デイヴ・ナヴァロ、テイラー・ホーキンスの死に「ショックで1年間ギターを弾けなかった」
テイラー・ホーキンス
Raphael Pour-Hashemi, CC BY 2.0
ジェーンズ・アディクションのギタリスト、デイヴ・ナヴァロは2021年に、フー・ファイターズのドラマーだったテイラー・ホーキンス、元ジェーンズ・アディクションで現在、AC/DCのツアーに参加中のベーシスト、クリス・チェイニーとバンド、NHCを結成したが、彼らは、ホーキンスが2022年3月に亡くなる直前にファースト・アルバムのレコーディングを終えていたという。
ナヴァロは親しくしていたホーキンスの突然の死に衝撃を受け、しばらくギターを弾くことができなかったと、『Guitar World』の新インタビューで語っている。「俺ら、ミックスしマスタリングもしていた。そしたら、テイラーを喪った。コロナの最中だった。俺にはとても辛く、その後、ギターを手にすることができなかった」
「正直言って、1年くらい、ギターには手を触れなかった。彼はものすごく刺激的なアーティストだったから……。偉大なドラマーだっただけでなく、素晴らしいソングライター、作詞家だった。それに、誰からも愛される奴だった。みんな、彼のことが大好きだった」
「テイラーが亡くなった年、俺は長いこと、音楽をプレイしなかった。そして1年が過ぎたころ、ギターを手にし、カヴァー・ソングをプレイし始めたんだ。あの楽器に再び慣れ親しむって感じだ」
ナヴァロは、その時期、新型コロナウイルスの後遺症にも悩まされ、ジェーンズ・アディクションのツアーから離脱していた。今年5月に復帰し、ジェーンズ・アディクションは、ペリー・ファレル(Vo)、ナヴァロ(G)、スティーヴン・パーキンス(Dr)、エリック・エイヴァリー(B)のクラシック・ラインナップで14年ぶりにライヴ・パフォーマンスした。
彼らは来週(7月24日)、新曲「IMMINENT REDEMPTION」をリリースする。
Ako Suzuki
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