表記改名から2年、ネクスト・ステージへ羽ばたくタイナカ彩智の重大出来事ベスト5とは?
天使のような歌声と透明感あふれる独自のワールドで多くの人を魅了し続けているタイナカ彩智。彼女の秋のワンマンツアー<brand new day>が9月1日からスタートする。自身のレーベルを立ち上げ、名前もタイナカサチからタイナカ彩智へと表記改名して約2年。今度のツアーは、タイナカ彩智として走り続けてきたこの2年間の集大成とも言える、ベスト的な内容になるという。すべてはネクスト・ステージへと羽ばたくために――。
そこでBARKSではタイナカを直撃。彼女自身が思うこの2年間における“重大出来事ベスト5”を挙げてもらうと同時に、今度のツアーへの意気込みを訊いた。
――というわけで、タイナカ彩智の第1章とも言えるこの2年間で、サッチャン自身が思う“重大出来事ベスト5”と言ったら? 写真とともに、まず第5位から挙げてもらいましょうか。
――では、第4位は?
タイナカ:いろんな楽器を弾くようになったこと。タイナカサチ時代は鍵盤(ピアノやキーボード)のみだったんですけど、自分のプロジェクトをやる上で、もっと世界を広げたいなと思って、ギターとかウクレレとか、キーボード以外の楽器も弾くようになったんです。ちなみに写真の中で私が抱えているのは、楽器屋さんで「ちっちゃくてかわいい~!」と一目惚れして即買いしたマーチンのミニギター。でもその後、もっと音のいいギターがほしくなって、今ではこのミニギターは家のオブジェになってます(笑)。
――続いて、第3位。この写真は海外ですね?
タイナカ:はい。上がニューヨークで、下がパリです。ニューヨークに行ったのは2010年の10月。ライヴにバレエを取り入れてミュージカルのような見せ方をするっていうのを始めたところだったので、本場のブロードウェイもぜひ観てみたい!と思って行きました。向こうではとにかくミュージカルを観まくって、中でも感動したのが、この写真にも写っている「メンフィス」。私はもともとショーガールなので血が騒いで、興奮して道の真ん中で踊ってます(笑)。
そして下の写真は、ルーブル美術館の中で撮ったもの。パリは今年の4月に行ったんですけど、美術館巡りをしたり、オペラ座でバレエを観たり。芸術や景色に触れながら自分の心と向き合う、すごく意味のある旅になりました。ただ、メトロでお財布をすられるというショッキングなこともあって、美しい街の光と影を見た気がしましたね。
――それでは、第2位。
タイナカ:第2位は今年の4月30日、私の26歳の誕生日当日に下北沢ガーデンでやったワンマンライヴです。独立してからのツアーはこれまで全部フルバンドで廻ってたんですけど、一度バレエも含めてクラシカルなコンセプトでやってみたいと思って、アルバムにも参加してくださったマリンバ奏者のSINSKEさんとピアニストとしても活躍なさっているコトリンゴさんをお呼びしてやったのがこのライヴ。やる前は3人で2時間以上のライヴをやるとどうなるんだろう?と思ってたところもあるんですけど、いざやってみたら、お二人の演奏に乗せていただいて、今までで一番やりがいのあるライヴになりました! 写真では見えにくいんですけど、センターにステージを作ってお客さんに360度囲ってもらいながら、家からアンティークの家具をいっぱい持ってきて、私の部屋で音楽を聴いてもらうみたいな、そういう雰囲気もすごくよかったなと思ってます。
――そして、堂々の第1位は?
タイナカ:2012年1月の赤坂ブリッツでのワンマンライヴですね。メジャー時代はここで何度もお世話になってたんですけど、インディーズでスタートしてからは個人でこのステージに立つのはなかなか大変で。だから、自分のワールドを赤坂ブリッツに持ってくるっていうのが1つの目標になってたんです。その目標がこの日クリアできて、ライヴ自体も最高に楽しいものになった。それは自信にもなりましたし、ここからもっと頑張らなきゃ!っていう気持ちにもなりましたね。
――しかし、こうやって見てみると、旅の写真もありつつ、それ以外は全部ライヴだね(笑)。
タイナカ:そうなんですよ(笑)。ほんとはアルバム制作だとか、初めて自分で作ったプロモーションビデオだとか、CDを持って北海道から福岡まで「聴いてください」って廻ったこととか、言いたいことは超いっぱいあるんですけど(笑)、結局は私の場合、全部ライヴにつながっちゃうんですよね。作品を作って、それを表に発表して、お客さんと分かち合えた時に、そこでやっと何かが1つ完結するというか、意味が生まれる気がしているので。
――じゃあ、9月1日からまたワンマンツアーが始まりますけど、これも意味のあるものに。
タイナカ:なると思います、絶対。今度のツアーはベストのような内容にしようと思ってるんですよ。これまでタイナカ彩智として再スタートを切ってからは毎回1コずつ新しい世界を取り入れたライヴをしてきたんですけど、次へ進むためにも、一度ここでいい意味での集大成をお見せしたいなと思って。とは言っても、堅苦しい感じではなく、お祭りなので、私がドラムを叩いたり(笑)、楽しいことをめいっぱい詰め込んだタイナカ・ワールド全開のライヴになると思います。なので、みなさん、ぜひ遊びに来てください!
――ツアー・タイトルは<brand new day>。
タイナカ:はい。せっかくワンマンツアーをやるなら新曲も出したいと思って、急遽「brand new day」っていう新曲を出すことになったんです。ツアー・タイトルはそこから取ったものなんですけど。今回は新曲をCDではなくて、グッズとしてUSBメモリーを作って、そこに1曲入れるっていうコンセプトなんですよね。
――へぇー? おもしろい!
タイナカ:ただ、急遽決まったからレコーディングがこれからで、できあがるのもライヴの3日前なんです。だから、ライヴが楽しみ!っていうワクワク感もありつつ、ちゃんとレコーディングが終わるのかっていう、いろんな意味で今、ドキドキです(笑)。
取材・文●赤木まみ
<タイナカ彩智 LiveTour2012 ~brand new day~>
9月1日(土)ell FITS ALL
9月7日(金)cafe モーツァルト・アトリエ
9月8日(土)musica hall cafe
9月15日(土)福岡 DANCITY
9月16日(日)SOLE CAFE
9月17日(祝・月)umeda AKASO
9月23日(日)duo music exchange
◆タイナカ彩智 オフィシャル・サイト
そこでBARKSではタイナカを直撃。彼女自身が思うこの2年間における“重大出来事ベスト5”を挙げてもらうと同時に、今度のツアーへの意気込みを訊いた。
――というわけで、タイナカ彩智の第1章とも言えるこの2年間で、サッチャン自身が思う“重大出来事ベスト5”と言ったら? 写真とともに、まず第5位から挙げてもらいましょうか。
――では、第4位は?
タイナカ:いろんな楽器を弾くようになったこと。タイナカサチ時代は鍵盤(ピアノやキーボード)のみだったんですけど、自分のプロジェクトをやる上で、もっと世界を広げたいなと思って、ギターとかウクレレとか、キーボード以外の楽器も弾くようになったんです。ちなみに写真の中で私が抱えているのは、楽器屋さんで「ちっちゃくてかわいい~!」と一目惚れして即買いしたマーチンのミニギター。でもその後、もっと音のいいギターがほしくなって、今ではこのミニギターは家のオブジェになってます(笑)。
――続いて、第3位。この写真は海外ですね?
タイナカ:はい。上がニューヨークで、下がパリです。ニューヨークに行ったのは2010年の10月。ライヴにバレエを取り入れてミュージカルのような見せ方をするっていうのを始めたところだったので、本場のブロードウェイもぜひ観てみたい!と思って行きました。向こうではとにかくミュージカルを観まくって、中でも感動したのが、この写真にも写っている「メンフィス」。私はもともとショーガールなので血が騒いで、興奮して道の真ん中で踊ってます(笑)。
そして下の写真は、ルーブル美術館の中で撮ったもの。パリは今年の4月に行ったんですけど、美術館巡りをしたり、オペラ座でバレエを観たり。芸術や景色に触れながら自分の心と向き合う、すごく意味のある旅になりました。ただ、メトロでお財布をすられるというショッキングなこともあって、美しい街の光と影を見た気がしましたね。
――それでは、第2位。
タイナカ:第2位は今年の4月30日、私の26歳の誕生日当日に下北沢ガーデンでやったワンマンライヴです。独立してからのツアーはこれまで全部フルバンドで廻ってたんですけど、一度バレエも含めてクラシカルなコンセプトでやってみたいと思って、アルバムにも参加してくださったマリンバ奏者のSINSKEさんとピアニストとしても活躍なさっているコトリンゴさんをお呼びしてやったのがこのライヴ。やる前は3人で2時間以上のライヴをやるとどうなるんだろう?と思ってたところもあるんですけど、いざやってみたら、お二人の演奏に乗せていただいて、今までで一番やりがいのあるライヴになりました! 写真では見えにくいんですけど、センターにステージを作ってお客さんに360度囲ってもらいながら、家からアンティークの家具をいっぱい持ってきて、私の部屋で音楽を聴いてもらうみたいな、そういう雰囲気もすごくよかったなと思ってます。
――そして、堂々の第1位は?
タイナカ:2012年1月の赤坂ブリッツでのワンマンライヴですね。メジャー時代はここで何度もお世話になってたんですけど、インディーズでスタートしてからは個人でこのステージに立つのはなかなか大変で。だから、自分のワールドを赤坂ブリッツに持ってくるっていうのが1つの目標になってたんです。その目標がこの日クリアできて、ライヴ自体も最高に楽しいものになった。それは自信にもなりましたし、ここからもっと頑張らなきゃ!っていう気持ちにもなりましたね。
――しかし、こうやって見てみると、旅の写真もありつつ、それ以外は全部ライヴだね(笑)。
タイナカ:そうなんですよ(笑)。ほんとはアルバム制作だとか、初めて自分で作ったプロモーションビデオだとか、CDを持って北海道から福岡まで「聴いてください」って廻ったこととか、言いたいことは超いっぱいあるんですけど(笑)、結局は私の場合、全部ライヴにつながっちゃうんですよね。作品を作って、それを表に発表して、お客さんと分かち合えた時に、そこでやっと何かが1つ完結するというか、意味が生まれる気がしているので。
――じゃあ、9月1日からまたワンマンツアーが始まりますけど、これも意味のあるものに。
タイナカ:なると思います、絶対。今度のツアーはベストのような内容にしようと思ってるんですよ。これまでタイナカ彩智として再スタートを切ってからは毎回1コずつ新しい世界を取り入れたライヴをしてきたんですけど、次へ進むためにも、一度ここでいい意味での集大成をお見せしたいなと思って。とは言っても、堅苦しい感じではなく、お祭りなので、私がドラムを叩いたり(笑)、楽しいことをめいっぱい詰め込んだタイナカ・ワールド全開のライヴになると思います。なので、みなさん、ぜひ遊びに来てください!
――ツアー・タイトルは<brand new day>。
タイナカ:はい。せっかくワンマンツアーをやるなら新曲も出したいと思って、急遽「brand new day」っていう新曲を出すことになったんです。ツアー・タイトルはそこから取ったものなんですけど。今回は新曲をCDではなくて、グッズとしてUSBメモリーを作って、そこに1曲入れるっていうコンセプトなんですよね。
――へぇー? おもしろい!
タイナカ:ただ、急遽決まったからレコーディングがこれからで、できあがるのもライヴの3日前なんです。だから、ライヴが楽しみ!っていうワクワク感もありつつ、ちゃんとレコーディングが終わるのかっていう、いろんな意味で今、ドキドキです(笑)。
取材・文●赤木まみ
<タイナカ彩智 LiveTour2012 ~brand new day~>
9月1日(土)ell FITS ALL
9月7日(金)cafe モーツァルト・アトリエ
9月8日(土)musica hall cafe
9月15日(土)福岡 DANCITY
9月16日(日)SOLE CAFE
9月17日(祝・月)umeda AKASO
9月23日(日)duo music exchange
◆タイナカ彩智 オフィシャル・サイト
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