デイヴ・グロール、秘密のフロントマンを迎えニルヴァーナ記念ツアー

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フー・ファイターズのデイヴ・グロールが「秘密のフロントマン」を迎え、2013年ニルヴァーナの記念ツアーを敢行するようだ。

◆デイヴ・グロール画像

デイヴは、12月12日(水)にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたハリケーン・サンディのチャリティー・コンサートで、元ニルヴァーナのクリス・ノヴォセリックやパット・スメアらと共に、ポール・マッカートニーを迎えて新曲「カット・ミー・サム・スラック」のパフォーマンスを披露したばかりだ。ニューヨーク・ポスト紙によれば、カート・コバーンが1994年に自殺してから約20年目となる2013年、デイヴは特別シンガーを迎えて記念コンサートを予定しており、現在準備中だということを周囲に漏らしているようだ。

フロントマンを亡くした後、他のシンガーを迎えてツアーを行ったバンドとしてはクイーンが挙げられる。1991年11月にフロントマン、フレディ・マーキュリーを亡くしたクイーンは、その後ポール・ロジャースやアダム・ランバートなどのシンガーを迎えてツアーを敢行している。

しかしデイヴがコンサートの予定を立てている一方で、カートの未亡人コートニー・ラブは先日のコンサートでポールをボーカルに迎えたことに対して、ポールはニルヴァーナ向けのシンガーではないと批判している。「そうね、もしジョン・レノンが生きていたらニルヴァーナとのコラボはクールだと思うわ」

さらにコートニーは、カートこそがニルヴァーナの中心人物だったと信じているため、デイヴやクリスが同チャリティー・コンサートでの演奏をニルヴァーナの「再結成」だと表現したことについても怒りを露わにしている。
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