[クロスビート新刊情報] レッチリ初の公式バイオ本が登場
待望のニュー・アルバム『アイム・ウィズ・ユー』のリリースと来日が8月に迫ってきたレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。彼らがバンド結成からジョン・フルシアンテ脱退までを語り下ろした初の公式バイオ本『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ オフィシャル・バイオグラフィ』が、7月19日にシンコーミュージックから発売される。
本書はメンバー自身と、LAパンク・シーンの顔役的存在だった人物、故ブレンダン・マレンとの共著。彼が1977年にオープンしたパンク・クラブ、ザ・マスクはジャームスやXなど重要バンドを数多く育てたことで有名だ。ブレンダンは1980年代に入ってからクラブ・ランジェリーに移ってブッキングを担当。結成間もない頃のレッド・ホット・チリ・ペッパーズに出演の機会を与え、彼らをローカルヒーローへと育てた。
その後ジャームスのバイオ本を手掛けるなど、執筆業も熱心に行なっていたブレンダンは、『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ オフィシャル・バイオグラフィ』を編集中の2009年10月に急死。レッチリは新作『アイム・ウィズ・ユー』に、彼に捧げた「ブレンダンズ・デス・ソング」を収め、親友の死を悼んでいる。黎明期からレッチリを見つめてきた著者ならではの精緻な仕事ぶり、貴重な写真を一挙300点以上も掲載した本書で確認して欲しい。
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