから始めるんだ。たまに、ジョンがアルバムに収録したいって考えるバラードを持ってくることもある。俺らは、誰であれそういった種を持ち込むのを楽しみにしているんだ。それで、みんなで一緒に作り上げていく」

ギタリストのジョン・ペトルーシはこう言う。「俺ら、いつもアルバムのコンセプトについて話している。だから、最初に計画や方向性、どんなタイプのアルバムを作りたいかって考えはあるんだ。そして、全員が同じ認識を持つ。だから、俺たちは共通した意識のもと、ある特別な意識のもと集中することができる。アイディアの点でいうと、ツアー中、誰かにアイディアが浮かぶと、それをサウンドチェックのときジャムしてみる。それはいつも録音してるんだ。ジャムであれコード進行であれ、そういった小さな録音を保存して、準備を整えている。家やホテルでアイディアが浮かんだときは、俺は“ニュー・アルバム・アイディア”って特別なフォルダに保存する。完成版のデモであれちょっとしたリフであれ、いい出発点になる。同時にスタジオで新しいものが浮かぶこともある。前のアイディアとはまったく関係ないものがね。それの組み合わせだ」

彼らにとって12枚目のスタジオ・アルバムとなる新作は、年内のリリースが予定されているという。

Ako Suzuki, London
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