ドリーム・シアターに復帰したマイク・ポートノイ「新入りとしての立場もわきまえなくては」
13年ぶりにドリーム・シアターに復帰したドラマーのマイク・ポートノイは、家に戻ったという感覚がある一方で、“新入り”だとも自覚しており、他のメンバーたちへの敬意の念を忘れないようにしているという。
スペインの音楽メディア『Mariskal Rock』のインタビューで、復帰し難しいことは何かと問われた彼は、こう答えている。「難しいとは言わない。難しくはなかった。とてもスムーズで、彼らはすぐさま、“ただいま”って気分にさせてくれた。ただ、自分は“新入り”なんだってことに慣れる必要はあったと言っておく。ティーンエイジャーのとき、結成するのに自分が一役買ったバンドでも。脱退したときのある種、リーダー的だった立場からのちょっとした移行だ。自分なりに、あの一体感に戻る方法を見出さなきゃいけないし、彼らが俺抜きで13年間やってきたって事実に敬意を払う必要がある。彼らにはいま、物事の新しい進め方、決断の新しい下し方があるかもしれない。だから、難しかったとは言わないが、新入りとしての自分の役割を重んじ、あのバンドの絆に戻る術を見つけねばならなかった」
ギタリストのジョン・ペトルーシは最近、ポートノイの復帰について「離れていた時間なんかなかったって感じだ。俺ら、再び(初めて出会った頃の)18歳のときに戻った気分だよ。流れが本当に、本当にスムーズなんだ。ここには間違いなく、否定のしようがない、創造性に富んだ絆がある」と、喜びを口にしている。
また、ヴォーカリストのジェイムズ・ラブリエは、10月に開幕する40周年記念ツアーのセットリストは「再び、マイク・ポートノイに引き受けてもらっているんだ。彼は、俺らの期待通り、素晴らしい仕事をしてるよ」と話していた。
Ako Suzuki
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