【イベントレポート】大柴広己、前代未聞の42.195kmの弾き語りフルマラソン完走
アコースティックギター片手に旅するシンガーソングライター大柴広己が、世界初となる「弾き語りフルマラソン」を無事完走した。
◆大柴広己画像
この<大柴広己 FULL MOJA MARATHON>は、ライブハウスをスタートして42.195キロのフルマラソンを完走し、ゴール地点であるライブハウスに再び戻ったところで、そのまま弾き語りライブに突入するというはちゃめちゃな企画。大柴が自らのTwitterにてつぶやいたことが発端で実行することになったという、世界でも例を見ないパフォーマンスだ。
「ハッキリ言ってものすごく辛かったです。実はこの日のために毎日走り続け準備を進めてきたのが仇となったのか、膝を痛めてドクターストップがかかっていたんです」と大柴広己。まさに過ぎたるは及ばざるがごとしの極悪状態だったようだが、ライブ会場には100人を超えるファンが押し寄せ、用意された100インチスクリーンを取り囲み、リアルタイムに送られてくるマラソンの映像に釘付けとなっていた。
「雨なので走っていて気持ち良いのかなと思っていたけど、実際は走りにくくて大変でした。何度も挫けそうになったけど、ツイッターでフォローしてくれた人を裏切るわけにはいかないので、頑張ることができました」──大柴広己
ニコニコ生放送を通じて報じられた生放送には、大柴の走行時間4時間17分21秒でのべ1500人を超える視聴者が見守っていた。コースは、ライブ会場でもある下北沢シードシップから、高井戸、千歳船橋など世田谷区を中心に半径約20kmを2周、この日は生憎の雨で、大柴はポンチョを着用し走り続けた。
一方、大柴が走っている間、ライブハウス下北沢シードシップでは、小室みつ子/藤田悠治/ヨウヘイ(from 京都)/作人(from 神戸)/トミタショウゴ(from 京都)/松浦優(form 愛媛)/キクチリョウタ/谷口貴洋など全国から応援に駆け付けたミュージシャンのライブが会場を盛り上げていた。小室みつ子は大柴の完走を見守り、「彼は本当に素晴らしいシンガーです。歌に気が入っている」と会場で感動のあまり声を震わせていた。
レース後会場に戻った大柴は、「僕はやれることしか言わない、やってやったぜ!」と疲れを見せずコメント、全6曲を弾き語り、最後「ソングトラベル」を観客と共に熱唱した。大柴広己は数日の休養を経て、11月1日、東京・中目黒にてライブを行う。
<大柴広己とキクチユウスケ>
11月1日(木)
東京中目黒 OOPS!
出演:大柴広己/キクチユウスケ
チケット http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P49954270
OOPS!〒153-0051 東京都目黒区上目黒3丁目14-5 TEL:03-3711-9671
3rd ALBUM『さよならミッドナイト』
DQC-894 2,000円(tax in)
1.それだけで僕は
2.タイムトラベラー
3.春夏秋冬
4.27歳
5.さよならミッドナイト
6.*Sala life*
7.愛の才能
4th ALBUM『ソングトラベル』
DQC-895 2,000円 (tax in)
1.Music☆Magic
2.マザコン
3.ソングトラベル
4.雨がいつか、雲がいつか
5.彼の彼女
6.朝焼けアパート
7.K I B N
◆大柴広己オフィシャルサイト
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