クリス・ブラウン、ナイトクラブでの事件を検察側が継続調査

フロリダ州マイアミ・デイド郡の州検察局は、クリス・ブラウンがファンのiPhoneを奪い取ったとされる事件について、今なお情報を精査するとともに関係者たちから話を聴くなど、詳しい調査を継続しているもようだ。

これはマイアミのテレビ局NBC 6が伝えたもので、ウワサとは裏腹にブラウンは起訴されてはおらず、特に弁護士とも接触していないと伝えられている。

警察は以前、NBC 6の取材に対して事件の詳細を話し、クリス・ブラウンがマイアミのサウスビーチにあるクラブ“カメオ”からラッパーのタイガらと出てきたところを、ファンの女性がiPhoneで撮影。それに怒ったクリス・ブラウンが彼女の携帯を奪い取ったと語った。

被害にあった女性ファン、クリスタル・スパンさんはすぐに警察へ通報し、「クリスは彼のベントレー（車）の窓を開け、手を外に伸ばして私のケータイを奪い取ると、『ビッチ！その写真をウェブに投稿するなんてマネはさせねえぞ』って言ったのよ」と警察に語ったそうだ。そしてこの届け出を受け、警察はクリス・ブラウンに対して窃盗容疑をかけたと言われている。

先日グラミー賞を受賞した上に、元恋人リアーナとのリミックスを2曲リリースしたばかりで絶好調の極みにいるクリス・ブラウンだが、2009年にリアーナに暴行した罪で現在も5年間の保護観察処分の身であることは忘れてはならない事実だ。

2/24（金）、インターネットのゴシップ・サイトTMZには、クリス・ブラウンがファンと一緒にポーズを取りながら写真を撮られる姿を納めたビデオが投稿され、その中で“ファンからiPhoneを奪ったというのは本当？”と質問されると無言で走り去る姿が映されている。また同サイトには、今回の被害者であるスパンさんが警察に被害を訴えている映像も投稿されており、ビデオの中で彼女は、「とにかく私のiPhoneを返して！」と叫んでいる。

◆ニュース提供：ビルボード
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