UKのエステル、新曲を発表。年内には新作も。
グラミー賞を獲得するなどアメリカでも人気の英国人女性シンガー/ラッパー、エステル(Estelle)が、今年新作を発表するようだ。
エステルは今月26日、新曲"Freak"を発表。オフィシャルサイト www.estellemusic.com にてデジタルシングルの販売も開始された。この新曲は、昨年全米で14週連続1位という脅威のメガヒットとなったブラック・アイド・ピーズ(Black Eyed Peas)の"I Gotta Feeling"をプロデュースしたフランス人DJ、デヴィット・ゲッタ(David Guetta)が手がけている。ゲストにラッパーのカーディナル・オフィシャル(Kardinall Offishall)を迎え、同じイギリスのグループ、ソウルIIソウル(Soul II Soul)による世界的ヒット"Back To Life (However Do You Want Me)"(1989年)のフレーズを盛り込んだアッパーなダンス曲になっている。すでに、カニエ・ウェスト(Kanye West)の"Coldest Winter"などを監督した映像作家、ナビル・エルダーキン(Nabil Elderkin)によるミュージックビデオの撮影は終了しており、グレイス・ジョーンズ(Grace Jones)を思わせる個性的な映像に仕上がっているようだ。ニューアルバム"All Of Me"は年内の発売を予定しているとのこと。
エステルは2004年に"The 18th Day"で本国イギリスでデビュー。同年、英MOBO Awardsで最優秀新人賞に輝いた。このデビュー作にはメジャー・デビュー前のジョン・レジェンド(John Legend)も参加していたが、2008年にはジョン・レジェンドのレーベルからセカンドアルバム"Shine"を発表し、全米デビューを果たした。カニエ・ウェストと共演した"American Boy"で、2009年の第51回グラミー賞の最優秀ラップ/歌唱コラボレーション賞を受賞している。
◆エステル Artist Info(notrax)
◆エステル Artist Video(notrax)
text by notrax