ダフ・マッケイガン、新作『ザ・テイキング』日本限定Tシャツ付で登場

ポスト
ダフ・マッケイガンの周囲が騒がしくなってきた。古巣ガンズ&ローゼズのロンドン公演に飛び入り、ジェーンズ・アディクションやマニック・ストリート・プリーチャーズの新作への参加、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー活動再開の噂など、目を離すことが出来ない昨今。そんな状況下、リリースされることになったのが、ダフ・マッケイガンズ・ローデッドの最新アルバム『ザ・テイキング』だ。

◆「We Win」ライブ&制作中の劇場公開作品トレーラー映像

ローデッド名義ではこれが4作目のスタジオ・アルバムとなる本作は、前作『シック』(2009)以上にダークでヘヴィな音作りを志向した作品になっているという。ダフとバンドのメンバー達が経てきた苦難、そして救済への道をテーマにしたアルバムで、ダフ自身が「自分が作ってきた作品で、最もコンセプト・アルバムに近い」と語っている。

社会への怒りを込めた「ローズ・オブ・アバドン」、人間関係の崩壊を描いた「イージアー・ライイング」など、全編緊張感のみなぎるサウンドは、ダフのシリアスなアーティストとしての側面を強調したものだ。アリス・イン・チェインズやサウンドガーデン、パンテラを手がけてきたテリー・デイトによるプロダクションも、アルバムをさらにヘヴィなものにしている。

日本では3形態での発売が3月に決定している。オフィシャルサイトでは、最新CDにオリジナルTシャツ(S、M、Lサイズ)が付いたスペシャルパックが2980円で限定発売、2月20日より予約開始となっており3月16日より順次発送される。2000セット限りの生産だ。(編集部註:Sサイズが追加されました。2011年3月1日 記)

一般のCDショップでは3月16日にボーナストラック2曲をプラスした(15曲入り・日本語解説・歌詞・対訳・ダフインタビュー付き)通常盤が2500円(VQCD-10257)で、3月30日にはボーナストラックや歌詞、訳詞、解説などが付属しない12曲入り1680円のベストプライス盤(VQCD-10258)が発売となる。

アルバム発表後には大規模なツアーも行なうことが決まっており、<ラウド・パーク08>以来となる来日公演も視野に入れているとか。さらにアルバムをコンセプトにした劇場映画も5月にアメリカで公開されることが決まっており、2011年のダフは、大きな動きを見せてくれそうだ。

『ザ・テイキング』
CD+オリジナルTシャツ 2,980円(税込)
1.ローズ・オブ・アバドン
2.エクセキューショナーズ・ソング
3.デッド・スキン
4.ウィ・ウィン
5.イージアー・ライング
6.シーズ・アン・アンカー
7.インディアン・サマー
8.レッキング・ボール
9.キング・オブ・ザ・ワールド
10.コカイン
11.ユア・ネーム
12.フォロー・ミー・トゥ・ヘル
アコースティック・ボーナス
13.コカイン
14.ラン・アウェイ*
15.キング・オブ・ザ・ワールド*
*日本盤限定ボーナストラック

『ザ・テイキング』
3月16日発売
通常盤 VQCD-10257 2500円(税込)
※15曲入り・日本語解説・歌詞・対訳・ダフインタビュー付き

3月30日発売
ベストプライス盤 VQCD-10258 1680円
※12曲入り



◆『ザ・テイキング』スペシャル・パッケージ販売サイト
◆ダフ・マッケイガン・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報