全英アルバム・チャート、スリップノットの新作が初登場1位

今週のUKアルバム・チャートは、スリップノットの7枚目のスタジオ・アルバム『The End, So Far』が初登場で1位に輝いた。彼らにとって、セカンド『Iowa』（2001年）、前作『We Are Not Your Kind』（2019年）に次ぐ3作目の全英No.1アルバムとなった。

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『The End, So Far』と接戦を繰り広げ、週半ばの集計ではトップにつけていたジョージ・マイケルのサード・アルバム『Older』（1996年）のリイッシュー盤は2位に再エントリー。『The End, So Far』と『Older』のセールスの差は、わずか340ユニットだったという。

3位にはスコットランドのインディ・ロック・バンド、ザ・スナッツのセカンド『Burn The Empire』が初登場。今週はこのほか、クレイグ・デイヴィッドの8枚目のスタジオ・アルバム『22』が7位、ヤー・ヤー・ヤーズの9年ぶりの新作『Cool It Down』が10位にチャート・インしている。



シングル・チャートは、サム・スミスとドイツ出身のシンガー、キム・ペトラスのコラボ「Unholy」が2週連続で1位を獲得した。今週はトップ5まで動きがなく、デヴィッド・ゲッタとビービー・レクサの「I’m Good (Blue)」が2位、ルイス・キャパルディの「Forget Me」が3位、Eliza RoseとInterplanetary Criminalの「B.O.T.A. (Baddest Of Them All)」が4位、ワンリパブリックの「I Ain't Worried」が5位をキープした。

新たにトップ10入りしたのは2曲あり、ポケモンとタッグを組んだエド・シーランの「Celestial」が6位に初登場し、ビヨンセの「CUFF IT」が先週の14位から10位に上昇した。

シーランと“ポケモン”が共演する「Celestial」のミュージック・ビデオは、YouTubeで9月30日に公開されてから、すでに650万回以上が視聴されている。




Ako Suzuki