WOWOW、4月の『MUSIC LTD.』はドキュメントにJUJUが登場
──3作目のこのアルバムを『JUJU』と名付けたのは?
JUJU:今回はアルバムのタイトルを決めるのに、とても手こずりました。200個以上のタイトルが提案されましたが、納得できるものが全くなくて。でも、期限ギリギリのところで『JUJU』というタイトルが浮び、すぐに納得できました。
──『JUJU』というタイトルをこのアルバムに名付けて良かったと思いますか?
JUJU:はい。『JUJU』というタイトルの通り、このアルバムには“JUJU”のできることが全て詰まっています。このアルバムを聴くことで、私がどんな考えを持っていて、今までどんな人と出会って来たのかがわかる内容になっています。まさに いま以上でも以下でもない“JUJU”がどんな存在なのかを現わしたアルバムです。
──前作の2nd Album『What's Love?』から、何か変化はありますか?
JUJU:前作のテーマは「愛ってなんだろう?」でした。しかし、今回の『JUJU』は、“愛”はもちろん、それ以上に自分自身を見つめた内容になっています。まさに“JUJU”というタイトル通り、自分自身と向き合う曲が多いですね。
──今回のアルバムのレコーディングには、今までと何か変化がありましたか?
JUJU:私、年々歌うことが楽しくなっているんです。なので、声がどんどん出るようになり、レコーディング作業も早くなりましたね。
──「37℃」はBONNIE PINKさんが作詞なさった楽曲ですが、彼女がこの曲の作詞を務めたのは?
JUJU:この曲は、海外のクリエイターが作った曲で、元々は英語の歌詞が付いていました。この曲をそのまま英語詞で歌ってみると英語詞の印象がすごく強くて…私は自分で日本語詞を作ることが出来なくなってしまいました。そこで、この作詞を誰かにお願いしようと考えている時に、「BONNIE PINKちゃんならこの曲に素敵な歌詞をつけてくれるんじゃないか!?と思ったんです。元々彼女とは、プライベートでも仲が良いのですが、私の秘かな夢はいつかBONNIE PINKちゃんが作詞・作曲した曲を歌うことだったんです。彼女がいつも忙しいことは知っていたのですが、今回無理を承知で作詞をお願いすると、彼女は快諾してくれたんです! まさに、私の夢が叶った曲でもありますね。
──BONNIE PINKさんが作った「37℃」の歌詞を初めて読んだ時、どう思いましたか?
JUJU:すごいな、BONNIE PINK!と心から思いました。彼女の作った歌詞は、元の英語詞の響きを残したまま、全く違う内容に仕上がっていたんです。それ以上に、内容も素晴らしいんです。BONNIE PINKの作る楽曲に登場するのは、私がなりたくてもなれない、憧れの女性像なんです。今回の曲も、憧れる部分が多くありました。私は、誰かを好きになればなるほど、自分の欲求を言葉にできなくなってしまいます。相手の負担になることが嫌で、「会いたい」とは言えませんし、自分から一切連絡をとらなくなってしまいます。でもBONNIE PINKにはいつも「女の子だからこそ甘えることが許される。むしろ、女の子は甘えなくちゃいけない存在なんだよ!」と怒られています(笑)。なので、この歌詞には彼女から私への“この曲のような女の子になりなさいよー!”というメッセージが込められているのではないでしょうか。
──レコーディングで、最もエキサイトした曲は何ですか?
JUJU:「夜の果て」かな。私はやっぱりJAZZが好きだ、と思った曲です。実は、この曲は私がニューヨークにいた時に作った曲なんです。このアルバムのために改めてレコーディングし直しました。なので、レコーディング中にNYでの出来事を思い出し、とてもエキサイティングでした。
──「明日がくるなら」は、JUJUさんにとってどんな曲?
JUJU:私にとって、色々なことを学べた曲ですね。自分自身がとても成長できました。なぜなら、私が初めて誰かのために作った曲だからです。この曲は映画『余命1ヶ月の花嫁』の主題歌であり、この映画に登場する長島千恵さんのために作った曲なので、とても責任を感じました。私は、直接彼女にお会いすることはできませんでしたが、彼女の生き方にとても感銘を受けました。彼女が言った「みなさんに明日が来ることは奇跡です」という言葉にも、すごくインスパイヤされましたね。このプロジェクトに参加することができて本当に良かったと思っています。
──「桜雨」を初めて聴いた時に、どんな印象を持ちましたか?
JUJU:私は、春先に心がきゅんとなる曲が大好きなので、この曲を聴いてニヤっとしてしまいましたね。歌うのは、とても難しい曲です。私も歌い慣れるまでにとても時間がかかってしまい、最近やっと完璧に歌えるようになりました(笑)。
──「READY FOR LOVE」はどんな想いで作った曲ですか?
JUJU:テンションが上がる曲を歌いたい!と思って作りました。また、この曲は「素直になれたら」の続編でもあります。「素直になれたら」に登場する女の子が、“素直になれた”姿を描いています。
──「PRESENT」をアルバムのラストに収録したのは?
JUJU:『JUJU』は女の子の悲喜こもごも、様々な感情を表現した16曲が収録されているアルバムです。私は、全ての女の子はどんなに辛いことがあっても、明日を夢見ることができると思うんです。だからこそこのアルバムを聴き終わった後に、過去の自分は今の自分のために必要な存在なので、どんな過去も決して無駄ではなかったと思ってもらいたいんです。どんなに辛いことがあったとしても、今日の自分は未来の自分へのプレゼントなんだと思います。なので、アルバムの最後を「PRESENT」にしました。
──『JUJU』には色々な女性像が描かれていると語ってくださいましたが、中でも特にどの曲に登場する女性が好きですか?
JUJU:全部が大好きですね。憧れている女性像も収録していますが、特に憧れるのはやはり「37℃」の女の子ですね。
『MUSIC LTD.』毎週金曜夜9:30~ 無料放送
◆WOWOWオフィシャルサイト
JUJU:今回はアルバムのタイトルを決めるのに、とても手こずりました。200個以上のタイトルが提案されましたが、納得できるものが全くなくて。でも、期限ギリギリのところで『JUJU』というタイトルが浮び、すぐに納得できました。
──『JUJU』というタイトルをこのアルバムに名付けて良かったと思いますか?
JUJU:はい。『JUJU』というタイトルの通り、このアルバムには“JUJU”のできることが全て詰まっています。このアルバムを聴くことで、私がどんな考えを持っていて、今までどんな人と出会って来たのかがわかる内容になっています。まさに いま以上でも以下でもない“JUJU”がどんな存在なのかを現わしたアルバムです。
──前作の2nd Album『What's Love?』から、何か変化はありますか?
JUJU:前作のテーマは「愛ってなんだろう?」でした。しかし、今回の『JUJU』は、“愛”はもちろん、それ以上に自分自身を見つめた内容になっています。まさに“JUJU”というタイトル通り、自分自身と向き合う曲が多いですね。
──今回のアルバムのレコーディングには、今までと何か変化がありましたか?
JUJU:私、年々歌うことが楽しくなっているんです。なので、声がどんどん出るようになり、レコーディング作業も早くなりましたね。
──「37℃」はBONNIE PINKさんが作詞なさった楽曲ですが、彼女がこの曲の作詞を務めたのは?
JUJU:この曲は、海外のクリエイターが作った曲で、元々は英語の歌詞が付いていました。この曲をそのまま英語詞で歌ってみると英語詞の印象がすごく強くて…私は自分で日本語詞を作ることが出来なくなってしまいました。そこで、この作詞を誰かにお願いしようと考えている時に、「BONNIE PINKちゃんならこの曲に素敵な歌詞をつけてくれるんじゃないか!?と思ったんです。元々彼女とは、プライベートでも仲が良いのですが、私の秘かな夢はいつかBONNIE PINKちゃんが作詞・作曲した曲を歌うことだったんです。彼女がいつも忙しいことは知っていたのですが、今回無理を承知で作詞をお願いすると、彼女は快諾してくれたんです! まさに、私の夢が叶った曲でもありますね。
──BONNIE PINKさんが作った「37℃」の歌詞を初めて読んだ時、どう思いましたか?
JUJU:すごいな、BONNIE PINK!と心から思いました。彼女の作った歌詞は、元の英語詞の響きを残したまま、全く違う内容に仕上がっていたんです。それ以上に、内容も素晴らしいんです。BONNIE PINKの作る楽曲に登場するのは、私がなりたくてもなれない、憧れの女性像なんです。今回の曲も、憧れる部分が多くありました。私は、誰かを好きになればなるほど、自分の欲求を言葉にできなくなってしまいます。相手の負担になることが嫌で、「会いたい」とは言えませんし、自分から一切連絡をとらなくなってしまいます。でもBONNIE PINKにはいつも「女の子だからこそ甘えることが許される。むしろ、女の子は甘えなくちゃいけない存在なんだよ!」と怒られています(笑)。なので、この歌詞には彼女から私への“この曲のような女の子になりなさいよー!”というメッセージが込められているのではないでしょうか。
──レコーディングで、最もエキサイトした曲は何ですか?
JUJU:「夜の果て」かな。私はやっぱりJAZZが好きだ、と思った曲です。実は、この曲は私がニューヨークにいた時に作った曲なんです。このアルバムのために改めてレコーディングし直しました。なので、レコーディング中にNYでの出来事を思い出し、とてもエキサイティングでした。
──「明日がくるなら」は、JUJUさんにとってどんな曲?
JUJU:私にとって、色々なことを学べた曲ですね。自分自身がとても成長できました。なぜなら、私が初めて誰かのために作った曲だからです。この曲は映画『余命1ヶ月の花嫁』の主題歌であり、この映画に登場する長島千恵さんのために作った曲なので、とても責任を感じました。私は、直接彼女にお会いすることはできませんでしたが、彼女の生き方にとても感銘を受けました。彼女が言った「みなさんに明日が来ることは奇跡です」という言葉にも、すごくインスパイヤされましたね。このプロジェクトに参加することができて本当に良かったと思っています。
──「桜雨」を初めて聴いた時に、どんな印象を持ちましたか?
JUJU:私は、春先に心がきゅんとなる曲が大好きなので、この曲を聴いてニヤっとしてしまいましたね。歌うのは、とても難しい曲です。私も歌い慣れるまでにとても時間がかかってしまい、最近やっと完璧に歌えるようになりました(笑)。
──「READY FOR LOVE」はどんな想いで作った曲ですか?
JUJU:テンションが上がる曲を歌いたい!と思って作りました。また、この曲は「素直になれたら」の続編でもあります。「素直になれたら」に登場する女の子が、“素直になれた”姿を描いています。
──「PRESENT」をアルバムのラストに収録したのは?
JUJU:『JUJU』は女の子の悲喜こもごも、様々な感情を表現した16曲が収録されているアルバムです。私は、全ての女の子はどんなに辛いことがあっても、明日を夢見ることができると思うんです。だからこそこのアルバムを聴き終わった後に、過去の自分は今の自分のために必要な存在なので、どんな過去も決して無駄ではなかったと思ってもらいたいんです。どんなに辛いことがあったとしても、今日の自分は未来の自分へのプレゼントなんだと思います。なので、アルバムの最後を「PRESENT」にしました。
──『JUJU』には色々な女性像が描かれていると語ってくださいましたが、中でも特にどの曲に登場する女性が好きですか?
JUJU:全部が大好きですね。憧れている女性像も収録していますが、特に憧れるのはやはり「37℃」の女の子ですね。
『MUSIC LTD.』毎週金曜夜9:30~ 無料放送
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