16年振りアイドル復帰の長山洋子、ミニワンピは「全く抵抗ない」
◆16年振りに洋装を披露、ミニワンピースの長山洋子
「私にとってアイドル時代一番の代表曲」という「ヴィーナス」を今回歌うことについて長山は、「以前から沢山のファンの方からリクエストを頂いていたのと、数年前にTBS『ベストテン』の特別番組で歌ったときに大反響だったと聞いて、アイドル時代の長山洋子をずっと置き去りにしていたような気がしたんです。だから、いつか機会があったらきちんと振り返りたいなと思っていたところ、デビュー25周年の機会に、期間限定ですることにしました」とコメント。歌った感想については、「幸せな感じになりました! 以前と比べると「声がちょっと変わったくらいかな」と感じる位で、不思議なものでスイッチがカチッと切り替わるみたいに、演歌とアイドルと、喉の使い方や声の出し方が変わったんです! コブシもきかせてなかったでしょ(笑)? ダンスレッスンも頑張りました。昔より今のほうが上手くなっていると思います」と自信たっぷりに話した。
また、「演歌歌手になってからは、いつも着物を着て、髪をアップに結い上げて歌っていたのですが、16年ぶりの洋装です!」という衣装は、襟元、袖口にファーがあしらわれたコートに黒のロングブーツ、ラインストーンが輝くイエローのワンピース。マーメイドのような三段フリルのワンピースはかなりのミニスカートで、ブーツとワンピースの間から、真っ白な太ももが覗く。
「「やるんだったら思いっきりやりたい!」と思っていたので、仮縫いの時に、ミニスカートの裾を「あと5cm上げて」とお願いしました! 演歌ではお見せできない姿を見て頂きたかったので。この姿になることには、全く抵抗ありませんでした」と明かした長山は、「アイドル時代は正直、居心地悪かったです(笑)。というのも、幼い頃から、演歌や民謡を聴いて育ってきて。そもそも演歌歌手でデビューするはずでしたし。ただ当時はアイドル全盛でしたし、18歳だったので、事務所から「大人になったら演歌歌手に」と、アイドル歌手でデビューすることになったんです。ただ私自身全く馴染みなかったリズミカルな曲で、苦労もしましたが、あれよあれよと言う間に10年経って、演歌歌手デビューでやっと落ち着きました(笑)」とアイドル時代を振り返った。
今回のアイドル復帰についてご主人の反応を訊かれると、「大喜びだと思います。世代も一緒なのでノリノリでした」と相変わらずのラブラブぶりを明かし、年末の紅白については、「基本は演歌歌手ですから、やっぱり演歌で出たいですね(笑)」と語った。
なお、10月19日より「ヴィーナス」、「ヴィーナス(REMIX VERSION)」、「春はSA-RA SA-RA」、「雲にのりたい」の先行配信がスタートしている。
『25th ANNIVERSARY 長山洋子 アイドル コンプリートBOX ~LEGEND of VENUS~』
VIZL-351 ¥25,200 2009年12月2日発売
◆長山洋子オフィシャルサイト
◆長山洋子 ビクターエンタテインメント公式ページ