氷室京介、チャリティ・ライヴ収益総額6億6900万円超を寄付

ポスト

6月11、12日に東京ドームで行なわれた<氷室京介/東日本大震災復興支援チャリティライブ KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME "We Are Down But Never Give Up!!">の収益、寄付金、義援金の結果が、氷室京介のオフィシャル・サイトで報告された。

コンサートグッズを含む収益金の総額は669,220,940円にものぼり、その全額を、岩手、宮城、福島の三県に223,073,646円ずつ均等に配分して寄付されたという。また、氷室京介オフィシャル・サイトには各県の知事のからのコメントも掲載されており、それぞれの県での寄付金・義援金の使途にも触れられている。

以下、氷室京介オフィシャル・サイトより。

 ◆  ◆  ◆

「東日本大震災復興支援チャリティライブ KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME "We Are Down But Never Give Up!!"」寄付のご報告

6月11、12日の2日間に渡って、東京ドームで行われた「東日本大震災復興支援チャリティライブ KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME "We Are Down But Never Give Up!!"」。このチャリティライブの収益金の全額を、「寄付金または義援金」として東日本大震災の甚大な被害を受けた、岩手、宮城、福島の3県に均等に配分し寄付させて頂きました事を報告させて頂きます。

改めて、今回の大震災でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、いまだ苦しんでおられる被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、ファンの皆様はじめ、ご協力頂いた全ての方々に心より感謝申し上げます。

収益金(コンサートグッズ販売利益含む)
総額 669,220,940円

収益金は、「寄付金または義援金」として、岩手、宮城、福島の三県に223,073,646円ずつ均等に配分して寄付をさせて頂きました。

各県への寄付贈呈は、ロサンゼルスに居住する氷室の代行役として、同じ志の元、このプロジェクトに賛同し、ライヴ当日も密着レポートを担ってくれた日本テレビ「NEWS ZERO」のスタッフとメインキャスター村尾信尚氏にご協力をいただきました。

9月 NEWS ZERO一行は、福島、宮城、岩手の各県庁舎を訪れ、皆様から頂いた想いを各県知事に託してきました。各県への贈呈詳細 及び、各県知事から伺った使用用途の意向も併せてご報告させていただきます。


■9月12日(月)福島県知事へ贈呈 223,073,646円
「義援金」および「東日本大震災ふくしまこども寄付金」
(震災で親を亡くしたり、原発問題で移動を余儀なくされ、苦しむ子供たちのための基金)として役立てたい。

<福島県 佐藤雄平知事より>
まずは、被災なさって非常につらい状況でいる皆さん、そして、次の福島を担う未来の子供たち、そういう育成に使わせてもらったらありがたいなと思います。


■9月25日(日)宮城県知事へ贈呈 223,073,646円
「寄付金」として、県が行う災害復興対策事業(産業復興、地域医療復興など)に充当したい。

<宮城県 村井嘉浩知事より>
義援金は、被災者の皆様にそのままお渡しするお金とさせていただきたいと思います。
寄付金は税金としてなかなか支援できない部分に当てさせて頂こうと思います。
具体的には、津波で流されてしまった、個人の民間の病院、診療所、福祉施設こういったようなものを再建することに対して国の補助率が非常に低いものですからそれの上乗せという形で補助金等を乗せて支援するということに使わせて頂こうと思っています。大変ありがたいです。


■9月26日(月)岩手県知事へ贈呈 223,073,646円
「いわての学び希望基金」(津波・震災孤児等の支援)として活用したい。

<岩手県 達増拓也知事より>
今回の大震災で、子どもたち、小中学生は学校にいて親御さんたちは家や町にいて、バラバラでいた中で、親御さんが亡くなってしまい、子どもたちが残されたケースがかなりありまして、岩手県ではいわての学び希望基金という、親御さんを失った子どもたちに奨学金を出していくための基金を作ってありますので、そこに活用させて頂きたいと思います。


お客様をはじめとして、本公演にご協力頂いた全ての関係者の皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げると共に、今後の継続的な支援のご協力を改めてお願い申し上げます。

 ◆  ◆  ◆

◆氷室京介オフィシャル・サイト
◆EMI Music Japan アーティストページ

 
この記事をポスト

この記事の関連情報